『男嫌い』写真

(c)東宝

4月25日(日)〜5月1日(土)

男嫌い

1964年(S39)/東宝/カラー/83分

■監督:木下亮/脚本:井手俊郎、八木柊一郎、伊奈洸/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:山本直純  ■出演:越路吹雪、淡路恵子、横山道代、坂本九、中尾ミエ、森雅之、神山繁

越路吹雪、岸田今日子、淡路恵子、横山道代が、男をむしるブルジョワ独身姉妹に扮したお洒落コメディ。数々の流行語を生みだした人気テレビ番組の映画化で、四姉妹に個性派女優が勢揃い。

『六人の女を殺した男』写真

(c)角川映画

5月2日(日)〜8日(土)

六人の女を殺した男

1965年(S40)/大映東京/カラー/85分 ※16mm

■監督:島耕二/脚本:小国英雄/撮影:小原譲治/美術:間野重雄/音楽:大森盛太郎  ■出演:フランキー堺、藤村志保、明星雅子、春川ますみ、久保菜穂子、船越英二

女に弱い売れっ子天才画家が繰りひろげる奇想天外なスリラー喜劇。画家に近づく女たちは、財産を狙ったり、地位や名声を利用しようとする欲深い者ばかり。わが身を守るために彼は──。

『恐喝』写真

(c)東宝

5月9日(日)〜15日(土)

恐喝

1958年(S33)/東京映画/白黒/97分

■監督:佐伯幸三/脚本:芝野文夫、原島正夫/原作:界外五郎/撮影:遠藤精一/音楽:真鍋理一郎  ■出演:三橋達也、淡路恵子、伊藤久哉、小沢栄太郎、多々良純

悪事を繰り返しながら、破滅への道をたどる男──。界外五郎の自伝風小説を映画化したもので、主人公のヤクザを三橋達也が好演。クラブ歌手役・岸田今日子も妖しい美しさで魅せる。

『惡党』写真

(c)近代映画協会

5月16日(日)〜22日(土)

惡党

1965年(S40)/東京映画、近代映画協会/白黒/119分

■監督・脚本:新藤兼人/原作:谷崎潤一郎/撮影:黒田清巳/美術:丸茂孝/音楽:林光  ■出演:小沢栄太郎、乙羽信子、木村功、宇野重吉、殿山泰司、高橋幸治

足利将軍家の執事として絶大な権力を誇っていた高師直は、絶世の美女・顔世を我がものにしようと策をめぐらす──。谷崎潤一郎の戯曲をもとにした戦乱の世の壮絶な物語。美女・顔世に岸田今日子。

5月23日(日)〜29日(土)

この子の七つのお祝いに

1982年(S57)/松竹、角川春樹事務所/カラー/111分

■監督・脚本:増村保造/脚本:松木ひろし/原作:斉藤澪/撮影:小林節雄/美術:間野重雄/音楽:大野雄二  ■出演:岩下志麻、根津甚八、杉浦直樹、辺見マリ、芦田伸介

母から受け継いだ恨みを晴らすため殺人に手を染める哀れな女──。 第一回横溝正史賞を受賞した斉藤澪の同名小説を映画化したもの。岸田今日子の狂母は背筋も凍る恐ろしさ。

『砂の女』写真

(c)草月会

5月30日(日)〜6月5日(土)

砂の女

1964年(S39)/勅使河原プロダクション/白黒/147分

■監督:勅使河原宏/原作・脚本:安部公房/撮影:瀬川浩/美術:平川透徹、山崎正夫/音楽:武満徹  ■出演:岡田英次、三井弘次、伊藤弘子、矢野宣、関口銀三

昆虫採集にきた男が、砂穴の底にある奇怪な家に閉じ込められる。脱出を試みる男、ひきとめようとする女──。岸田今日子が砂まみれ&裸も辞せぬ大熱演で、公房の不条理世界を体現した衝撃作。

『女の小箱・より 夫が見た』写真

(c)角川映画

6月6日(日)〜12日(土)

女の小箱・より 夫が見た

1964年(S39)/大映東京/カラー/92分

■監督:増村保造/脚本:高岩肇、野上竜雄/原作:黒岩重吾/撮影:秋野友宏/美術:渡辺竹三郎/音楽:山内正  ■出演:若尾文子、田宮二郎、川崎敬三、江波杏子、小沢栄太郎

企業乗っ取り屋と、それを防衛しようとする株式課長。その間に課長夫人の狂おしい情事も絡んで、愛と欲望、策謀と裏切りのドラマが展開する。乗っ取り屋の愛人に扮した岸田今日子、怪演。

『肉体の学校』写真

(c)東宝

6月13日(日)〜19日(土)

肉体の学校

1965年(S40)/東宝/白黒/95分

■監督:木下亮/脚本:井手俊郎/原作:三島由紀夫/撮影:逢沢譲/美術:竹中和雄/音楽:池野成  ■出演:山崎努、中川ゆき、山村聰、市川翠扇、木村俊恵

裕福で自由な生活を謳歌している三人の離婚成金。そのうちの一人、岸田今日子扮するブティック・オーナーが、美形のゲイボーイに惚れ込んだ…。三島由紀夫原作のシニカルな恋愛ドラマ。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。