『あこがれ』写真

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3月4日(日)〜12日(月)

あこがれニュープリント

1966年(S41)/東宝/カラー/85分

■監督:恩地日出夫/原作:木下恵介/脚本:山田太一/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:武満徹
■出演:新珠三千代、田村亮、小沢昭一、乙羽信子、加東大介、沢村貞子

同じ養護施設出身の若い男女が再会、大きな境遇の違いのなか愛を育んでいく。東宝青春映画のアイドルスタア・内藤洋子の初主演作。恩地日出夫監督は彼女の新鮮さをいかし、みずみずしいムードをつくりあげた。

『お嫁においで』写真

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3月13日(火)〜19日(月)

お嫁においで

1966年(S41)/東宝/カラー/83分

■監督:本多猪四郎/脚本:松山善三/撮影:宇野晋作/美術:育野重一/音楽:広瀬健次郎
■出演:加山雄三、黒沢年男、沢井桂子、原恵子、松本めぐみ、田村亮、有島一郎

海とスポーツカーと歌をこよなく愛する青年・加山雄三は、おマセで可愛い妹・内藤洋子を恋愛参謀に、ひと目惚れ相手へのアピールを開始する──。加山自作の大ヒット曲をモチーフにした明るい青春ドラマ。

『伊豆の踊子』写真

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3月20日(火)〜28日(水)

伊豆の踊子ニュープリント

1967年(S42)/東宝/カラー/85分

■監督・脚本:恩地日出夫/原作:川端康成/脚本:井手俊郎/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:武満徹
■出演:黒沢年男、団令子、酒井和歌子、江原達怡、西村晃

伊豆へひとり旅に出た青年が、旅芸人の一行と道連れになり、踊子の少女に心を惹かれていく──。恩地日出夫監督×内藤洋子の組み合わせで、何度もリメイクされた川端文学に挑む。最高に可憐なヒロイン薫の誕生。

『その人は昔』写真

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3月29日(木)〜4月4日(水)

その人は昔

1967年(S42)/東京映画/カラー/100分

■監督・脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:朝倉摂、広瀬五郎/音楽:船村徹
■出演:舟木一夫、山中康司、金子勝美、生方壮児、北代絢、青木君雄、大木徹三

北海道で出会った青年と少女が、幸福な生活を求めて東京へ駆け落ちするも、冷たい都会に翻弄される──。舟木一夫と内藤洋子の初顔合わせで描く、美しくも哀しい音楽劇。挿入歌『白馬のルンナ』の印象的な歌声。

『育ちざかり』写真

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4月5日(木)〜7日(土)

育ちざかり

1967年(S42)/東宝/カラー/88分 
○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

■監督:森谷司郎/脚本:小寺朝/潤色:井手俊郎/撮影:山田一夫/美術:村木忍/音楽:佐藤勝
■出演:十朱幸代、村松英子、黒沢年男、江原達怡、小山田宗徳、三宅邦子

三人姉妹の末っ子に育った陽気でオチャメな高校生が、ひと夏のほろ苦い経験を通じて大人へと近づいていく──。小寺朝のオリジナル脚本を森谷司郎が演出。内藤洋子、等身大の魅力がスクリーンに溢れ、絶品。

『年ごろ』写真

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4月8日(日)〜14日(土)

年ごろ

1968年(S43)/東宝/カラー/84分

■監督:出目昌伸/原案:小寺朝/脚本:松木ひろし/撮影:福沢康道/美術:村木与四郎/音楽:森岡賢一郎
■出演:黒沢年男、岡田真澄、吉村実子、佐野周二、村松英子

大学受験を一年後に控えた女子高生が、背伸びして大人の恋をしようとする──。出目昌伸監督の第一回作品で、思春期の少女の心の揺らめきが爽やかなタッチで描かれる。人気絶頂のブルー・コメッツが特別出演。

『兄貴の恋人』写真

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4月15日(日)〜21日(土)

兄貴の恋人

1968年(S43)/東宝/カラー/84分

■監督:森谷司郎/脚本:井手俊郎/撮影:斎藤孝雄/美術:村木忍/音楽:佐藤勝
■出演:加山雄三、酒井和歌子、白川由美、岡田可愛、中山麻理、沢村貞子、宮口精二

兄貴を愛し、その幸福を誰よりも望んでいる妹だが、いざ縁談が持ちあがると妙に落ち着かなくなってしまう──。この複雑な乙女心を内藤洋子が演じ、兄に加山雄三、その想い人に酒井和歌子。三大スタアが共演。

『地獄変』写真

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4月22日(日)〜28日(土)

地獄変

1969年(S44)/東宝/カラー/95分

■監督:豊田四郎/原作:芥川龍之介/脚本:八住利雄/撮影:山田一夫/美術:村木忍/音楽:芥川也寸志
■出演:中村錦之助、仲代達矢、大出俊、沢村いき雄、天本英世

平安朝を舞台に、時の権力者である貴族と当代随一の絵師との心理闘争を、豪華絢爛な美術と映像美で描きつくす。原作は芥川龍之介。内藤洋子が悲劇のヒロイン、絵師の娘役を熱演し、衝撃をもたらした。

『娘ざかり』写真

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4月29日(日)〜5月5日(土)

娘ざかり

1969年(S44)/東宝/カラー/88分

■監督:松森健/脚本:長野洋、小寺朝/撮影:鈴木斌/美術:阿久根巌/音楽:広瀬健次郎
■出演:東山敬司、松本めぐみ、村松英子、小沢昭一、有島一郎、夏木陽介

念願の大学に合格したヒロインは、スポーツカーを颯爽と駆るOBに憧れ自動車部へ。免許をとるために奮闘しつつ、学生運動や様々な社会勉強に勤しむ──。明朗快活な女子大生のキャンパスライフを描いたもの。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 ※水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • チケットは当日10時15分より販売いたします。定員48名。
  • 混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品によって、画面が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承ください。

協力:東宝株式会社、東京国立近代美術館フィルムセンター

トップ写真: 『その人は昔』1967年/松山善三 ©TOHO CO.,LTD.