12月27日(木)〜30日(日)、
1月2日(水)〜5日(土)

兵隊やくざ

1965年(S40)/大映東京/白黒/103分

『兵隊やくざ』写真

©KADOKAWA 1965

■監督:増村保造/原作:有馬頼義/脚本:菊島隆三/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山本直純
■出演:勝新太郎、田村高廣、淡路恵子、滝瑛子、山茶花究、成田三樹夫、北城寿太郎、早川雄三、内田朝雄

昭和十八年早春、ソ満国境近くの関東軍兵舎にとんでもない初年兵が現れた! 不敵な面構えと傲慢な態度! 指導係に選ばれたのはインテリの三年兵──。大宮と有田の出会い、そして男として互いに惹かれあっていく様をテンポよくみせる。笑いあり、興奮あり、感動あり。シリーズ化も納得の大快作。

1月6日(日)〜12日(土)

続 兵隊やくざ

1965年(S40)/大映京都/白黒/92分

『続 兵隊やくざ』写真

©KADOKAWA 1965

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:舟橋和郎/撮影:武田千吉郎/美術:内藤昭/音楽:小杉太一郎
■出演:勝新太郎、田村高廣、小山明子、水谷良重、須賀不二男、睦五郎、五味龍太郎、上野山功一、芦屋雁之助、芦屋小雁

軍用機関車をジャックして脱走を試みた大宮・有田の凸凹コンビは、ゲリラの仕掛けた地雷に吹き飛ばされ、気づけば陸軍病院に。完治後、再び北支の独立守備隊に配属されてしまう──。大映のドル箱シリーズに成長する「兵隊やくざ」第二作。監督は増村保造にかわって、名アルチザン・田中徳三。

1月13日(日)〜19日(土)

新・兵隊やくざ

1966年(S41)/大映東京/白黒/86分

『新・兵隊やくざ』写真

©KADOKAWA 1966

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:舟橋和郎/撮影:中川芳久/美術:下河原友雄/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、田村高廣、瑳峨三智子、成田三樹夫、北城寿太郎、見明凡太朗、藤岡琢也、遠藤辰雄、神田隆、玉川良一

脱走を繰り返して天津に辿りついた凸凹コンビが、ついでに助けた女たちを集めて女郎屋を開店してしまう──! というぶっ飛んだ展開。藤岡琢也、玉川良一など笑いのとれる俳優を脇に配し、喜劇部分をクローズアップ。大宮が惚れる人気芸妓に瑳峨三智子、凄腕の憲兵・成田三樹夫もいい味。

1月20日(日)〜26日(土)

兵隊やくざ脱獄

1966年(S41)/大映京都/白黒/86分

『兵隊やくざ脱獄』写真

©KADOKAWA 1966

■監督:森一生/原作:有馬頼義/脚本:舟橋和郎/撮影:今井ひろし/美術:太田誠一/音楽:塚原晢夫
■出演:勝新太郎、田村高廣、小川真由美、田中邦衛、五味龍太郎、中谷一郎、島田竜三、草薙幸二郎

敵前逃亡の罪で奉天にある陸軍刑務所にぶちこまれた凸凹コンビは相変わらずの無法ぶりを発揮、奇想天外な脱獄を敢行する──! シリーズ第四作の監督は、大映で勝新主演作をいくつも手がけたベテラン・森一生。男同士の強すぎる絆に、小川真由美扮する酌婦が色っぽく絡んで◎。

1月27日(日)〜2月2日(土)

兵隊やくざ大脱走

1966年(S41)/大映京都/白黒/88分

『兵隊やくざ大脱走』写真

©KADOKAWA 1966

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:舟橋和郎/撮影:武田千吉郎/美術:内藤昭/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、田村高廣、安田道代、成田三樹夫、南都雄二、芦屋雁之助、芦屋小雁、五味龍太郎、北城寿太郎、内田朝雄

終戦間近。ソ連軍の南下を迎えて玉砕覚悟の空気が漂うなか、おなじみの凸凹コンビがまたしても型破りな活躍を披露! 夜伽を強要される慰問団の少女の危機を救う一方、二人は将校に化けて敗走部隊にもぐりこみ、そこで意外な旧敵と再会する──。共演は安田道代、成田三樹夫ら。

2月3日(日)〜9日(土)

兵隊やくざ 俺にまかせろ

1967年(S42)/大映東京/白黒/89分

『兵隊やくざ 俺にまかせろ』写真

©KADOKAWA 1967

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:高岩肇/撮影:宗川信夫/美術:渡辺竹三郎/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、田村高廣、内田良平、渡辺文雄、長谷川待子、渚まゆみ、須賀不二男、上野山功一、清川玉枝、酒井修、杉田康

今回主役コンビはゲリラの拠点を通過する友軍の増援隊に参加。しかし、敵の奇襲によって離ればなれとなり、絶体絶命の大ピンチ──。捕虜となった大宮の危難と活躍をスリルとユーモアたっぷりに描く第六作。彼の命運を握る中国人娘に渚まゆみが扮するほか、悪の参謀を渡辺文雄が憎々しく好演。

2月10日(日)〜16日(土)

兵隊やくざ 殴り込み

1967年(S42)/大映京都/白黒/89分

『兵隊やくざ 殴り込み』写真

©KADOKAWA 1967

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:笠原良三、東條正年/撮影:武田千吉郎美術:下石坂成典/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、田村高廣、野川由美子、岩崎加根子、細川俊之、南道郎、安部徹、小松方正、丸井太郎、稲葉義男

凸凹コンビをよく思わない上官たちは暗号教育の名目で有田に転属を命じる。そんななか大宮は、若きエリート少尉と意気投合。彼の毅然とした正義漢ぶりに好感をもち、遺言をきいて軍旗奪回のため単身敵陣へ乗りこんでいく──。シリーズ第七作。ラストで日本はいよいよ終戦の時を迎える。

2月17日(日)〜23日(土)

兵隊やくざ 強奪

1968年(S43)/大映京都/白黒/80分

『兵隊やくざ 強奪』写真

©KADOKAWA 1968

■監督:田中徳三/原作:有馬頼義/脚本:舟橋和郎、吉田哲郎/撮影:森田富士郎美術:内藤昭/音楽:鏑木創
■出演:勝新太郎、田村高廣、佐藤友美、夏八木勲、江守徹、千波丈太郎、須賀不二男、金内吉男、伊達三郎、毛利郁子

終戦直後の混乱渦まく満州。大宮・有田の凸凹コンビはひょんなことから捨て子を拾い面倒をみるハメに。赤ん坊を背負い三人旅を続ける一行は、十万ドルの金貨をめぐって繰り広げられる大争奪戦に巻きこまれる──。「兵隊やくざ」シリーズの第八作で、大映製作としてはこれが最終作に。

■料金

一般…1,200円 シニア・学生…1,000円 会員…800円 ※水曜日サービスデー…1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売いたします。定員48名。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって、画面が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承ください。

※12月31日(月)、1月1日(火)は休館いたします。