11月16日(水)〜22日(火)

人肌呪文

1960年(S35)/大映京都/白黒/86分

『人肌呪文』写真

©KADOKAWA 1960

■監督:加戸敏/脚本:伊藤大輔/撮影:竹村康和/美術:太田誠一/音楽:鈴木静一
■出演:勝新太郎、小林勝彦、浦路洋子、宇治みさ子、北原義郎、中村鴈治郎、舟木洋一、月田昌也、杉山昌三九、伊沢一郎、荒木忍

伊藤大輔のオリジナル・シナリオを加戸敏が監督した、謎と波乱の痛快時代劇。中村鴈治郎の大久保彦左衛門、月田昌也の一心太助、そして快浪人・勝新太郎が、伊豆の銀山の機密書類をめぐって活躍、横領のからくりをあばいていく。

11月16日(水)〜22日(火)

銀座のどら猫

1960年(S35)/大映東京/白黒/78分

『銀座のどら猫』写真

©KADOKAWA 1960

■監督:井上芳夫 /脚本:下飯坂菊馬、田坂啓/撮影:小林節雄/美術:山口 /音楽:池野成
■出演:弓恵子、藤巻潤、仁木多鶴子、宮川和子、江波杏子、岸正子、立花良一、伊丹一三、村上不二夫、夏木章

弓、仁木、宮川のトリオ、今度は裏銀座をのし歩くズベ公役。大阪から逃げてきたというヤクザの幹部・藤巻潤と知りあい、持ち前の義侠心から匿うことに──。下飯坂菊馬と田坂啓の共同オリジナル・シナリオを井上芳夫が監督した青春篇。

11月20日(日)〜26日(土)

性生活の知恵

1961年(S36)/大映東京/白黒/58分

『性生活の知恵』写真

©KADOKAWA 1961

■監督:水野洽/原作:謝国権/脚本:関口多景士、桜井康裕/撮影:渡辺徹/美術:後藤岱二郎/音楽:入野義朗
■出演:竹村南海児、三浦友子、花野富夫、奈良ひろみ、森矢雄二、入江洋佑、夏木章、有島圭子

性医学評論のパイオニア・謝国権『性生活の知恵』を映画化。竹村南海児&三浦友子のすれ違い夫婦、花野富夫&奈良ひろみの産後レス夫婦など、ある団地に住む五組の男女関係を描いて、性生活の不調和問題に解答をつけたオムニバス・ムービー。

11月20日(日)〜26日(土)

性生活の知恵 第二部

1961年(S36)/大映東京/白黒/64分

『性生活の知恵 第二部』写真

©KADOKAWA 1961

■監督:阿部毅/原作:謝国権/脚本:桜井康裕/撮影:宗川信夫/美術:井上章/音楽:大沢保郎
■出演:早川雄三、市田ひろみ、山中雄司、三浦友子、大庭健次朗、山中和子、南方伸夫、耕田久鯉子、村上不二夫、目黒幸子

会社守衛の吉川さん一家は、長男・次男夫婦に目下恋愛中の三男が同居の大家族。そこへ子連れの出戻り長女も加わって──。謝国権のベストセラー映画化第二弾ではホームドラマ形式をとりながら性の問題に迫る。本作でも大映助演陣が大活躍。

11月20日(日)〜26日(土)

愛の三分間指圧

1968年(S43)/大映東京/白黒/45分 ※16mm

『愛の三分間指圧』写真

©KADOKAWA 1968

■監督:弓削太郎/脚本:高橋二三/撮影:宗川弘/美術:山口 /音楽:池野成
■出演:浪越徳治郎、吉野妙子、福原真理子、津山由起子、八代順子、水木正子、石黒三郎、森矢雄二、榎本喜八、北の花勝利、柴田国明

「指圧の心、母ごころ、おせば生命の泉湧く」の名文句で一世を風靡した浪越徳治郎のTV指圧教室を大胆にも映画にしてしまったのがこの作品。吉野妙子、津山由起子ら大映の若手女優をモデルに指圧の基礎から応用までを紹介する。

11月23日(水)〜29日(火)

陽気な殿様

1962年(S37)/大映京都/カラー/91分

『陽気な殿様』写真

©KADOKAWA 1962

■監督:森一生/原作:五味康祐/脚本:笠原良三/撮影:今井ひろし/美術:下河原友雄/音楽:斎藤一郎
■出演:市川雷蔵、宇津井健、坪内ミキ子、高田美和、小林勝彦、天知茂、藤原礼子、真城千都世、佐々十郎、菅井一郎

男振りもよく、腕前も抜群という庶民的な若様が、江戸から国表姫路へ向かう道中で見舞われる剣難女難の数々──。市川雷蔵主演の明朗時代劇。遊び仲間の大工・小林勝彦、トンデモ浪人・天知茂ら脇を固めるキャラクターも個性豊かで◎。

11月23日(水)〜29日(火)

襲われた手術室

1960年(S35)/大映東京/白黒/65分

『襲われた手術室』写真

©KADOKAWA 1960

■監督:阿部毅/原案:竜井謙太/脚本:下飯坂菊馬、田坂啓/撮影:宗川信夫/美術:山口 /音楽:池野成
■出演:友田輝、浜田ゆう子、倉田マユミ、三保まりこ、高松英郎、藤山浩一、土方孝哉、町田博子

とある外科医院に逃亡中の強盗三人組が押しいった。そこへ急病の少年が……。深夜の手術室、兇悪ギャングの拳銃を背に幼い命は救えるか──?!青年医師の友田輝、その恋人で女医の浜田ゆう子、看護婦・倉田マユミといった面々が奮闘する。

11月27日(日)〜12月3日(土)

色の道教えます 夢三夜

1961年(S36)/大映京都/白黒/75分

『色の道教えます 夢三夜』写真

©KADOKAWA 1961

■監督:加戸敏/原作:五味康祐/脚本:犬塚稔/撮影:牧田行正/美術:神田孝一郎/音楽:高橋半
■出演:中村鴈治郎、小林勝彦、千葉敏郎、三田村元、小桜純子、加茂良子、三田登喜子、毛利郁子、荒木忍、葛木香一

「色の道」にまつわるドタバタを三つの挿話にわけて描いた艶笑時代劇で、そのすべてに中村鴈治郎の家老が絡む。老藩主の命に背いた娘をうまく懲らしめる「上意討ち」、新婚夫婦の床入りを手助けする「横笛」、古の風習を扱った「うわなり打」。

11月27日(日)〜12月3日(土)

地獄の刺客

1962年(S37)/大映京都/白黒/79分

『地獄の刺客』写真

©KADOKAWA 1962

■監督:池広一夫/脚本:新藤兼人/撮影:牧浦地志/美術:加藤茂/音楽:塚原晢夫
■出演:藤巻潤、炎加世子、島田竜三、丹羽又三郎、中村豊、石黒達也、杉田康、守田学、寺島貢、伊達三郎、林寛、嵐三右衛門、寺島雄作

幕府の密命を受けた一隊が、江戸から佐渡まで間道伝いに囚人七十人を護送する。仲間を奪い返そうとするならず者たち、各々の思惑を秘め狂奔する護送役人。主演の藤巻潤を中心に炎加世子、島田竜三、丹羽又三郎らが競演。火花を散らす。

11月30日(水)〜12月6日(火)

ラーメン大使

1967年(S42)/大映東京/カラー/84分 ※16mm

『ラーメン大使』写真

©KADOKAWA 1967

■監督:島耕二/原作・脚本:花登筐/脚本:舟橋和郎/撮影:渡辺徹/美術:高橋康一/音楽:大森盛太郎
■出演:フランキー堺、船越英二、高毬子、春川ますみ、若水ヤエ子、渚まゆみ、紺野ユカ、市村俊幸、中村是好

海を渡ってやってきた恩人探しのラーメン大使・王さんが、いく先々で巻きおこす笑いと涙の珍騒動──。フランキー堺主演の人情ドタバタコメディ。船越英二の人の好い巡査、若者グループ「葉っぱの会」など彼を助ける周囲の人々もいい味。

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