上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
8月31日(水) 〜9月6日(火)
1962年(S37)/松竹大船/白黒/102分
■監督・脚本:木下恵介/原作:河野道工/撮影:楠田浩之/音楽:木下忠司 ■出演:高峰秀子、佐田啓二、久我美子、山本豊三、倍賞千恵子、小川虎之助、岸輝子
道路工夫として懸命に働き一家を支えた男と、夫を助けて子を育んだ妻、十六年の美しき夫婦愛──。河野道工の歌集『道路工夫の歌』をモチーフに、高峰秀子&佐田啓二の名コンビでおくる感動作。 ▲
上映スケジュール
(c)東宝
1957年(S32)/東宝/白黒/72分
■監督:鈴木英夫/脚本:井手俊郎/原作:中村武志/撮影:山崎一雄/音楽:宅孝二 ■出演:佐野周二、望月優子、久慈あさみ、団令子、佐原健二、杉葉子
中年の国鉄職員とその一家を中心に、庶民生活の哀歓を描いた『サラリーマン 目白三平』ものの一篇。三平の浮気疑惑をめぐって、女房との間に繰り広げられる騒動の数々──。主人公夫婦の描写が素晴らしい。 ▲
9月4日(日) 〜10日(土)
1959年(S34)/東宝/白黒/95分
■監督:丸山誠治/脚本:田中澄江/原作:由起しげ子/撮影:小泉福造/音楽:斎藤一郎 ■出演:原節子、団令子、森雅之、江原達怡、佐原健二、三井美奈、丹阿弥谷津子
結婚して十年──。夫の浮気を知って家を出た妻・原節子、若い婦人記者との生活を始めた夫・森雅之。由起しげ子原作『試験別居』の映画化で、倦怠期にある夫婦の愛情の機微、デリケートな女心を描きあげる。 ▲
(c)角川映画
1964年(S39)/大映東京/カラー/92分
■監督:井上梅次/脚本:舟橋和郎/原作:平林たい子/撮影:渡辺徹/音楽:三木稔 ■出演:若尾文子、高橋昌也、川津祐介、滝瑛子、江波杏子、藤間紫、多々良純
夫から不能であることを告白された新妻が、苦悩しながらも献身的努力をはらう。ドンファン青年の危険な誘惑や、人工受胎をも決意する処女妻の心理──。平林たい子の『愛と悲しみの時』を映画化したもの。 ▲
9月7日(水) 〜13日(火)
1956年(S31)/東京映画/白黒/79分
■監督:杉江敏男/脚本:長瀬喜伴/撮影:完倉泰一/美術:小島基司/音楽:神津善行 ■出演:香川京子、木村功、中村メイコ、宝田明、北川町子、太刀川洋一、河内桃子
大学卒業から一年、ようやく就職が決まった木村功は、女子大生・香川京子にプロポーズ。慎ましやかな新婚生活、苦労と喜び──。ヒロイン・香川が家庭と勉学の両立に悩む学生女房を可憐に演じる。 ▲
(c)日活
1958年(S33)/日活/白黒/103分
■監督:井上梅次/脚本:斎藤良輔/原作:獅子文六/撮影:岩佐一泉/音楽:黛敏郎 ■出演:月丘夢路、大坂志郎、浅丘ルリ子、岡田真澄、中原早苗、山根寿子、長門裕之
前作に登場した様々な夫婦のその後の物語。喧嘩をしたり、別れ雲が立ちこめたり、双子の赤ん坊が生まれたりと大騒ぎ──。泥棒夫婦ら新メンバーも加わって、ユーモアの中にほのぼのとした夫婦の愛情がにじむ。 ▲
9月11日(日) 〜17日(土)
1952年(S27)/松竹大船/白黒/116分
■監督・脚本:小津安二郎/脚本:野田高梧/撮影:厚田雄春/音楽:斎藤一郎 ■出演:佐分利信、木暮実千代、鶴田浩二、津島恵子、淡島千景、笠智衆、三宅邦子
派手好きの有閑マダムと、田舎出で質素な生活を好む夫。生まれも気質も全く異なる二人が、夫の海外赴任を契機に絆を確認しあう──。倦怠期の夫婦の心模様を一杯のお茶漬を通して描いた味わい深い作品。 ▲