10月31日(日)〜11月6日(土)
太陽の季節
1956年(S31)/日活/白黒/89分
■監督・脚本:古川卓巳/原作:石原慎太郎/撮影:伊佐山三郎/美術:松山崇/音楽:佐藤勝 ■出演:長門裕之、三島耕、岡田真澄、石原裕次郎、清水将夫、坪内美詠子、東谷暎子、中原早苗
若者の自由奔放な生態風俗を大胆に描写して大きな話題を呼び、“太陽族”という流行語を生んだ石原慎太郎原作の映画化。南田洋子はヒロイン・英子に扮し、後に結婚することになる長門裕之と初共演。
2010年10月31日(日)〜12月30日(木) ラピュタ阿佐ケ谷
モーニングショー 朝10時30分より1回のみ上映
12月19日(日)より上映の『サムライの子』(1963年/若杉光夫)は16mmでの上映となります。チラシにその旨の記載が洩れておりましたことお詫び申し上げます。何卒、ご了承ください。
10月31日(日)〜11月6日(土)
1956年(S31)/日活/白黒/89分
■監督・脚本:古川卓巳/原作:石原慎太郎/撮影:伊佐山三郎/美術:松山崇/音楽:佐藤勝 ■出演:長門裕之、三島耕、岡田真澄、石原裕次郎、清水将夫、坪内美詠子、東谷暎子、中原早苗
若者の自由奔放な生態風俗を大胆に描写して大きな話題を呼び、“太陽族”という流行語を生んだ石原慎太郎原作の映画化。南田洋子はヒロイン・英子に扮し、後に結婚することになる長門裕之と初共演。
11月7日(日)〜13日(土)
1956年(S31)/日活/白黒/98分 ※16mm
■監督:川島雄三/脚本:八住利雄/原作:織田作之助/撮影:高村倉太郎/音楽:真鍋理一郎 ■出演:辰巳柳太郎、大坂志郎、殿山泰司、三橋達也、高友子、北林谷栄、小沢昭一
フィリピンのべンゲット道路建設に尽力した男が、帰国後、人力車をひいて娘と孫娘を育てあげる──。頑固一徹、純情な男の生涯を明治・大正・昭和にわたって描くド根性一代記。南田洋子が一人二役に挑戦。
11月14日(日)〜20日(土)
1958年(S33)/日活/白黒/95分
■監督:古川卓巳/脚本:松浦健郎/原作:五味康祐/撮影:山崎善弘/音楽:小杉太一郎 ■出演:長門裕之、白木マリ、大坂志郎、河野秋武、二本柳寛、近藤宏、植村謙二郎、西村晃
見知らぬ女性に人捜しを頼まれたタブロイド新聞の記者が、麻薬中毒者の巣窟へ出入りしているうち、密売を巡る争いに巻き込まれていく。五味康祐原作のサスペンスに満ちたアクション篇。謎めいた美女を南田洋子好演。
11月21日(日)〜27日(土)
1958年(S33)/日活/白黒/92分
■監督:今村昌平/脚本:鈴木敏郎/原作:今東光/撮影:高村倉太郎/音楽:黛敏郎 ■出演:長門裕之、香月美奈子、滝沢修、西村晃、柳沢真一、小沢昭一、喜多道枝、菅井きん
大阪河内地方のドサまわり一座を舞台に、クセのある役者の面々や村人たちが巻きおこす色と欲の人間模様――。今東光原作『テント劇場』の映画化で、バイタリティ溢れるキャラクターを快演した俳優陣がみごと。
11月28日(日)〜12月4日(土)
1958年(S33)/日活/白黒/92分
■監督:鈴木清順/脚本:秋元隆太、佐治乾/原作:松本清張/撮影:永塚一栄/音楽:林光 ■出演:二谷英明、金子信雄、高原駿雄、宍戸錠、芦田伸介、内藤武敏、近藤宏、高品格
偶然にも殺人犯の声を耳にしてしまい、恐怖にさらされる女性電話交換手――。耳底に残る殺意の声、事件の謎を追うひとりの新聞記者。松本清張の短篇推理小説『声』を映画化したミステリードラマ。
12月5日(日)〜11日(土)
1959年(S34)/日活/白黒/98分
■監督・脚本:舛田利雄/脚本:山崎巌/原作:藤原審爾/撮影:姫田真佐久/音楽:真鍋理一郎 ■出演:小林旭、浅丘ルリ子、金子信雄、牧真介、安部徹、高野由美、弘松三郎、柳瀬志郎
可憐な女子大生を悪徳土建屋から救うため、ボクサー崩れのドラマー・小林旭は──。藤原審爾の原作を得て、旭のヒット曲を映画化したアクション・ロマン。主人公の同棲相手・南田洋子も大人の女の哀しさをみせ、秀逸。
12月12日(日)〜18日(土)
1959年(S34)/日活/白黒/93分
■監督:蔵原惟繕/脚本:馬場当、山田信夫/原作:藤原審爾/撮影:間宮義雄/音楽:真鍋理一郎 ■出演:葉山良二、稲垣美穂子、大泉滉、高品格、近藤宏、二本柳寛、広岡三栄子
巨額の隠し金の鍵を手に入れたしがないホテルボーイが、限りない欲に憑かれて自分を見失っていく──。藤原審爾原作の『金と女と死』を映画化した異色のサスペンスドラマ。南田洋子の魔性の女ぶりが素晴らしい。
12月19日(日)〜24日(金)
1963年(S38)/日活/白黒/93分 ※16mm
■監督:若杉光夫/脚本:今村昌平/原作:山中恒/撮影:井上莞/音楽:渡辺宙明 ■出演:田中鈴子、浜田光夫、田代みどり、松尾嘉代、小沢昭一、新田昌玄
北海道の港町の片隅、通称「サムライ部落」に越してきたクズ屋の娘が主人公。貧しさに白い眼をむける町の人々、酒を飲んでは罵りあう父母の姿──。現実を直視しながらも、清らかに伸びゆく子供を描いた感動篇。
12月25日(土)〜30日(木)
1963年(S38)/日活/白黒/98分
■監督:西村昭五郎/脚本:大西信行、今村昌平/原作:寺内大吉/撮影:永塚一栄/音楽:黛敏郎 ■出演:小沢昭一、伊藤アイコ、加藤嘉、高橋昌也、高原駿雄、初井言栄、加藤武、武智豊子、渡辺美佐子
競輪に狂って寺を失い、なお競輪を捨てきれず、予想屋となって辻説法する破戒僧のふてぶてしい生き様をユーモラスに描いた快作。南田洋子は本作と『サムライの子』の好演でブルーリボン助演女優賞を獲得。
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一