■監督・脚本:小沢茂弘/脚本:村尾昭、高田宏治/撮影:鈴木重平/美術:鈴木孝俊/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、待田京介、山城新伍、桜町弘子、小池朝雄、若山富三郎、河野秋武、河津清三郎
舞台は昭和初期の大阪飛田新地。博奕の虜になり、愛する者、財産すべてを奪いとられた男を、一匹狼の流れ者が救う──。みごとな張りっぷりをみせる鶴田浩二の色気と哀愁、男と男の世界。大ヒット「博奕打ち」シリーズの第一弾。
2020年10月10日(土)
〜11月30日(月)
レイトショー 連日21時スタート
ラピュタ阿佐ケ谷
東映任侠路線のヒット・シリーズ「博奕打ち」より七作品を連続上映。
毎回趣向を変えながら、渡世に生きる者の哀歓と苦悩を鮮やかに描きだします。
──着流し鶴田の惚れ惚れするような男っぷり!
10月10日(土)〜16日(金)
1967年(S42)/東映京都/カラー/91分
■監督・脚本:小沢茂弘/脚本:村尾昭、高田宏治/撮影:鈴木重平/美術:鈴木孝俊/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、待田京介、山城新伍、桜町弘子、小池朝雄、若山富三郎、河野秋武、河津清三郎
舞台は昭和初期の大阪飛田新地。博奕の虜になり、愛する者、財産すべてを奪いとられた男を、一匹狼の流れ者が救う──。みごとな張りっぷりをみせる鶴田浩二の色気と哀愁、男と男の世界。大ヒット「博奕打ち」シリーズの第一弾。
10月17日(土)〜23日(金)
1967年(S42)/東映京都/カラー/89分
■監督・脚本:小沢茂弘/脚本:高田宏治/撮影:わし尾元也/美術:大門恒夫/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、待田京介、山城新伍、松尾嘉代、天津敏、遠藤辰雄、藤山寛美、丹波哲郎
第二弾では博徒の金看板といわれる「刺青」をクローズアップ。東京で修業を積んだ主人公が五年ぶりに大阪へ帰還。すっかり様変わりした故郷で、恩人の窮地を救うべく立ちあがる──。クライマックスは日本一の彫師を決める「がまん大会」、圧巻!
10月24日(土)〜30日(金)
1967年(S42)/東映京都/カラー/89分
■監督・脚本:小沢茂弘/脚本:高田宏治/撮影:山岸長樹/美術:大門恒夫/音楽:渡辺宙明
■出演:鶴田浩二、待田京介、石山健二郎、木暮実千代、橘ますみ、小松方正、若山富三郎、藤山寛美
第三弾の舞台は昭和初期、不景気のどん底に陥っていた筑豊炭田。「爆弾常」の異名をとる気のいい博奕打ちが、恩義を受けた鉱主の仇を討つべく決死の大勝負に挑む──。九州を中心に流行っていたという「たうさぎ博奕」が題材。
10月31日(土)〜11月6日(金)
1968年(S43)/東映京都/カラー/95分
■監督:山下耕作/脚本:笠原和夫/撮影:山岸長樹/美術:富田次郎/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、藤純子、桜町弘子、若山富三郎、名和宏、三上真一郎、佐々木孝丸、金子信雄、曽我廼家明蝶
一家の跡目相続をめぐる兄弟分同士の反目が、義理と人情の相克のなか、加速度的に悲劇へと突き進んでいく。笠原和夫の緻密な脚本、山下耕作の格調高い演出、鶴田・若山渾身の名演技。三島由紀夫が絶賛したことでも知られる東映任侠映画の最高傑作。
11月7日(土)〜13日(金)
1968年(S43)/東映京都/カラー/89分
■監督:小沢茂弘/脚本:笠原和夫/撮影:赤塚滋/美術:井川徳道/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、加東大介、松尾嘉代、石山健二郎、待田京介、山本麟一、遠藤辰雄、名和宏、玉川良一、河津清三郎
ともに殴り込みに参加したものの対照的な運命を辿った旅人二人が、奇しくも再会を果たす──。シリーズ第五弾では組織に翻弄される一匹渡世の宿命を描破。加東大介が初老の渡世人に扮して味のある演技を披露する。
11月14日(土)〜20日(金)
1968年(S43)/東映京都/カラー/92分
■監督:小沢茂弘/脚本:村尾昭、高田宏治/撮影:山岸長樹/美術:矢田精治/音楽:津島利章
■出演:鶴田浩二、若山富三郎、中村玉緒、遠藤辰雄、天津敏、国一太郎、沢彰謙、時美沙、石井富子
第六弾はタイトル通り「いかさま博奕」に焦点をあて、鶴田浩二扮する一匹狼の博奕打ちと、天才的なシゴト師・若山富三郎が一世一代の大勝負を展開。どのように見破り、いかにして勝つか。スリリングな二人の対決から目が離せない。
11月21日(土)〜30日(月)
1971年(S46)/東映京都/カラー/106分
■監督:山下耕作/脚本:笠原和夫/撮影:吉田貞次/美術:吉村晟/音楽:木下忠司
■出演:鶴田浩二、安田道代、若山富三郎、水島道太郎、渡瀬恒彦、遠藤辰雄、天本英世、内田朝雄、天津敏
かつて深く愛しあった女が、大恩ある親分の妻になるという運命のいたずら──。『総長賭博』の名コンビ、山下耕作監督、笠原和夫脚本による任侠映画の愛の名作。傷ついたヒロインを抱えながら渡っていく血海の花道、凄絶美。
一般/1,300円 シニア・学生/1,100円 会員/900円 ※水曜サービスデー/1,100円均一
トップ写真: 『博奕打ち 総長賭博』1968年/山下耕作 ©東映