上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
12月24日(日) 〜27日(水)
1960年(S35)/日活/カラー/91分
©日活
■監督・脚本:中平康/原作:菊村到/脚本:池田一朗/撮影:岩佐一泉/美術:松山崇/音楽:黛敏郎 ■出演:石原裕次郎、芦川いづみ、渡辺美佐子、中原早苗、東野英治郎、杉山俊夫、三島雅夫、西村晃、安部徹
「東京探検」というテーマで仕事を依頼された青年カメラマンと、お目付け役としてはりつく女性宣伝部員の恋の顛末。菊村到の同名小説を映画化したスクリューボール・コメディの快作で、眼鏡才女・芦川いづみが何ともカワイイ。 ▲
上映スケジュール
12月24日(日) 〜30日(土)、1月2日(火)
1957年(S32)/宝塚映画/カラー/99分
©TOHO CO.,LTD.
■監督:佐伯幸三/原作:菊田一夫/脚本:長瀬喜伴、新井一/撮影:岡崎宏三/美術:安倍輝明/音楽:古関裕而 ■出演:宝田明、河津清三郎、佐原健二、太刀川洋一、榎本健一、益田喜頓、草笛光子、雪村いづみ
終戦前夜、南太平洋の極楽島に流れついた日本兵が体験する夢のような日々。菊田一夫原作、「東宝ミュージカルス」の舞台劇を映画化。戦争批判を含みつつ歌あり踊りあり、笑いもてんこもりのザッツ・エンタテインメント。 ▲
1959年(S34)/東宝/白黒/80分
■監督:筧正典/脚本:若尾徳平/撮影:玉井正夫/美術:小川一男/音楽:松井八郎 ■出演:中島そのみ、三橋達也、柳川慶子、瀬木俊一、上条美佐保、藤原釜足、沢村いき雄、中村伸郎、森川信、高田稔、中丸忠雄
東京上野、老舗下駄屋のお転婆娘が主人公の下町喜劇。キャバレーのショーに飛びいり参加したり、やくざ相手に啖呵をきったり……持ち前の強心臓で大暴れ!素っ頓狂な声とファニーフェイス、中島そのみの個性を楽しんで。 ▲
12月28日(木) 〜30日(土)、1月2日(火) 〜6日(土)
1962年(S37)/松竹大船/白黒/82分
©1962 松竹株式会社
■監督・脚本:木下恵介/撮影:楠田浩之/美術:梅田千代夫/音楽:木下忠司 ■出演:岡田茉莉子、吉田輝雄、田村正和、石川竜二、峯京子、三木のり平、東山千栄子、若水ヤエ子、浪花千栄子、管原通済、三遊亭円遊
勝気な下町娘と山手のハンサムボーイ。それぞれの弟を通して知りあった男女が、いがみあいや行き違いの末に結ばれる──?この季節にピッタリ!ジングルベルや除夜の鐘の音に包まれて、恋物語は明るい笑いとともに弾んでいく。 ▲
1963年(S38)/東京映画/カラー/94分
■監督:川島雄三/原作:八住利雄/脚本:柳沢類寿/撮影:岡崎宏三/美術:小野友滋/音楽:松井八郎 ■出演:森繁久彌、淡島千景、団令子、三木のり平、池内淳子、フランキー堺、加東大介、山茶花究、岡田真澄
上野界隈を舞台に、名人気質のとんかつ屋・森繁、老舗洋食店のコック長・加東大介、潔癖性の屠殺業者・山茶花究、クロレラ研究家・のり平など個性的すぎる面々が繰り広げる傑作人情喜劇。年末年始はおなじみの本作で幸せ気分に。 ▲
1月3日(水) 〜9日(火)
1960年(S35)/東映東京/白黒/84分 ※16mm
©東映
■監督:瀬川昌治/原作:阿川弘之/脚本:舟橋和郎/撮影:藤井静/美術:森幹男/音楽:真鍋理一郎 ■出演:江原真二郎、佐久間良子、山東昭子、小林裕子、曽根晴美、沢村貞子、若水ヤエ子、山茶花究、東野英治郎
世はまさに自動車ブーム。「交通事故」をテーマに卒論に取り組む女子大生と、下町のスクラップ工場で働く純情青年が出会い、恋に落ちる──。サイレント風のギャグと軽妙なテンポの語り口、瀬川昌治監督の才気溢れるデビュー作。 ▲
1961年(S36)/日活/白黒/67分
■監督:春原政久/原作:高田保/脚本:山内亮一、藤善平/撮影:峰重義/美術:柳生一夫/音楽:松井八郎 ■出演:小沢昭一、松原智恵子、高原駿雄、田代みどり、千代侑子、加藤武、由利徹、南利明、逗子とんぼ
主人公はレコード会社のヘボ文芸部員で、歌詞づくりはダメだが競馬の予想は百発百中。しかしその特技のおかげで愚連隊から狙われるハメに。「裕次郎や旭のように格好よく歌って終わりたい!」と小沢昭一が懇願、そのエンディングに注目。 ▲
1月7日(日) 〜13日(土)
1962年(S37)/宝塚映画/カラー/84分
■監督:青柳信雄/原作:菊田一夫/脚本:長瀬喜伴、新井一/撮影:鈴木斌/美術:北辰雄/音楽:松井八郎 ■出演:フランキー堺、三木のり平、八波むと志、水谷良重、高島忠夫、榎本健一、由利徹、森川信
菊田一夫原作の同名舞台劇を映画化した爆笑篇。エノケン率いる貧乏一座が、新進気鋭の若き演劇人フランキーとタッグを組んで大奮闘!ドサ回り劇団のサクセス・ストーリーもさることながら、劇中で演じられる芝居も絶品。 ▲
1962年(S37)/東映東京/白黒/87分
■監督・脚本:渡辺邦男/脚本:甲斐久尊/撮影:渡辺孝/美術:藤田博/音楽:松井八郎 ■出演:進藤英太郎、水木襄、三木のり平、榎本健一、清川虹子、新井茂子、志村妙子、田崎潤、大村文武、神田隆、柳沢真一
苦労の多いシャバよりも、食う心配のない刑務所のほうがどんなにマシだろう──という前科三十四犯の強者・進藤英太郎を中心に、個性あふれる受刑者や看守たちの人間模様を笑いとペーソスで描いた人情喜劇。 ▲
1月10日(水) 〜16日(火)
1958年(S33)/松竹大船/カラー/109分
©1958 松竹株式会社
■監督:番匠義彰/原作:加藤芳郎/脚本:沢村勉、富田義朗/撮影:西川亨/美術:芳野尹孝/音楽:牧野由多可 ■出演:佐田啓二、宮城まり子、益田喜頓、片山明彦、杉田弘子、泉京子、小坂一也、桂小金治
加藤芳郎のサンデー毎日連載漫画を映画化。人気スタア、花形歌手、ベテラン喜劇人を配した豪華な顔ぶれで、バタ屋部落に暮らす一団の飄々とした泣き笑い人生を描く。宮城まり子のキャラクターや歌声も存分にいかされている。 ▲
見出し内写真:『喜劇 とんかつ一代』©TOHO CO.,LTD.
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