トークイベント

  • 8月24日(土)10:30『白昼の通り魔』上映後
    ゲスト:小山明子さん 聞き手:樋口尚文さん(映画監督、映画評論家)

『花は嘆かず』写真

©1957 松竹株式会社

6月30日(日)〜7月6日(土)

花は嘆かず

1957年(S32)/松竹大船/カラー/111分

■監督:田畠恒男/原作:北條誠/脚本:柳井隆雄/撮影:布戸章/美術:芳野尹孝/音楽:万城目正
■出演:川喜多雄二、菅佐原英一、杉田弘子、中川弘子、七浦弘子、小林トシ子、井川邦子、上原謙

連続ラジオドラマでも人気を博した北條誠原作を映画化。日本舞踊と華道、伝統文化の世界で生きる二人の女性を中心に、若い世代が幸福を求めて苦闘する姿を描いた、波乱に富む哀愁の大ロマン。

『その手にのるな』写真

©1958 松竹株式会社

7月7日(日)〜13日(土)

その手にのるな

1958年(S33)/松竹大船/白黒/94分

■監督:岩間鶴夫/原作:ジョルジュ・シムノン/脚本:沢村勉/撮影:小杉正雄/美術:梅田千代夫/音楽:加藤三雄
■出演:高橋貞二、杉田弘子、南原伸二、渡辺文雄、桂小金治、小坂一也

大東京の一角、アパートの新築工事現場でおきた複雑な女給殺し。容疑をかけられた青年の苦悩、そして犯人の奸計に踊らされる群衆の姿、デマの暴力──。ジョルジュ・シムノン原作のスリリングな一本。

『花くれないに』写真

©1957 松竹株式会社

7月14日(日)〜20日(土)

花くれないに

1957年(S32)/松竹大船/カラー/102分

■監督:田畠恒男/原作:阿木翁助/脚本:猪俣勝人/撮影:布戸章/美術:平高主計/音楽:万城目正
■出演:高橋貞二、菅佐原英一、杉田弘子、中川弘子、雪代敬子、夏川静江、柳永二郎、笠智衆

阿木翁助作のNHK連続放送劇を映画化した明朗篇。風光明媚なみちのくの山河を背景に、新米江戸っ子先生の痛快な行状&学生たちの溌剌とした青春の姿を描く。小山明子は美貌の音楽教師「ドリーム先生」役。

『花嫁の抵抗』写真

©1958 松竹株式会社

7月21日(日)〜27日(土)

花嫁の抵抗

1958年(S33)/松竹大船/白黒/95分

■監督:番匠義彰/原作・脚本:池田忠雄/脚本:富田義朗/撮影:森田俊保/美術:平高主計/音楽:牧野由多可
■出演:田村高廣、桑野みゆき、有沢正子、渡辺文雄、清川虹子、沢村貞子

結婚相談所を経営するママの横暴でヒロイン・小山明子の恋は前途多難。ささやかな抵抗と家出をしたものの、肝心の彼氏に新しい恋人が出現してさあ大変──。大船十八番の明朗喜劇「花嫁」シリーズ第三弾。

『死者との結婚』写真

©1960 松竹株式会社

7月28日(日)〜8月3日(土)

死者との結婚

1960年(S35)/松竹大船/白黒/96分

■監督・脚本:高橋治/原作:ウィリアム・アイリッシュ/脚本:田村孟/撮影:川又昂/美術:宇野耕司/音楽:前田憲男
■出演:渡辺文雄、高野真二、春山勉、瞳麗子、須賀不二男、東山千栄子

男に棄てられ自殺を決意した女が、運命のいたずらか、別の人生を手に入れる。霧の夜の汽船衝突事件から始まる緊迫のサスペンス。松竹ヌーヴェルヴァーグの牽引者の一人、高橋治がアイリッシュの小説を映画化。

『日本の夜と霧』写真

©1960 松竹株式会社

8月4日(日)〜10日(土)

日本の夜と霧

1960年(S35)/松竹大船/カラー/107分

■監督・脚本:大島渚/脚本:石堂淑朗/撮影:川又昂/美術:宇野耕司/音楽:真鍋理一郎
■出演:桑野みゆき、津川雅彦、渡辺文雄、芥川比呂志、佐藤慶、戸浦六宏、氏家慎子、永井一郎

安保闘争がきっかけで結ばれた新聞記者と女学生の結婚披露宴に、指名手配中の全学連学生が乱入。運動の裏でおきていた様々な事件が暴露されていく──。大島渚監督の伝説的ディスカッション・ドラマ。

『復讐の牙』写真

©KADOKAWA 1965

8月11日(日)〜17日(土)

復讐の牙

1965年(S40)/大映東京/カラー/92分

■監督・脚本:井上梅次/脚本:田口耕三/撮影:渡辺徹/美術:山口煕/音楽:伊部晴美
■出演:田宮二郎、滝瑛子、丸井太郎、東京子、村上不二夫、杉田康、大川修、安部徹、夏木章

自分の戸籍が消されていることを知った主人公は、死亡届を出した弟の消息を追う──。井上梅次監督が自作『夜の牙』を巧妙に焼き直した痛快娯楽サスペンス。小山明子が事件の鍵を握るホステス役で登場。

『白昼の通り魔』写真

©1966 松竹株式会社

8月18日(日)〜24日(土)

白昼の通り魔

1966年(S41)/創造社/白黒/99分

■監督:大島渚/原作:武田泰淳/脚本:田村孟/撮影:高田昭/美術:戸田重昌/音楽:林光
■出演:佐藤慶、川口小枝、戸浦六宏、小松方正、渡辺文雄、矢野宣、殿山泰司、岸輝子

原作は武田泰淳の短篇小説。昭和三十年代の初頭、関西各地でおきた凶悪事件を題材に、性と犯罪、狂気の交錯を鮮烈なイメージで描いたもの。世間を騒がす通り魔に佐藤慶、中学教諭である彼の妻に小山明子。

『少年』写真

©大島渚プロダクション

8月25日(日)〜31日(土)

少年

1969年(S44)/創造社、ATG/カラー/97分

■監督:大島渚/脚本:田村孟/撮影:吉岡康弘/仙元誠三/美術:戸田重昌/音楽:林光
■出演:渡辺文雄、阿部哲夫、木下剛志

傷痍軍人の父、気の強い継母、幼い弟のチビ、そして少年。この家族は「当たり屋」を続けながら日本中を渡り歩く──。大島渚監督が実際の詐欺事件をモチーフに全国縦断ロケを敢行した苛烈なロードムービー。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • 各回定員入れ替え制
  • 午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

トップ写真: 『花は嘆かず』1957年/田畠恒男 ©1957 松竹株式会社