5月28日(日)〜6月3日(土)

空いっぱいの涙

1966年(S41)/松竹/白黒/86分

『空いっぱいの涙』写真

©1966 松竹株式会社

■監督・脚本:水川淳三/脚本:大津皓一/撮影:堂脇博/美術:芳野尹孝/音楽:八木正生
■出演:田村正和、中村晃子、沢本忠雄、三上真一郎、山田吾一、菅原文太、小畠絹子、岡田英次、田村高廣

殺人的スケジュールに追われ、敏腕女性マネージャーの傀儡と化した売れっ子ギタリストが、本当の愛と人生をみつけだそうとする──。“メンズファッションの神様”石津謙介による田村正和の最高のシルエット、本人歌唱の主題歌にも注目。

5月31日(水)〜6月6日(火)

遥かなる国の歌

1962年(S37)/日活/カラー/83分

『遥かなる国の歌』写真

©日活

■監督:野村孝/脚本:若尾徳平、池田一朗/撮影:横山実/美術:木村威夫/音楽:伊部晴美
■出演:小林旭、笹森礼子、山内賢、小高雄二、沢本忠雄、小野良、武藤章生、宮城千賀子、奈良岡朋子

熱血のペット吹き・小林旭がスタアの座を占めるまでの波乱の青春──。一流バンドを目指すメンバーたちの苦闘、華やかな音楽業界の裏側。その中に母を探す混血少年との友愛を巧みに織りこんで展開する歌謡アクション。

6月4日(日)〜6日(火)

果てしなき情熱

1949年(S24)/新東宝、新世紀プロダクション/白黒/91分 ◯国立映画アーカイブ所蔵作品

『果てしなき情熱』写真

©国際放映

■監督:市川崑/脚本:和田夏十/撮影:小原譲治/美術:小川一夫/音楽:服部良一
■出演:堀雄二、月丘千秋、笠置シヅ子、折原啓子、清川虹子、江見渉、斎藤達雄、淡谷のり子、山口淑子

『蘇州夜曲』『湖畔の宿』『夜のプラットホーム』『ブギウギ娘』等、服部良一のヒット曲に乗せて、作曲家の生みの苦しみと恋愛模様が描かれる。キャバレーの看板歌手に笠置シヅ子が扮する他、山口淑子、淡谷のり子も特別出演。

6月4日(日)〜10日(土)

太陽に突っ走れ

1966年(S41)/東映東京/白黒/88分

『太陽に突っ走れ』写真

©東映

■監督:鷹森立一/原作・音楽:遠藤実/脚本:池田雄一/撮影:西川庄衛/美術:北川弘
■出演:千葉真一、十朱幸代、長門裕之、大原麗子、菅原謙二、東野英治郎、今井健二、舟木一夫、こまどり姉妹

作曲家・遠藤実の自叙伝『太陽も笑っている』を千葉真一主演で。歌手に憧れ単身上京、流しをしながら夢を追いかけた極貧時代、そして作曲家に転身、歌謡界に旋風を巻きおこすまでの苦難の歳月が描かれる。人気歌手、ヒット曲も次々登場。

6月4日(日)〜10日(土)

上を向いて歩こう

1962年(S37)/日活/カラー/91分

『上を向いて歩こう』写真

©日活

■監督:舛田利雄/脚本:山田信夫/撮影:山崎善弘/美術:木村威夫/音楽:中村八大
■出演:坂本九、浜田光夫、高橋英樹、吉永小百合、渡辺トモコ、芦田伸介、ダニー飯田とパラダイス・キング

少年鑑別所を脱走した若者が、音楽をきっかけに更生の道を歩みだす──。坂本九のヒットナンバー『上を向いて歩こう』をもとに、日活の若手スタアが顔を揃えた青春歌謡映画の佳品。ラスト出演者全員での主題歌大コーラスは圧巻。

6月7日(水)〜13日(火)

恋する年ごろ

1966年(S41)/松竹、ビクター/カラー/83分

『恋する年ごろ』写真

©1966 松竹株式会社

■監督:宮崎守/脚本:須藤勝人/撮影:丸山恵司/美術:宇野耕司/音楽:小川寛興
■出演:三田明、早瀬久美、石立鉄男、市川瑛子、ケン・サンダース、佐野周二、久保浩、柳沢真一、宗方奈美、穂積隆信

音楽を愛好する男子大学生が、恋に、友情に、部活動にと青春を謳歌する──。主演は歌謡界のプリンスとして人気絶頂の三田明。『恋のアメリアッチ』『恋人ジュリー』『アイビー東京』『タッチ・アンド・ゴー』等ふんだんに歌いまくる。

6月7日(水)〜13日(火)

愛は惜しみなく

1967年(S42)/日活/カラー/84分

『愛は惜しみなく』写真

©日活

■監督:森永健次郎/原作:川内康範/脚本:才賀明、丹野雄二/撮影:藤岡粂信/美術:西亥一郎/音楽:宮川泰
■出演:園まり、杉良太郎、園井啓介、山本陽子、鳳八千代、佐野周二、黛ジュン

人形劇団の娘とチャンピオンを目指す学生ボクサーが、運命のいたずらから、かたや人気歌手に、かたや愛するがゆえに風太郎に落ちぶれる……という悲恋物語。主題歌『愛は惜しみなく』他、園まりの哀愁の歌声がムードを盛りあげる。

6月11日(日)〜17日(土)

純情二重奏

1967年(S42)/松竹/カラー/89分

『純情二重奏』写真

©1967 松竹株式会社

■監督:梅津明治郎/原作:斎藤良輔、長瀬喜伴/脚本:桜井義久/撮影:厚田雄春/美術:芳野尹孝/音楽:小川寛興
■出演:倍賞千恵子、倍賞美津子、吉田輝雄、北竜二、三上真一郎、高峰三枝子

姉は母子家庭、妹は有名作曲家の父のもとで何不自由なく……という異母姉妹がライバル歌手として新人賞の栄冠を競う。倍賞千恵子、美津子の本格的初共演が話題に。オリジナル版(1939年)の主演・高峰三枝子も大御所歌手役で出演している。

6月11日(日)〜17日(土)

東京ナイト

1967年(S42)/日活/カラー/80分

『東京ナイト』写真

©日活

■監督:鍛冶昇/脚本:才賀明/撮影:小栗準之助/美術:深民浩/音楽:川口真
■出演:和泉雅子、山内賢、和田浩治、高千穂ひづる、長内美那子、中村芳子、三遊亭歌奴、金原亭馬の助、ヴィレッジ・シンガーズ

古い因習にうんざりして家を飛びだした祇園の舞妓はんが、東京である学生バンドと知りあう──。ベンチャーズ歌謡『東京ナイト』を主題歌にフィーチャーした青春音楽篇。だらりの帯におこぼ姿でのびのびと歌う和泉雅子が愛らしい。

6月14日(水)〜17日(土)

夢で逢いましょ

NEW

1962年(S37)/東京映画/カラー/89分

『夢で逢いましょ』写真

©TOHO CO., LTD.

■監督:佐伯幸三/脚本:森功二/撮影:黒田徳三/美術:狩野健/音楽:平岡精二
■出演:中尾ミエ、宝田明、池内淳子、船戸順、西村晃、山茶花究、田辺靖雄、ハナ肇とクレージーキャッツ、ザ・ピーナッツ

デビュー間もない中尾ミエを主演に据えた、ミュージカル仕立てのサクセス・ストーリー。劇中登場する「河辺プロ」はもちろん渡辺プロダクションがモデル。ザ・ピーナッツ、梓みちよ、鹿内タカシ、クレージーキャッツら所属スタアが勢揃い。

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