11月1日（日）～7日（土）
愛河
1958年（S33）／大映東京／カラー／90分
■監督：田中重雄／脚本：笠原良三／原作：富田常雄／撮影：中川芳久／音楽：古関裕而 ■出演：若尾文子、川口浩、菅原謙二、川崎敬三、角梨枝子、柴田吾郎
男女関係に積極的な娘と、結婚までは純潔を守るという対照的な女性の生き方を軸に、恋人たちが直面する性と愛情の問題を描く。ショートヘアの若尾文子＆叶順子がすこぶるキュートで魅力的。
(c)角川映画
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11月8日（日）～14日（土）
鍵
1959年（S34）／大映東京／カラー／107分
■監督・脚本：市川崑／脚本：和田夏十、長谷部慶治／原作：谷崎潤一郎／撮影：宮川一夫／音楽：芥川也寸志 ■出演：京マチ子、仲代達矢、中村鴈治郎、北林谷栄、菅井一郎、山茶花究
初老の夫と貞淑な妻、その娘と婚約者が織りなす異常な関係──。芸術か猥褻か？日本中に賛否の嵐を呼んだ谷崎潤一郎の同名小説を映画化。特異なメーキャップで陰気な娘を演じた叶順子が強烈。
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11月15日（日）～21日（土）
暴風圏
1959年（S34）／大映東京／白黒／98分
■監督・脚本：渡辺邦男／脚本：松浦健郎／撮影：渡辺孝／美術：高橋康一／音楽：山田栄一 ■出演：菅原謙二、田宮二郎、金田一敦子、高松英郎、小野道子、水戸光子
風速八十米の大暴風が接近！運送会社の女社長と青年秘書は、ダム崩壊を阻止するために、ダイナマイトを輸送する──。大颱風を背景に、男の意地と女の激情をダイナミックに描いた特撮パニック。
(c)角川映画
11月22日（日）～28日（土）
貴族の階段
1959年（S34）／大映東京／カラー／116分
■監督：吉村公三郎／脚本：新藤兼人／原作：武田泰淳／撮影：中川芳久／美術：間野重雄／音楽：黛敏郎 ■出演：金田一敦子、仁木多鶴子、本郷功次郎、森雅之、滝沢修、志村喬
二・二六事件を扱った武田泰淳の同名小説を映画化。貴族と軍人との暗闘、事件の渦中にあった青年男女の悲恋と苦悩──。叶順子が森・本郷父子の間で揺れ動く多感な娘を演じて強い印象を残す。
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11月29日（日）～12月5日（土）
總会屋錦城 勝負師とその娘
1959年（S34）／大映東京／白黒／110分
■監督：島耕二／脚本：井手雅人／原作：城山三郎／撮影：小原譲治／美術：仲美喜雄／音楽：大森盛太郎 ■出演：志村喬、川崎敬三、轟夕起子、片山明彦、山本礼三郎、品川隆二
原作は城山三郎の直木賞受賞作品『総会屋錦城』。一代の勝負師の波瀾万丈の生涯と、我が子へのひそかな愛情をうたって感動を呼ぶ。主人公の一人娘に叶順子が扮して好演。
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12月6日（日）～12日（土）
痴人の愛
1960年（S35）／大映東京／カラー／89分 ※16mm
■監督・脚本：木村恵吾／原作：谷崎潤一郎／撮影：石田博／美術：柴田篤二／音楽：松井八郎 ■出演：船越英二、田宮二郎、川崎敬三、多々良純、菅井一郎
偶然知りあった少女の魅力にとりつかれ、甘美な堕落への道を歩んでいく男の物語を、四九年の京マチ子・宇野重吉版に続いて木村恵吾監督が再映画化。文豪・谷崎不朽の名作に叶順子が体当り。
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12月13日（日）～19日（土）
誰よりも君を愛す
1960年（S35）／大映東京／カラー／93分
■監督：田中重雄／脚本：舟橋和郎、織田清司／原作：川内康範／撮影：高橋通夫／音楽：北村和夫 ■出演：本郷功次郎、野添ひとみ、川崎敬三、菅原謙二、左幸子、江波杏子
ニッポン放送の連続放送劇として人気を博した川内康範の原作を映画化。TVディレクターとスチュワーデスの障害だらけの恋愛物語…。本郷功次郎と叶順子が純愛を貫く若い二人を演じて話題に。
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12月20日（日）～26日（土）
黒の試走車
1962年（S37）／大映東京／白黒／95分
■監督：増村保造／脚本：舟橋和郎、石松愛弘／原作：梶山季之／撮影：中川芳久／美術：山口煕／音楽：池野成 ■出演：田宮二郎、船越英二、高松英郎、見明凡太朗、菅井一郎、上田吉二郎
華やかな新車売りだしのかげに渦まく、血みどろのスパイ合戦──。梶山季之の同名ベストセラー小説を映画化したもので、主人公の恋人に扮した叶順子がクールな魅力を放つ。
■料金
一般／1,200円 シニア・学生／1,000円 会員／800円 水曜日サービスデー／1,000円均一
■インフォメーション
- チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
- 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。