『秘録おんな牢』写真

©1968 角川書店

9月21日(土)〜27日(金)

秘録おんな牢

1968年(S43)/大映京都/白黒/76分 ※16mm

■監督:井上昭/脚本:浅井昭三郎/撮影:竹村康和/美術:内藤昭/音楽:渡辺岳夫
■出演:安田道代、中原早苗、長谷川待子、平泉征、渡辺文雄、しめぎしがこ、渚まゆみ、井上昭文、千波丈太郎、浜村純

無実の罪で入牢した旅芸人の純情娘が、女だけの密室世界で異常な体験をする──、という安田道代主演「秘録」シリーズの第一弾。リンチ、乱闘、同性愛。映画前半ではエロティックな好奇心をかき立て、後半では真犯人捜査のミステリーが燃えあがる。

『おんな牢秘図』写真

©1970 角川書店

9月28日(土)、29日(日)、10月1日(火)〜4日(金)

おんな牢秘図

1970年(S45)/大映京都/カラー/83分

■監督:国原俊明/脚本:浅井昭三郎/撮影:武田千吉郎/美術:太田誠一/音楽:鏑木創
■出演:北島マヤ、笠原玲子、田村正和、桜井浩子、荒砂ゆき、花柳幻舟、小林直美、加藤和夫、伊達三郎、近藤宏

絶海の孤島に流刑囚として閉じ込められた女、十三人。死の労働と監視役人によるいたぶり、女囚同士の争い、そして蔓延する伝染病…。全裸の女が泣きわめき、叫ぶ「獄門島」の恐ろしさ!時は江戸時代、女囚専用の流刑島を舞台にした異色官能時代劇。

『おんな番外地 鎖の牝犬』写真

©東映

10月5日(土)〜18日(金)

おんな番外地 鎖の牝犬ニュープリント

1965年(S40)/東映東京/白黒/86分 

■監督:村山新治/脚本:舟橋和郎/撮影:林七郎/美術:中村修一郎/音楽:富田勲
■出演:緑魔子、梅宮辰夫、春川ますみ、原知佐子、桑原幸子、若水ヤエ子、国景子、新井茂子、浦辺粂子、荒木道子、中北千枝子

自分を騙し弄んだ男二人を殺傷、七年の刑を言い渡されたヒロインが、雑居房仲間や看守たちとの触れあいに、女の歓び、哀しみを知る──。魅力たっぷり!強烈な魔子ムードで贈るヒューマンな女囚映画。春川ますみ、浦辺粂子ら同房の女たちも個性派揃いで◎。

10月19日(土)〜25日(金)

女囚101 性感地獄

1976年(S51)/日活/カラー/68分

■監督:林功/脚本:久保田圭司、大原豊/撮影:山崎敏郎/美術:柳生一夫/音楽:多摩零
■出演:珠瑠美、山科ゆり、丘奈保美、牧れいか、森みどり、織田俊彦、木島一郎、浜口竜哉、小泉郁之助

人妻のヒロイン・珠瑠美は、自分をレイプしようとした男を殺して服役。しかしそれは、夫の仕組んだ罠だったのだ──。裏切りを知ったおとなしい人妻は、女子刑務所という凄まじい状況のなかで、たくましく、ふてぶてしく変身を遂げていく。

10月26日(土)〜11月1日(金)

女囚101 しゃぶる

1977年(S52)/日活/カラー/71分

■監督:小原宏裕/原案:伊東アンナ/脚本:松岡清治/撮影:水野尾信正/美術:菊川芳江/音楽:世田ノボル
■出演:谷ナオミ、渡辺とく子、井上博一、あきじゅん、森みどり、島村謙次、村田昌彦、浜口竜哉

女子刑務所で静かに刑に服す女・谷ナオミ。ある時、恋仲だった流しの青年歌手がスタアになっていることを知り、今までおさえていた想いが爆発する──。ワイルドな女囚ものに、世間を震撼させた某有名歌手の事件をプラス。みどころ多しの一篇。

『女囚701号 さそり』写真

©東映

11月2日(土)〜8日(金)

女囚701号 さそり

1972年(S47)/東映東京/カラー/87分

■監督:伊藤俊也/原作:篠原とおる/脚本:神波史男、松田寛夫/撮影:仲沢半次郎/美術:桑名忠之/音楽:菊池俊輔
■出演:梶芽衣子、横山リエ、渡辺やよい、三原葉子、根岸明美、扇ひろ子、夏八木勲、渡辺文雄

篠原とおるの人気劇画を映画化したヒロイン・アクション。欲望とバイオレンス渦巻く女子刑務所で「さそり」こと松島ナミは自分を裏切った男への報復に燃える──。クールな女復讐人にピタリとハマった梶芽衣子、主題歌『怨み節』も大ヒットを記録。

『女囚さそり 第41雑居房』写真

©東映

11月9日(土)〜15日(金)

女囚さそり 第41雑居房

1972年(S47)/東映東京/カラー/89分

■監督・脚本:伊藤俊也/原作:篠原とおる/脚本:松田寛夫、神波史男/撮影:清水政郎/美術:桑名忠之/音楽:菊池俊輔
■出演:梶芽衣子、白石加代子、賀川雪絵、八並映子、伊佐山ひろ子、小松方正、戸浦六宏、渡辺文雄

前作のヒットを受けて製作されたシリーズ第二弾で、バイオレンス描写もエスカレート!脱走に成功した「さそり」と六人の女囚たちは、途中仲間割れや裏切りを繰り返しつつバスジャックを敢行。銃撃戦の末、再び収監されるも「さそり」の復讐は終わらない──!

『女囚さそり けもの部屋』写真

©東映

11月16日(土)〜22日(金)

女囚さそり けもの部屋

1973年(S48)/東映東京/カラー/87分

■監督:伊藤俊也/原作:篠原とおる/脚本:松田寛夫/撮影:清水政郎/美術:桑名忠之/音楽:菊池俊輔
■出演:梶芽衣子、李礼仙、渡辺やよい、真山知子、木村俊恵、藤木孝、八名信夫、森みつる、南原宏治、成田三樹夫

シリーズ第三弾では、刑務所を脱走した女囚「さそり」が、“けもの部屋=都会”に潜伏。過酷な逃亡生活のなか、社会の底辺で生きる女たちとの交流が描かれる。冒頭の地下鉄バトルシーンからあっと驚く演出はアクセル全開!李礼仙の怪女ぶりも強烈。

11月23日(土)〜29日(金)

実録おんな鑑別所 性地獄

1975年(S50)/日活/カラー/72分

■監督・脚本:小原宏裕/脚本:桃井章/撮影:前田米造/美術:菊川芳江/音楽:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
■出演:梢ひとみ、ひろみ麻耶、芹明香、青木真知子、水沢リエ、美鈴エミ、太田洋子、高橋明、八代康二、浜口竜哉

見習い看護婦のヒロインは、愛人医師の婚約者を殺害した容疑で鑑別所送りに。非情な身体検査「カンカン踊り」、集団リンチ、レズ行為──。鑑別所内で繰り広げられる少女たちの闘争とSEXを描いた小原宏裕監督の意欲作。主題歌「煉獄のブルース」も最高です。

■料金

一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円 水曜日サービスデー/1,000円均一

■インフォメーション

  • 午前10時15分より当日全回分の整理番号付き入場券を発売いたします。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
  • 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
  • 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

※9月30日(月)は休館いたします。