『六條ゆきやま紬』写真

©TOHO CO.,LTD.

10月2日(日) 〜8日(土)

六條ゆきやま紬

1965年(S40)/東京映画/白黒/106分

■監督・脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:小島基司/音楽:佐藤勝
■出演:高峰秀子、小林桂樹、大空真弓、杉村春子、佐野周二、毛利菊枝、石山健二郎、宇佐美淳也、神山繁、大辻伺郎、名古屋章、浜村純

雪深い北国の旧家に伝わるゆきやま紬。芸者あがりの未亡人・高峰秀子は、夫の遺志を受け継ぎ、周囲の圧迫にも負けず織物の伝統を復活させるのだが──。ヒロインを陰から慕い支える使用人にフランキー、シリアスに好演。

『与太郎戦記 女は幾万ありとても』写真

©KADOKAWA 1970

10月2日(日) 〜8日(土)

与太郎戦記 女は幾万ありとても

1970年(S45)/大映東京/カラー/84分 ※16mm

■監督:弓削太郎/原作:春風亭柳昇/脚本:舟橋和郎/撮影:上原明/美術:後藤岱二郎/音楽:池野成
■出演:長門勇、玉川良一、長谷川待子、田武謙三、都家かつ江、夏木章、梅津栄、春風亭柳昇、柳亭痴楽

女を入れない軍隊に美人部隊がやって来たから、さあ大変!あの手この手の接近合戦がスタートした──。春風亭柳昇の実体験原作をもとに製作された「与太郎戦記」シリーズ。第四弾はほんわかとお色気も加わり、笑いもさらにエスカレート。

『写楽』写真

©写楽製作委員会

10月5日(水) 〜11日(火)

写楽 Sharaku

1995年(H7)/西友、TSUTAYA、堺綜合企画、表現社、テレビ朝日/カラー/138分

■監督:篠田正浩/原作・脚本:皆川博子/撮影:鈴木達夫/美術:浅葉克己、池谷仙克/音楽:武満徹
■出演:真田広之、岩下志麻、葉月里緒菜、佐野史郎、片岡鶴太郎、永澤俊矢、坂東八十助、竹中直人、中村富十郎

江戸の町に突如現れた謎の浮世絵師・東洲斎写楽とは──。川島雄三が写楽を題材にした映画『寛政太陽傳』の企画を語ったことから、写楽研究の道に入りこんだフランキー。企画総指揮をとり、自らも出版界の鬼才・蔦屋重三郎を演じる。

『喜劇 男の子守唄』写真

©1972 松竹株式会社

10月9日(日) 〜15日(土)

喜劇 男の子守唄

1972年(S47)/松竹/カラー/88分

■監督・脚本:前田陽一/脚本:田坂啓、満友敬司/撮影:竹村博/美術:佐藤公信/音楽:山本直純
■出演:倍賞美津子、生田悦子、財津一郎、ミヤコ蝶々、森川信、ミッキー安川、鳳啓助、京唄子、真山譲次

東京の片隅で、昼間はしがないチンドン屋稼業、夜はホストをアルバイトにして、十歳の少年を育てる戦災孤児あがりの独身男――。戦後日本のめざましい経済復興から取り残された“焼跡闇市派”の心情を切なく綴る人情喜劇。

『瀬戸はよいとこ 花嫁観光船』写真

©1976 松竹株式会社

10月9日(日) 〜15日(土)

瀬戸はよいとこ 花嫁観光船

1976年(S51)/松竹/カラー/93分

■監督・脚本:瀬川昌治/脚本:大川久男/撮影:丸山恵司/美術:佐藤之俊/音楽:いずみたく
■出演:山城新伍、財津一郎、朝丘雪路、日色ともゑ、田坂都、ミヤコ蝶々、春川ますみ、人見きよし、夏夕介、村地弘美

本四連絡架橋の再開工事を控えた明石・鳴門を舞台に、リゾート開発をめぐって展開される色と欲のドタバタ騒動──。阿波踊りの賑わいを背景に、男女の痴話げんかが延々ともつれあい、至福に満ちた感動的な出航シーンが訪れる。

『君も出世ができる』写真

©TOHO CO.,LTD.

10月12日(水) 〜15日(土)

君も出世ができる

1964年(S39)/東宝/カラー/100分

■監督:須川栄三/脚本:笠原良三、井手俊郎/撮影:内海正治/美術:村木忍、竹中和雄/音楽:黛敏郎
■出演:高島忠夫、雪村いづみ、浜美枝、中尾ミエ、ジェリー伊藤、藤村有弘、有島一郎、益田喜頓、沢村いき雄、十朱久雄

唄って、踊って、ハッスルするフランキー!出世が生きがいというモーレツサラリーマンの奮闘を描いた傑作和製ミュージカル。ダイナミックで洒落たタッチのショウ場面は素晴らしく、とりわけ四百人を動員したというビル街の大群舞は圧巻。

【関連上映】ザムザ阿佐谷(ラピュタビルB1) 8月29日(月)・30日(火)、9月6日(火) 〜8日(木)

1955年、そのスタア性を見込まれ、新生日活と専属契約。主演作をふやしながらユニークな個性を発揮、日活喜劇路線の看板俳優として活躍したころの貴重な作品三本を上映。

『猿飛佐助』写真

©日活

 

猿飛佐助

1955年(S30)/日活/白黒/97分 ※DVD

■監督・脚本:井上梅次/脚本:西沢裕/撮影:柿田勇/美術:小池一美/音楽:大森盛太郎
■出演:市村俊幸、有島一郎、内海突破、水島道太郎、三木のり平、遠山幸子

インパクト大の主題歌「忍術マンボ」にはじまり、女に目がない猿飛佐助が恋と冒険をもとめて大暴れ!市村俊幸とコンビを組んで、フランキー映画初主演。

『ドラムと恋と夢』写真

©日活

 

ドラムと恋と夢

1956年(S31)/日活/コニカラー/55分 ※DVD・上映は白黒版

■監督:吉村廉/脚本:待田京介/撮影:間宮義雄/美術:木村威夫/音楽:松井八郎
■出演:中原早苗、市村俊幸、木戸新太郎、菅井一郎、天草四郎、北原三枝、三橋達也

フランキーは世界一のドラマーを夢みる見世物小屋の蛇男。ふと知りあった盲目の純情娘を救うためあれこれ奮闘する──。笑いと唄と踊りがいっぱいの音楽喜劇。

『童貞先生行状記』写真

©日活

 

童貞先生行状記

1957年(S32)/日活/白黒/88分 ※DVD

■監督:春原政久/原作:宮下幻一郎/脚本:柳沢類寿/撮影:間宮義雄/美術:佐谷三平/音楽:小杉太一郎
■出演:香月美奈子、中原早苗、高友子、小杉勇、菅井一郎、北林谷栄

江戸っ子気質の新米教師が、陰謀渦まく田舎の女子学園に飛びこんだ──!フランキー先生が町のボスや女学生相手に巻き起こす恋と正義の痛快明朗篇。

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