3月20日(日)〜26日(土)
末は博士か大臣か
1963年(S38)/大映東京/カラー/95分 ※16mm
■監督:島耕二/脚本:舟橋和郎/潤色:川口松太郎/撮影:渡辺公夫/音楽:大森盛太郎 ■出演:フランキー堺、船越英二、倉石功、渚まゆみ、仲谷昇、北原義郎、高松英郎、轟夕起子、根上淳
文豪・菊池寛の半生を、親友・綾部健太郎との感動的な友愛を交えて描いた佳篇。風貌そっくりのフランキーが菊池寛に、綾部には船越英二が扮して、絶妙の呼吸で笑いと涙を誘う。藤村志保は菊池の妻・包子役。
2011年3月20日(日)〜5月14日(土) ラピュタ阿佐ケ谷
モーニングショー 朝10時30分より1回のみ上映
3月20日(日)〜26日(土)
1963年(S38)/大映東京/カラー/95分 ※16mm
■監督:島耕二/脚本:舟橋和郎/潤色:川口松太郎/撮影:渡辺公夫/音楽:大森盛太郎 ■出演:フランキー堺、船越英二、倉石功、渚まゆみ、仲谷昇、北原義郎、高松英郎、轟夕起子、根上淳
文豪・菊池寛の半生を、親友・綾部健太郎との感動的な友愛を交えて描いた佳篇。風貌そっくりのフランキーが菊池寛に、綾部には船越英二が扮して、絶妙の呼吸で笑いと涙を誘う。藤村志保は菊池の妻・包子役。
3月27日(日)〜4月2日(土)
1963年(S38)/大映京都/カラー/91分
■監督:池広一夫/脚本:小国英雄/原作:清水崑/撮影:宮川一夫/美術:太田誠一/音楽:浜口庫之助 ■出演:勝新太郎、船越英二、小林勝彦、柳家金語楼、ミヤコ蝶々、堺駿二、毛利郁子、遠藤辰雄、太平洋子
戦国時代、荒れ果てた寒村に足軽十五人の徴発が。女も男装させ頭数を揃えたあと一行は戦に参加。ハチャメチャなノリで戦乱を駆け抜けていく。清水崑の漫画『戦国雑兵』をもとにしたスラップスティック時代劇。
4月3日(日)〜9日(土)
1967年(S42)/大映京都/カラー/89分
■監督:田中徳三/脚本:池田一朗/原作:黒岩重吾/撮影:森田富士郎/音楽:鏑木創 ■出演:安田道代、成田三樹夫、小沢栄太郎、小松方正、山下洵一郎、須賀不二男、上野山功一、浜村純
原作は黒岩重吾の『夜間飛行』。土地の買占め合戦を背景に、金銭と愛、それぞれを求める対照的な女性の姿を描いたもの。美貌と才気で男たちと渡りあう狡猾なマダムに藤村志保。クールな悪女もハマリ役。
4月10日(日)〜16日(土)
1965年(S40)/大映京都/白黒/81分
■監督:田中重雄/脚本:高岩肇/原作:高木彬光/撮影:森田富士郎/美術:上里忠男 ■出演:田宮二郎、江波杏子、泉かおる、滝田裕介、早川雄三、夏木章、毛利郁子、小村雪子
証券会社時代の莫大な負債に苦しみ、産業スパイとなった不敵な青年。だが、影なき密告者によって正体を暴かれ、巧妙な罠に落ちていく──。高木彬光の同名小説を田宮二郎主演で映画化したミステリーもの。
4月17日(日)〜23日(土)
1968年(S43)/大映京都/カラー/79分
■監督:田中徳三/脚本:八尋不二/撮影:牧浦地志/美術:内藤昭/音楽:伊福部昭 ■出演:石濱朗、長谷川待子、内藤武敏、鈴木瑞穂、須賀不二男、北原義郎、村瀬幸子、清水将夫、原泉
日本の古典的な伝説『雪女』を格調高く描いた異色時代劇。大映京都が誇る最高の美術、映像技術により創造された素晴らしき幽玄の美の世界──。雪女郎に扮した藤村志保の凄艶な美しさも特筆もの。
4月24日(日)〜30日(土)
1969年(S44)/大映京都/カラー/89分
■監督:田中徳三/脚本:池田一朗/原作:樫原一郎/撮影:牧浦地志/美術:内藤昭/音楽:小杉太一郎 ■出演:勝新太郎、藤田まこと、佐藤友美、成田三樹夫、渚まゆみ、吉田日出子、大川修、財津一郎
お人好しの金庫破り名人が、三億円強奪の濡れ衣を着せられた──。坊主頭の勝新が、大捜査網を煙に巻いて真犯人を追いつめる痛快アクション。原作は樫原一郎『闇を裂く男』。藤村志保の婦警姿もみもの。
5月1日(日)〜7日(土)
1967年(S42)/大映京都/カラー/90分
■監督:三隅研次/脚本:依田義賢/原作:川口松太郎/撮影:武田千吉郎/音楽:小杉太一郎 ■出演:若柳菊、長谷川明男、八千草薫、伊藤栄子、船越英二、河内桃子、藤岡琢也
京の老舗料亭“とと喜”の暖簾を守る姉娘。妹には幸せな結婚を望んでいたが、彼女の婚約者から愛を告白され…。三隅研次が抒情豊かに描きあげた秀作メロドラマ。初主演の藤村志保が男に傾斜していく女の性を好演。
5月8日(日)〜14日(土)
1967年(S42)/大映京都/カラー/79分
■監督:三隅研次/脚本:依田義賢/原作:山本周五郎/撮影:牧浦地志/音楽:小杉太一郎 ■出演:若柳菊、細川俊之、戸浦六宏、藤原釜足、玉川良一、安部徹、塩崎純男、春本泰男、水原浩一
江戸日本橋を舞台に、長唄の師匠おしずと仕立屋のおたかが、互いの幸せを願ってみせる美しい姉妹愛。山本周五郎『おたふく物語』の映画化で、藤村志保は人情細やかなヒロインおしずを演じ、代表作のひとつとした。
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜日サービスデー/1,000円均一