溢れんばかりのサービス精神、ケレン、早撮り、
オールジャンル。
娯楽は楽しく、面白く!
映画各社を股にかけ確かな職人芸を発揮した、
プログラムピクチャーの名手・井上梅次を
大フィーチャー。
豪華32作品を一挙上映いたします。
協力:株式会社角川書店、日活株式会社、松竹株式会社、東宝株式会社、東映株式会社、スパイ防止法制定促進国民会議、東京国立近代美術館フィルムセンター
写真:『嵐を呼ぶ楽団』(c)東宝
井上梅次(いのうえうめつぐ)
1923年京都市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、47年、新東宝に入社。52年『恋の応援団長』で監督デビュー。55年、日活と契約、多様な上質娯楽作をつくり、製作再開初期の同社の支柱となる。さらに57年、売り出し中の石原裕次郎を主人公に『勝利者』『鷲と鷹』『嵐を呼ぶ男』を続けて演出、スタア裕次郎への起爆力となった。60年からフリーに。宝塚、大映、松竹、東映など各社で活躍。その腕を買われ香港ショウ・ブラザース社でも映画製作に携わった。劇場用映画だけでなく、テレビドラマの監督も多数。2010年2月11日死去。