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花影 | 6月6日(日)−12日(土) | ||||
1961年(S36)/東京映画/カラー/99分 ■製作:佐藤一郎、椎野英之/監督:川島雄三/脚本:菊島隆三/原作:大岡昇平/撮影:岡崎宏三/美術:小島基司/音楽:池野成 ■出演:池部良、高島忠夫、三橋達也、有島一郎、佐野周二、淡島千景 銀座のバーの雇われマダムと彼女をとりまく男たち。夜の街に生きる女の哀しみと、彼女が死に近づいていく過程が叙情豊かに描かれる。池内淳子は長いブランクのあとの復帰第一作で、哀れな夜の蝶を見事に演じた。 |
如何なる星の下に | 6月13日(日)−19日(土) | ||||
1962年(S37)/東京映画/カラー/117分 ■製作:佐藤一郎、金原文雄/監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/原作:高見順/撮影:岡崎宏三/美術:伊藤熹朔 ■出演:山本富士子、大空真弓、加東大介三益愛子、池部良、森繁久彌 佃島のおでん屋を舞台に、主人や妻、そして三姉妹のそれぞれの人生模様がつづられる。池内は浅草のプレイボーイに想いをよせる歌手志望の娘という役どころ。小さな町の小さな家にも次々と事件が起きて…。 |
夢で逢いましょ | 6月20日(日)−26日(土) | ||||
1962年(S37)/東京映画/カラー/89分 ■製作:永島一朗、金原文雄/監督:佐伯幸三/脚本:森功二/撮影:黒田徳三/美術:狩野健/音楽:平岡精二 ■出演:中尾ミエ、宝田明、賀原夏子、山茶花究、船戸順、ザ・ピーナッツ 芸能プロダクションを舞台に、業界の裏側を描く青春歌謡映画。池内淳子扮する女社長が、悪い興行主の魔の手から所属タレントを守る。渡辺プロタレントが総出で、ヒットパレードさながらに次々とナンバーを披露。 |
喜劇 駅前飯店 | 6月27日(日)−7月3日(土) | ||||
1962年(S37)/東京映画/カラー/95分 ■製作:佐藤一郎、金原文雄/監督:久松静児/脚本:長瀬喜伴/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎 ■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺淡島千景、淡路恵子、山茶花究 おなじみ駅前シリーズ第五作。不老長寿の酒に関する文献をめぐって大騒動が巻きおこる…。池内は第四作以降、シリーズに欠かさず参加。おキャンで婀娜っぽい美人芸者に扮し、東宝喜劇陣をおおいに惑わせた。 |
秘剣 | 7月4日(日)−10日(土) | ||||
1963年(S38)/東宝/白黒/108分 ■製作:田中友幸/監督・脚本:稲垣浩/脚本:木村武/原作:五味康祐/撮影:山田一夫 美術:植田寛/音楽:石井歓 ■出演:市川染五郎、長門裕之、田村奈己月形龍之介、清水将夫、左卜全 九州小笠原藩のなかでも随一の剣の使い手・早川は、宮本武蔵を激怒させたことを機に山中にこもり、神技に近い秘剣をあみだす…。早川を励ます鼓の名手・池内がハードボイルド・タッチの時代劇に華をそえる。 |
みれん | 7月11日(日)−17日(土) | ||||
1963年(S38)/東京映画/白黒/99分 ■製作:佐藤一郎、椎野英之/監督:千葉泰樹/脚本:松山善三/撮影:西垣六郎/美術:小島基司/音楽:黛敏郎 ■出演:仲谷昇、仲代達矢、岸田今日子、沢村貞子、加東大介、乙羽信 瀬戸内晴美の『夏の終り』をもとに千葉泰樹が監督した文芸もの。染色の仕事で生計をたてている知子と無名の小説家、その妻、そして知子のかつての恋人。この奇妙な四角関係の経緯を追う。 |
けものみち | 7月18日(日)−24日(土) | ||||
1965年(S40)/東宝/白黒/150分 ■監督・脚本:須川栄三/脚本:白坂依志夫原作:松本清張/撮影:福沢康道/美術:村木与四郎/音楽:武満徹 ■出演:小林桂樹、池部良、小沢栄太郎、宮田芳子、森塚敏、伊藤雄之助、黒部進 不幸な境遇から逃れるため夫を殺し、けものみちに迷いこんだ女・民子。様々な男たちにもてあそばれながら、情欲に狂い、底知れぬ渦に巻き込まれていく…。宿命の女を熱演し、強さを秘めた彼女の持ち味を発揮。 |
女と味噌汁 | 7月25日(日)−31日(土) | ||||
1968年(S43)/東京映画/カラー/97分 ■製作:佐藤一郎、椎野英之/監督:五所平之助/脚本:井手俊郎/原作:平岩弓枝/撮影:村井博/美術:小野友滋/音楽:斎藤一郎 ■出演:田中邦衛、川崎敬三、田村正和、長山藍子、佐藤慶 『東芝日曜劇場』の人気シリーズだったTVドラマを映画化。美人でしっかり者の芸者・千佳子は、貯金をはたいて買ったライトバンで移動味噌汁屋を始め、熱くて上手いその味で男たちの心を癒す。 |
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