上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
©1960 KADOKAWA
11月24日(日) 〜26日(火)
1960年(S35)/大映京都/カラー/92分
■監督:三隅研次/脚本:衣笠貞之助/原作:舟橋聖一/撮影:今井ひろし/美術:内藤昭/音楽:斎藤一郎 ■出演:山本富士子、小林勝彦、近藤美恵子、千秋実、島田竜三、中村鴈治郎、細川ちか子
江戸の材木問屋の一人娘・駒子(山本富士子)は当代随一の美女として引く手あまた。だが、彼女の心は番頭にあった──。封建の世に、恋に生き、恋に散った女の半生を描いた悲恋もの。駒子の艶やかな美しさは絶品。 ▲
上映スケジュール
11月24日(日) 〜30日(土)
1960年(S35)/松竹京都/白黒/88分
■監督:酒井欣也/脚本:森田竜男/原作:花登筐/撮影:倉持友一/美術:桑野春英/音楽:大森盛太郎 ■出演:大村崑、芦屋雁之助、芦屋小雁、菅佐原英一、九条映子、浪花千栄子、マヒナ・スターズ
大阪・船場にある薬問屋を舞台に、頭は弱いが心優しい丁稚(大村崑)と、そのお目付け役の番頭(芦屋雁之助)が繰り広げる人情コメディ。当時大人気だった同名テレビドラマの映画化で、古き良き商家の賑わいを笑いとともに描く。 ▲
1963(S38)/松竹大船/カラー/82分
■監督:堀内真直/脚本:富田義朗/撮影:加藤正幸/美術:梅田千代夫/音楽:木下忠司 ■出演:伴淳三郎、弘田三枝子、牧紀子、浦辺粂子、林家珍平、津川雅彦、浪花千栄子、仲宗根美樹
ポップスの女王・弘田三枝子を主役に迎えた下町喜劇。父に代わって魚屋「魚くに」を継いだ看板娘・ミコちゃんが、ライバル店の息子と恋に落ちた姉のために奔走する。のびやかな歌とコミカルな演技が楽しい一篇。 ▲
©東宝
11月27日(水) 〜12月3日(火)
1955年(S30)/東京映画/白黒/105分
■監督:杉江敏男/脚本:若尾徳平/原作:織田作之助/撮影:完倉泰一/美術:小島基司、島康平/音楽:團伊玖磨 ■出演:岸恵子、安西郷子、花井蘭子、浪花千栄子、山内明、御橋公、小泉博
大阪・西横堀のいとはんとして生まれた母(岸恵子)が娘(安西郷子)に語る哀しい恋の物語──。今年、生誕百年、織田作之助の小説「船場の娘」が原作。商家のしきたりに翻弄される母娘二世代の人生の流転を抒情的に描く。 ▲
©日活
1956年(S31)/日活/白黒/84分
■監督・脚本:中平康/脚本:柳沢類寿、西河克己/原作:キノトオル、小野田勇/撮影:姫田真佐久/美術:佐谷晃能/音楽:馬渡誠一 ■出演:フランキー堺、坪内美詠子、毛利充宏、小沢昭一、柳谷寛
親戚の営む牛乳屋の苦境を救うべく、長州から上京してきた六平太(フランキー堺)。ライバル店の妨害にも負けず、牛乳配達に大奮闘!太陽族映画のパロディも秀逸な本格派スラップスティック・コメディ。 ▲
12月1日(日) 〜7日(土)
1960年(S35)/松竹京都/カラー/79分
■監督:的井邦雄/脚本・原作:花登筐/脚本:山根優一/撮影:太田喜晴/美術:桑野春英/音楽:大森盛太郎 ■出演:大村崑、芦屋雁之助、芦屋小雁、芦屋雁平、浪花千栄子、榎本健一
大阪・天神祭の当日に崑松(大村崑)は集金を言いつけられる。だが、その途中で集金袋を取り違えてしまい…。続編の本作では、大村崑が丁稚とサーカス団員の二役で大活躍する。本人役で登場のザ・ピーナッツにも注目! ▲
1961年(S36)/松竹大船/カラー/83分
■監督:番匠義彰/脚本:柳沢類寿、菅野昭彦/撮影:生方敏夫/美術:逆井清一郎/音楽:牧野由多可 ■出演:津川雅彦、伴淳三郎、倍賞千恵子、月丘夢路、佐野周二、瞳麗子、小坂一也
老舗カステラ屋の長崎本店と東京支店での新旧対立。その傍らで育まれる若手コーラス・グループの恋と青春──。様々なエピソードが複雑に重なりながら巧みに展開。下町喜劇の名匠・番匠義彰監督による娯楽篇。 ▲
©1963 KADOKAWA
12月4日(水) 〜10日(火)
1963年(S38)/大映京都/カラー/111分
■監督:三隅研次/脚本:依田義賢/原作:山崎豊子/撮影:宮川一夫/美術:内藤昭/音楽:斎藤一郎 ■出演:若尾文子、高田美和、鳳八千代、京マチ子、田宮二郎、中村鴈治郎、浪花千栄子、北林谷栄
山崎豊子の連載小説を映画化。繊維問屋の当主の急死に端を発した三人娘の骨肉の争い。番頭や長女の恋人、故人の愛人までもが絡んで展開するしたたかな駆け引き──。物欲に狂奔する人間の執念とエゴを鋭くえぐる傑作。 ▲