『帰って来た若旦那』写真

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5月12日(日)〜18日(土)

帰って来た若旦那

1955年(S30)/東宝/白黒/91分

■監督:青柳信雄/原案:楓誠二/脚本:若尾徳平/撮影:遠藤精一/音楽:佐藤勝
■出演:鶴田浩二、司葉子、柳家金語楼、平田昭彦、北川町子、宮桂子、千秋実、藤間紫、森川信

アメリカ留学から帰って来た老舗カステラ屋の若旦那・鶴田浩二と、ライバル洋菓子店の娘・司葉子をめぐるユーモラスな恋愛葛藤──。それぞれの親、頑固親爺・柳家金語楼VS豪傑女社長・清川虹子の対決もみもの。

5月19日(日)〜25日(土)

アチャコ行状記 親馬鹿天国

1956年(S31)/宝塚映画/白黒/61分

■監督:青柳信雄/原作:館直志/脚本:若尾徳平/撮影:西垣六郎/音楽:林二郎
■出演:花菱アチャコ、益田喜頓、藤間紫、環三千世、本郷秀雄、寺島雄作、沢村宗之助、丘寵児

関東煮の屋台を営む中年夫婦の気がかりは二十年前に手放した我が子のこと──。アチャコ&清川虹子が笑いと涙のなかに巻き起こす子宝探し騒動記。松竹新喜劇の人気作、館直志による『たそがれの虹』を映画化。

『チンドンやの娘』写真

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5月19日(日)〜25日(土)

チンドンやの娘

1957年(S32)/宝塚映画/白黒/48分

■監督:内村禄哉/劇作:館直志/脚本:松浦健郎/撮影:西前弘/音楽:河崎一朗
■出演:横山エンタツ、渡辺篤、環三千世、初音礼子、林田十郎、芦乃家雁玉、山田周平、和歌鈴子

かつて生活難から我が子を養子に出したチンドン屋・エンタツ。美しく成長した娘の縁談をサポートすべく奮闘する──。館直志が劇化構成、松竹新喜劇で上演した人情篇『ちんどんや物語』を映画化。

『金語楼純情日記 初恋社長』写真

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5月26日(日)〜6月1日(土)

金語楼純情日記 初恋社長

1957年(S32)/宝塚映画/白黒/50分

■監督:田尻繁/原作:館直志/脚本:民門敏雄/撮影:岡崎宏三/音楽:林二郎
■出演:柳家金語楼、扇千景、中田ダイマル、中田ラケット、万代峯子、小原新二、環三千世

製薬会社の純情社長・柳家金語楼は、養子に来てからというもの女房以外の交渉皆無だったが、還暦過ぎて目下猛恋愛中──。松竹新喜劇で公演の館直志原作『京の雲・大阪の水』を映画化した人情喜劇。

『金語楼純情日記 珍遊侠伝』写真

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5月26日(日)〜6月1日(土)

金語楼純情日記 珍遊侠伝

1957年(S32)/宝塚映画/白黒/49分

■監督:田尻繁/原作:淀橋太郎、中田竜雄/劇化:館直志/脚本:民門敏雄/撮影:岡崎宏三
■出演:柳家金語楼、扇千景、小原新二、中田ダイマル、中田ラケット、万代峯子、環三千世、左卜全

松竹新喜劇で公演した『お礼参り奇談』を柳家金語楼主演で映画化。昔気質のやくざ者が、務めを終えてシャバへ戻ると様子は一変。裏切り者にアイサツをと、匕首懐にお礼参りを始めるが散々の態──。

『狐と狸』写真

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6月2日(日)〜8日(土)

狐と狸

1959年(S34)/東宝/カラー/126分

■監督:千葉泰樹/原作:熊王徳平/脚本:菊島隆三/撮影:西垣六郎/音楽:團伊玖磨
■出演:加東大介、小林桂樹、森繁久彌、団令子、水野久美、夏木陽介、草笛光子、三井弘次

ハッタリかまして偽反物を売り歩く行商人グループ。しかし、それを買う農家の人々も強欲の塊で、まさに狐と狸の化かし合い──。熊王徳平の『甲州商人』を豪華な顔ぶれで映画化した骨太コメディ。

6月9日(日)〜15日(土)

女侠一代

1958年(S33)/松竹京都/白黒/106分

■監督:内川清一郎/原作:火野葦平/脚本:菊島隆三/撮影:太田喜晴/音楽:大森盛太郎
■出演:森美樹、三國連太郎、森繁久彌、山田五十鈴、瑳峨三智子、淡路恵子、近衛十四郎、田中春男

北九州の鉄道敷設工事を体を張って守り抜いた女組長、波乱の半生──。清川虹子が主人公の島村ギンに扮し、荒くれ男たちに一歩もひけをとらない女傑ぶりと弱い女の両面を、メリハリの効いた演技で体現。

6月16日(日)〜22日(土)

かくれた人気者

1959年(S34)/松竹京都/白黒/77分

■監督:酒井欣也/原作:獅子文六/脚本:依田義賢/撮影:石本秀雄/音楽:西山登
■出演:三木のり平、大西さく子、渡辺文雄、沢村みつ子、千之赫子、田中春男、水原真智子、石黒達也

あるブルジョア一族のおばあちゃん・清川虹子がロクデナシの息子を叱咤激励、娘夫婦のトラブルも、孫の縁談騒動も智恵と気概で万事解決──。獅子文六原作『おばあさん』を映画化したホームコメディ。

『関東テキヤ一家 天王寺の決斗』写真

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6月23日(日)〜29日(土)

関東テキヤ一家 天王寺の決斗

1970年(S45)/東映京都/カラー/90分

■監督:鈴木則文/脚本:高田宏治/撮影:赤塚滋/美術:井川徳道/音楽:菊池俊輔
■出演:菅原文太、伊吹吾郎、土田早苗、山城新伍、葉山良二、小池朝雄、遠藤辰雄、曽我廼家明蝶

菅原文太主演「関東テキヤ一家」シリーズ第三作。有名な飛騨高山祭を背景に、爽快な仁義、笑い、パンチの効いたアクションを織り込んでテキヤ魂を謳いあげる。文太に惚れ込む女親分に清川虹子。

6月30日(日)〜 7月6日(土)

喜劇 女は度胸

1969年(S44)/松竹/カラー/90分

■監督・脚本:森崎東/原案:山田洋次/脚本:大西信行/撮影:高羽哲夫/音楽:山本直純
■出演:倍賞美津子、沖山秀子、河原崎建三、渥美清、花沢徳衛、有島一郎、春川ますみ、佐藤蛾次郎

羽田空港の騒音が響くどぶ川べりの下町を舞台に、粗野なトラック運転手の兄と純情なインテリ弟、二人の恋人取り違えが大騒動にエスカレート!母親役・清川虹子の貫禄が素晴らしい活力溢れる人情喜劇。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。