『喜劇 女は度胸』写真

©1969 松竹株式会社

5月21日(日)〜27日(土)

喜劇 女は度胸

1969年(S44)/松竹/カラー/90分

■監督・脚本:森崎東/原案:山田洋次/脚本:大西信行/撮影:高羽哲夫/美術:熊谷正雄/音楽:山本直純
■出演:渥美清、河原崎建三、沖山秀子、清川虹子、花澤徳衛、有島一郎

羽田空港の騒音が響くどぶ川べりの下町。粗野なトラック運転手の兄と純情な弟、二人のちょっとした誤解がすったもんだの大騒動へ!森崎東の監督デビュー作に倍賞美津子主演、度胸たっぷりの“いい女”ぶりを発揮する。

『喜劇 男は愛嬌』写真

©1970 松竹株式会社

5月28日(日)〜6月3日(土)

喜劇 男は愛嬌

1970年(S45)/松竹/カラー/87分

■監督・脚本:森崎東/脚本:熊谷勲、梶浦政男/撮影:吉川憲一/美術:芳野尹孝/音楽:山本直純
■出演:渥美清、沖山秀子、寺尾聰、財津一郎、田中邦衛、宍戸錠、花澤徳衛、浜村純

帰ってくるたびに騒動を巻きおこす荒くれ者の船員と、心優しく一途な工員。この兄弟が不良少女の幸福をさがして対立と奮戦を繰り返す──。渥美清×寺尾聰×倍賞美津子が織りなすバイタリティあふれる森崎喜劇。

『こちら55(ゴーゴー)号応答せよ!危機百発』写真

©1970 松竹株式会社

6月4日(日)〜10日(土)

こちら55(ゴーゴー)号応答せよ!危機百発

1970年(S45)/松竹/カラー/88分

■監督・脚本:野村芳太郎/脚本:ジェームス三木、吉田剛/撮影:川又昂/美術:重田重盛/音楽:木下忠司
■出演:萩本欽一、坂上二郎、長山藍子、フランキー堺、財津一郎、石立鉄男、ピーター

同じ女性に恋してしまった欽ちゃん刑事と二郎さん刑事がコンビを組まされ、奇想天外な捕物を始める──! 野村芳太郎監督とコント55号がおりなす抱腹絶倒のサスペンス・コミック。人生の偶然を面白おかしく描く。

『喜劇 冠婚葬祭入門』写真

©1970 松竹株式会社

6月11日(日)〜17日(土)

喜劇 冠婚葬祭入門

1970年(S45)/松竹/カラー/87分

■監督・脚本:前田陽一/原作:塩月弥栄子/脚本:宮川一郎/撮影:荒野諒一/美術:芳野尹孝/音楽:木下忠司
■出演:三木のり平、由利徹、古今亭志ん朝、森光子、ケーシー高峰、ちあきなおみ

ハウツー本のベストセラー、塩月弥栄子『冠婚葬祭入門』の完全映画化。うだつのあがらぬサラリーマンだが、冠婚葬祭にはずば抜けた名人芸を発揮する主人公。しかし、ひとり娘の縁談となると彼も頭を悩ませる──。

『喜劇 女は男のふるさとヨ』写真

©1971 松竹株式会社

6月18日(日)〜24日(土)

喜劇 女は男のふるさとヨ

1971年(S46)/松竹/カラー/90分

■監督・脚本:森崎東/原作:藤原審爾/脚本:山田洋次/撮影:吉川憲一/美術:梅田千代夫/音楽:山本直純
■出演:森繁久彌、中村メイコ、緑魔子、河原崎長一郎、犬塚弘、伴淳三郎

ストリッパー斡旋所「新宿芸能社」を経営する夫婦と、そこで働く踊子たちの悲喜こもごもを描いた群像喜劇。藤原審爾原作『わが国おんな三割安』の映画化で、女たちの優しさ、強さ、たくましさにホロリとさせられる。

『黒木太郎の愛と冒険』写真

©1977 馬道プロ/ATG

6月25日(日)〜7月1日(土)

黒木太郎の愛と冒険

1977年(S52)/馬道プロダクション、ATG/白黒/110分

■監督・脚本:森崎東/原作:野呂重雄/撮影:村上雅彦/美術:田口和男/音楽:佐藤勝
■出演:田中邦衛、財津一郎、伴淳三郎、清川虹子、小沢昭一、三國連太郎、緑魔子、杉本美樹、沖山秀子

気弱なくせに冒険好きでおせっかいな四二歳の映画スタントマンを主人公に、その家族や友人、映画監督を夢みる若者たちが絡みあう、ハチャメチャでパワフルな庶民群像──。倍賞美津子は元女優の奥さん役。

『炎のごとく』写真

©TOHO CO.,LTD.

7月2日(日)〜8日(土)

炎のごとく

1981年(S56)/大和新社/カラー/147分

■監督・脚本:加藤泰/原作:飯干晃一/撮影:丸山恵司/美術:梅田千代夫/音楽:鏑木創
■出演:菅原文太、若山富三郎、中村玉緒、丹波哲郎、藤田まこと、藤山寛美、高田浩吉、国広富之

流浪の博奕打ちが、ひとりの瞽女を愛しながらも、近藤勇と出会い、幕末の動乱の中に身を投じていく──。激しく変わろうとする時代の中でひたむきに生きた男の半生をエネルギッシュに描く、加藤泰最後の劇映画。

『復讐するは我にあり』写真

©1979 松竹株式会社

7月9日(日)〜15日(土)

復讐するは我にあり

1979年(S54)/松竹、今村プロダクション/カラー/140分

■監督:今村昌平/原作:佐木隆三/脚本:馬場当/撮影:姫田真佐久/美術:佐谷晃能/音楽:池辺晋一郎
■出演:緒形拳、三國連太郎、ミヤコ蝶々、小川真由美、清川虹子、フランキー堺

五人を殺害し、詐欺と女性関係を繰り返した主人公。彼の生い立ち、犯行、逃亡生活、そして父との相克──。「西口彰連続殺人事件」にもとづく直木賞受賞作の映画化で、倍賞美津子はこの凶悪犯の妻役を熱演。

『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』写真

©キノシタ映画

7月16日(日)、17日(月)
19日(水)〜22日(土)

生きてるうちが花なのよ
死んだらそれまでよ党宣言

1985年(S60)/キノシタ映画/カラー/105分

■監督・脚本:森崎東/脚本:近藤昭二、大原清秀/撮影:浜田毅/美術:高橋章/音楽:宇崎竜童
■出演:原田芳雄、平田満、梅宮辰夫、泉谷しげる、左とん平、殿山泰司、小林トシ江、乱孝寿

ドサ回りのストリッパーを中心に、原発ジプシー、娼婦、ヤクザ、悪徳刑事にダメ教師等ハミダシ人間たちが繰り広げる面白くも哀しい人間ドラマ。公開と同時に反響を呼び主演の倍賞美津子はこの年各映画賞に輝いた。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売いたします。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって、画面が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承ください。

※7月18日(火)はメンテナンスのため休館いたします。

トップ写真: 『炎のごとく』1981年/加藤泰 ©TOHO CO.,LTD.