【モーニングショー】朝10:30〜 1回のみ上映 |
『ともしび』'54・家城巳代治 『いっらしゃいませ』'55・瑞穂春海
『猫と庄造と二人のをんな』'56・豊田四郎 『奥様は大学生』'56・杉江敏男
『流転』'56・大曾根辰保 『人間の壁』'59・山本薩夫
『幽霊繁盛記』'60・佐伯幸三 『明日ある限り』'62・豊田四郎 |
写真提供:独立プロ名画保存会 |
ともしび | 1月16日(日)―22日(土) |
1954年(S29)/新世紀プロ/白黒/97分
■監督・脚本:家城巳代治/脚本:神谷量平寺田信義/撮影:木塚誠一/美術:山崎正夫 ■出演:内藤武敏、増田順二、城久美子、加藤嘉、織田政雄、中村伸郎 小さな村の中学校で教鞭をとる松熊先生は生徒達の人気者。しかし村の人々は彼の新しい教育が気に入らず…。香川京子は、弟と二人暮らしの貧しい村娘という役。彼女の生真面目な清潔さがのびのびと生かされる。 ▲ |
(c)東宝 |
いらっしゃいませ | 1月23日(日)ー29日(土) |
1955年(S30)/東京映画/白黒/95分
■製作:永島一朗、山崎喜暉/監督:瑞穂春海/脚本:長瀬喜伴、小野田勇/撮影:三村明/美術:小島基司、島康平 ■出演:森繁久彌、瑳峨三智子、中北千枝子、小掘誠、東野英治郎 デパートの婦人服売場に勤務する男やもめ・区々。香川京子扮する女店員に想いを寄せるものの、下宿の未亡人から慕われ、そのうえ重役の妾に誘惑されて…。森繁が四十男のわびしさを体現する悲喜劇。 ▲ |
(c)東宝 |
猫と庄造と二人のをんな | 1月30日(日)ー2月5日(土) |
1956年(S31)/東京映画/白黒/135分
■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/原作:谷崎潤一郎/撮影:三浦光雄/美術:伊藤熹朔/音楽:芥川也寸志 ■出演:森繁久彌、山田五十鈴、浪花千栄子林田十郎、南悠子、山茶花究、芦乃家雁玉 異常なまでの愛情を猫にそそぐ甲斐性なしの男をめぐり母、先妻、後妻が欲や嫉妬に絡んで凄烈なやりとりを繰り広げる…。香川京子がそれまでのイメ?ジとは全く違うわがままなアプレ役で意外な一面をみせる。 ▲ |
(c)東宝 |
奥様は大学生 | 2月6日(日)ー12日(土) |
1956年(S31)/東京映画/白黒/79分
■製作:山崎喜暉/監督:杉江敏男/脚本:長瀬喜伴/撮影:完倉泰一/美術:小島基司音楽:神津善行 ■出演:中村メイコ、木村功、宝田明、太刀川洋一、北川町子、河内桃子、藤原釜足 あと一年で卒業という女子大学生の圭子は、学校を出てから長い間遊んでいた登がやっと入社試験にパスした夜、彼から結婚を申し込まれて…。香川京子が主婦業と勉学の両立に悩む学生女房を可憐に演じる。 ▲ |
流転 | 2月13日(日)ー19日(土) | |
1956年(S31)/松竹京都/カラー/93分
■製作:岸本吟一/監督:大曾根辰保/脚本:井手雅人/原作:井上靖/撮影:石本秀雄/美術:水谷浩/音楽:鈴木静一 ■出演:高田浩吉、雪代敬子、北上弥太郎市川段四郎、市川小太夫、渡辺篤 厳しい芸の世界と愛情を描いた井上靖の原作を映画化。高田浩吉扮する師匠を慕い、彼のために一途に、自ら行動していくという芯の強いヒロインを香川京子が好演。特訓を受け挑んだという三味線と踊りもみもの。 ▲ |
写真提供:独立プロ名画保存会 |
人間の壁 | 2月20日(日)ー26日(土) |
1959年(S34)/山本プロ/白黒/143分
■監督:山本薩夫/脚本:八木保太郎/原作:石川達三/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:林光 ■出演:宇野重吉、宇津井健、南原伸二、沢村貞子、三ツ矢歌子 九州の小さな村の小学校。五年三組の担任、ふみ子は共稼ぎを理由に辞職を強要されるが…。さびれた小学校を舞台に、教師達の苦悩と教職員組合の動向を描いた社会派・山本薩夫ならではの作品。 ▲ |
(c)東宝 |
幽霊繁盛記 | 2月27日(日)ー3月5日(土) |
1960年(S35)/東京映画/白黒/94分
■製作:佐藤一郎/監督:佐伯幸三/脚本:出雲直/撮影:伊東英朗/美術:小島基司/音楽:松井八郎 ■出演:フランキ?堺、柳家金語楼、有島一郎森川信、左卜全、大村千吉、沢村いき雄 死神が見える男を描いたスリラ?・コメディ。主人公と心中しようとして、逆に死神から元気づけられる娘・おせつに香川京子。寿命のきた人間の後をついて歩くのが商売という死神に有島一郎が扮する。 ▲ |
(c)東宝 |
明日ある限り | 3月6日(日)ー12日(土) |
1962年(S37)/東京映画/白黒/113分
■製作:佐藤一郎、角田健一郎/監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/原作:壷井栄/撮影:岡崎宏三/美術:中古智/音楽:林光 ■出演:佐野周二、星由里子、池内淳子、杉村春子、山崎努、浪花千栄子、千秋実 七夕の宵に生まれた娘を、母は織姫星にちなんで小織と名付けた。しかし、小織の目は二百日を過ぎてもあかず…。盲目の娘を持った母親やその兄妹が、苦しい境遇を乗り越え真摯に生きる姿を描いた家族の愛の物語。 ▲ |
■料金 |
一般/1,200円 学生・シニア/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一 |
■インフォメーション |
●作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございます。ご了承下さい。 |