2月26日(日) 〜 28日(火)

母三人('49)

1949年(S24)/大映東京/白黒/84分 ※16mm

■監督:小石栄一/脚本:館岡謙之助/原作:川村花菱/撮影:姫田真佐久/美術:柴田篤二 ■出演:水戸光子、三益愛子、入江たか子、夏川大二郎、根上淳

水戸光子を生みの母、入江たか子を義理の母、三益愛子を育ての母に、母情貫く三人の母の姿を描く。宣伝文句は“三倍泣かせます”。


2月26日(日) 〜 3月4日(土)

1958年(S33)/大映東京/カラー/111分

■監督:田中重雄/脚本:笠原良三/撮影:高橋通夫/音楽:古関裕而 ■出演:三益愛子、川口浩、根上淳、京マチ子、菅原謙二、船越英二、若尾文子、山本富士子、鶴田浩二

三益愛子主演母もの映画の三〇本記念作品。五十六年にデビューした長男・川口浩がとりわけ親思いの三男坊に扮して共演。


『美しき母』写真

(c)東宝

2月26日(日) 〜 3月4日(土)

美しき母

1955年(S30)/東宝/白黒/98分

■監督:熊谷久虎/脚本:浄明寺花子/原作:林房雄/撮影:山田一夫/美術:北川恵笥/音楽:中田喜直 ■出演:原節子、佐分利信、野口泰史、多々良純、清川玉枝

夫の事業失敗により、家屋敷を手放した光代は息子をつれて昔の雇人の家に厄介になることに。一家の苦難が始まる…。


『荷車の歌』写真

写真提供:独立プロ名画保存会

3月1日(水) 〜 7日(火)

荷車の歌

1959年(S34)/全国農村映画協会/白黒/144分

■監督:山本薩夫/脚本:依田義賢/原作:山代巴/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:林光 ■出演:望月優子、三國連太郎、左幸子、左民子、岸輝子、小沢栄太郎

辛い労働に耐えながら、気難しい姑に仕え、子どもたちを育てあげる主人公・セキ。農村で苦難に耐えながら生きぬいた女の一代記。


『母燈台』写真

(c)角川映画

3月5日(日) 〜 11日(土)

母燈台

1949年(S24)/大映東京/白黒/91分 ※16mm

■監督:久松静児/脚本:八木沢武孝/撮影:高橋通夫/美術:仲美喜雄 ■出演:三益愛子、三條美紀、羽鳥敏子、伊沢一郎、船越英二、植村謙二郎、美奈川麗子

運命のいたずらにより偶然ひきあわされた母と息子。だが、別離の時間はあまりにも重く、様々な困難が降りかかる。


『おえんさん』写真

(c)東宝

3月5日(日) 〜 11日(土)

おえんさん

1955年(S30)/東宝/白黒/99分

■監督:本多猪四郎/脚本:西島大/原作:中野実/撮影:飯村正/美術:北辰雄/音楽:斎藤一郎 ■出演:水谷八重子、小泉博、司葉子、清水将夫、中北千枝子、藤原釜足

河岸の市場で男にまじって働くおえん。夫に先立たれ、女手ひとつで一人息子を育ててきた彼女は、息子の結婚を許す気になれなくて。


『女ひとり大地を行く』写真

写真提供:独立プロ名画保存会

3月8日(水) 〜 14日(火)

女ひとり大地を行く

1953年(S28)/日本炭鉱労働組合北海道地方本部=キヌタプロダクション/白黒/138分 ※16mm

■監督:亀井文夫/脚本:新藤兼人、千明茂雄/撮影:仲沢半次郎/音楽:飯田信夫 ■出演:山田五十鈴、岸旗江、宇野重吉、織本順吉、内藤武敏

夫を追って北海道にわたり炭鉱労働者となった母とその息子の姿を中心に、炭鉱労働者の生活や組合の闘いを描く。