1月3日（月）～8日（土）
源太郎船
1960年（S35）／大映京都／白黒／94分
■監督・脚本：渡辺邦男／原作：川口松太郎／脚本：松村正温／撮影：渡辺孝／音楽：山田栄一 ■出演：勝新太郎、宇治みさ子、近藤美恵子、真城千都世、丹羽又三郎、河津清三郎、田崎潤
花のお江戸を舞台に繰りひろげられる恋と復讐の痛快時代劇。密貿易を企む悪者の陰謀に颯爽と立ち向かう流転の主人公・勝新太郎、その最愛の女性に中村玉緒が扮して、初の夫婦役で共演する。
(c)角川映画
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1月9日（日）～15日（土）
不知火検校
1960年（S35）／大映京都／白黒／91分
■監督：森一生／原作：宇野信夫／脚本：犬塚稔／撮影：相坂操一／音楽：斎藤一郎 ■出演：勝新太郎、近藤美恵子、丹羽又三郎、鶴見丈二、倉田マユミ、安部徹、須賀不二男
江戸爛熟期、非道の限りを尽くしてのし上がろうとする座頭の姿を描いたピカレスク時代劇。勝新演技開眼の出世作で、中村玉緒は悪の餌食となる旗本の妻役を好演。ふたりの絡みも実に色っぽく、刺激的。
(c)角川映画
1月16日（日）～22日（土）
小次郎燕返し
1961年（S36）／大映京都／白黒／81分
■監督：田坂勝彦／原作：五味康祐／脚本：松浦健郎／撮影：牧田行正／音楽：渡辺浦人 ■出演：勝新太郎、高松英郎、近藤美恵子、井上明子、島田竜三、須賀不二男、石黒達也
青春の夢を長剣にかけて恋と友情を斬る──。勝新扮する佐々木小次郎が、秘剣“燕返し”を会得するまでを描いた娯楽時代劇。華を添える中村玉緒もキリリと可憐で印象深い。
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1月23日（日）～29日（土）
女のつり橋
1961年（S36）／大映東京／カラー／78分 ※16mm
■監督・脚本：木村恵吾／撮影：石田博／美術：間野重雄／音楽：松井八郎 ■出演：岸田今日子、川口浩、野添ひとみ、紺野ユカ、有島一郎、叶順子、左幸子、伊藤雄之助
売れっ子マッサージ嬢の片思いと破局、高級アパートの一室を巧みに使うふたりの二号、ストリップ劇場の踊子たち──。騙しつつ、騙されつつ…。木村恵吾脚本・監督によるオムニバス女性篇。
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1月30日（日）～2月5日（土）
小太刀を使う女
1961年（S36）／大映京都／カラー／81分
■監督：池広一夫／原作：村上元三／脚本：依田義賢／撮影：本多省三／美術：西岡善信／音楽：斎藤一郎 ■出演：京マチ子、小林勝彦、小桜純子、阿井美千子、中村豊、船越英二、石黒達也
西南の役を背景に、薩摩軍の進攻に立ち向かっていった女たちの運命を描く女性時代劇。元武家の娘・律、その弟に嫁いだ商家の娘・おたか。対照的な二人の女の生き様を、京マチ子と中村玉緒が熱演。
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2月6日（日）～12日（土）
悪名
1961年（S36）／大映京都／カラー／94分
■監督：田中徳三／原作：今東光／脚本：依田義賢／撮影：宮川一夫／美術：内藤昭 ■出演：勝新太郎、田宮二郎、水谷良重、中田康子、阿井美千子、浪花千栄子、山茶花究
勝新太郎×田宮二郎の絶妙なコンビで人気を博した「悪名」シリーズの第一作。本作のクランク・イン直前に婚約した勝新と中村玉緒。劇中「あなたを一生の妻にします」と一札入れるシーンが微笑ましい。
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2月13日（日）～19日（土）
化身
1962年（S37）／大映京都／カラー／86分
■監督：森一生／原作：今東光／脚本：八尋不二／撮影：本多省三／美術：太田誠一 ■出演：勝新太郎、中田康子、万里昌代、江波杏子、小林重四郎、杉山昌三九、深見泰三
勝新扮する主人公・梵仙は、不思議な魅力をもつ美僧。そんな彼が、大阪の美人尼、祇園の姉妹芸妓、東京から来た画学生、と次々に若き女性を虜にしていく──。今東光の同名小説を映画化した異色作。
2月20日（日）～26日（土）
燃えつきた地図
1968年（S43）／勝プロダクション／カラー／115分
■監督：勅使河原宏／原作・脚本：安部公房／撮影：上原明／美術：間野重雄／音楽：武満徹 ■出演：勝新太郎、市原悦子、渥美清、信欽三、吉田日出子、長山藍子、小松方正、田中春男
蒸発した男を追ううちに、やがて自身をも見失っていく興信所員──。安部公房×勅使河原宏コンビによる不条理ドラマ。主演の勝新をはじめ、その妻役の中村玉緒、市原悦子、渥美清など配役の妙も楽しめる。
■料金
一般／1,200円 シニア・学生／1,000円 会員／800円 水曜日サービスデー／1,000円均一
■インフォメーション
- チケットは当日10時15分より販売致します。定員48名。
- 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- 作品によって画面、音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承下さい。