『宿無し犬』写真

©KADOKAWA 1964

4月28日(日)〜5月4日(土)

宿無し犬

1964年(S39)/大映京都/白黒/91分

■監督:田中徳三/脚本:藤本義一/撮影:武田千吉郎/美術:西岡善信/音楽:塚原晢夫
■出演:田宮二郎、天知茂、江波杏子、坂本スミ子、水島道太郎、五味龍太郎、須賀不二男、島田竜三、西岡慶子、毛利郁子、佐々木孝丸

記念すべきシリーズ第一作では、お袋さんの墓参りのために訪れた四国高松で、やくざ組織と土地開発、そして謎めいた美女をめぐるトラブルに巻きこまれる──。お調子者の一匹狼を田宮二郎が愛嬌たっぷりに演じて魅力的。

『喧嘩犬』写真

©KADOKAWA 1964

5月5日(日)〜11日(土)

喧嘩犬

1964年(S39)/大映東京/白黒/89分

■監督:村山三男/脚本:藤本義一/撮影:渡辺公夫/美術:高橋康一/音楽:土橋啓二
■出演:田宮二郎、浜田ゆう子、山下洵一郎、成田三樹夫、坂本スミ子、海野かつを、千波丈太郎、村上不二夫、玉川良一、榎本美佐江、遠藤辰雄

刑務所内でも大暴れの鴨井。出所後、その腕と気っ風を買われて飯場の労務管理を任されるものの──。悪質なピンハネをするボスとその情婦、ボスの地位を狙う子分、実態を探る新聞記者……と入り乱れて繰り広げられる第二作。

『ごろつき犬』写真

©KADOKAWA 1965

5月12日(日)〜18日(土)

ごろつき犬

1965年(S40)/大映東京/カラー/88分

■監督:村野鐵太郎/脚本:藤本義一/撮影:小林節雄/美術:渡辺竹三郎/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、水谷良重、江波杏子、天知茂、根上淳、山下洵一郎、成田三樹夫、坂本スミ子、宮口精二、中田ダイマル・ラケット

白浜温泉で美女とともに正月を迎えた鴨井は、その女からハジキに関係のある仕事を依頼される──。シリーズ第三作からはカラーに。天知茂扮する「ショボクレ」刑事が再登場し、田宮二郎との絶妙なかけあいで楽しませてくれる。

『暴れ犬』写真

©KADOKAWA 1965

5月19日(日)〜25日(土)

暴れ犬

1965年(S40)/大映京都/カラー/92分

■監督:森一生/脚本:藤本義一/撮影:今井ひろし/美術:太田誠一/音楽:大塚善章(古谷充とザ・フレッシュメン)
■出演:田宮二郎、草笛光子、金井克子、坂本スミ子、ミヤコ蝶々、大坂志郎、須賀不二男

舞台は西成界隈。拳銃の密売、殺人容疑で刑事に追いまわされていた鴨井は、真犯人の悪玉一味と対決、胸のすくようなガンさばきをみせる──。ミヤコ蝶々、芦屋小雁扮するコッテコテの大阪人キャラとの絡みが◎。

『鉄砲犬』写真

©KADOKAWA 1965

5月26日(日)〜6月1日(土)

鉄砲犬

1965年(S40)/大映東京/カラー/83分

■監督:村野鐵太郎/脚本:藤本義一/撮影:小林節雄/美術:渡辺竹三郎/音楽:菊池俊輔
■出演:田宮二郎、天知茂、山下洵一郎、姿美千子、坂本スミ子、小沢昭一、安部徹、曽我廼家五郎八、北林谷栄、早川雄三、西川ヒノデ

第五作では愛用のハジキが盗まれ、そのうえ殺人に利用されてしまう──!真相を知る者は次々と消され、鴨井は窮地に立たされるが……。「犬」シリーズには欠かせない脇役・坂本スミ子がいつも以上に活躍するのも嬉しい。

『続・鉄砲犬』写真

©KADOKAWA 1966

6月2日(日)〜8日(土)

続・鉄砲犬

1966年(S41)/大映東京/カラー/86分

■監督:村山三男/脚本:藤本義一/撮影:石田博/美術:高橋康一/音楽:大森盛太郎
■出演:田宮二郎、天知茂、河津清三郎、坂本スミ子、久保菜穂子、杉田康、千波丈太郎、見明凡太朗、立原博、渚まゆみ、若水ヤエ子

ひょんなことから腕をみこまれ、古美術輸送の用心棒を頼まれた鴨井。しかしこれは密輸組織のボスが仕組んだ罠、刑事と美女が絡んで続々と事件が持ちあがる──。天知茂、坂本スミ子らレギュラー陣とのかけあいも絶好調な第六作。

『野良犬』写真

©KADOKAWA 1966

6月9日(日)〜15日(土)

野良犬

1966年(S41)/大映東京/カラー/85分

■監督:井上芳夫/脚本:藤本義一/撮影:中川芳久/美術:高橋康一/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、成田三樹夫、早川保、垂水悟郎、高毬子、長谷川待子、坂本スミ子、河野秋武、杉田康、夏木章、藤岡琢也

相変わらずの住所不定、ハジキ一挺で一人旅の鴨井は、交通事故で負傷した少女の兄探しを手伝うことに。殺人事件に巻きこまれながら得意のガンで悪をさばく──!ますます快調の第七作では、新技「ドッキング射ち」を颯爽と披露する。

『早射ち犬』写真

©KADOKAWA 1967

6月16日(日)〜22日(土)

早射ち犬

1967年(S42)/大映東京/カラー/84分 ※16mm

■監督:村野鐵太郎/脚本:藤本義一/撮影:上原明/美術:山口熙/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、天知茂、成田三樹夫、小沢昭一、江波杏子、嘉手納清美、坂本スミ子、藤岡琢也、北城寿太郎、伊達三郎、財津一郎

同じボロアパートに住むお人好しの白タク運転手が謎の爆発事故をおこし行方不明に。鴨井はショボクレ刑事と協力して真相を探り始める──。今回も鮮やかな曲撃ちが満載。釣り具に仕込んだマシンガンなど秘密兵器も豊富に登場。

『勝負犬』写真

©KADOKAWA 1967

6月23日(日)〜29日(土)

勝負犬

1967年(S42)/大映東京/カラー/85分

■監督:井上芳夫/脚本:藤本義一/撮影:宗川信夫/美術:高橋康一/音楽:山内正
■出演:田宮二郎、天知茂、藤岡琢也、姿美千子、坂本スミ子、浜田ゆう子、明星雅子、永田靖、杉田康、藤山浩二、夏木章、水原浩一

シリーズ最終作では、音もなく、発射光もなく、硝煙の臭いもないという恐るべき新型拳銃を持つ強敵が立ちはだかる──。われらが鴨井大介=田宮二郎が主題歌『青い犬のブルース』を劇中で披露するのもみもの、ききもの。

■料金【当日】

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円
※水曜サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • 各回定員入れ替え制
  • 午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

トップ写真: 『喧嘩犬』©KADOKAWA1964