連日21:00 START

5.4[土]-8[水]
連続暴姦
5.9[木]-13[月]
新・鍵穴 絡みあう舌と舌
5.14[火]-18[土]
人妻家政婦 情事のあえぎ
5.19[日]-23[木]
ピンサロ病院 ノーパン白衣
5.24[金]-28[火]
奴隷
5.29[水]-6.2[日]
ねらわれた学園 制服を襲う
6.3[月]-7[金]
痴漢義父 息子の嫁と…
6.8[土]-12[水]
超いんらん 姉妹どんぶり
6.13[木]-17[月]
どすけべ夫婦 交換セックス
6.18[火]-22[土]
喪服の女 崩れる
6.23[日]-27[木]
熟母・娘 乱交
6.28[金]-7.2[火]
人妻とOL あふれる愛液
7.3[水]-7[日]
新釈 四畳半襖の下張り

ご好評をいただきましたシリーズも第三回を迎えいよいよ最後となります。今回は名古屋で保管されていた限られたプリントからのセレクトながらきわめて娯楽性とバラエティに富むラインナップとなりました。これらの作品群を見てあらためて感じるのは、ピンク映画はピンクである以前にシャシンでなければいけないということ(昔ながらの映画人は個々の『映画』を『写真』と呼ぶ習慣があります)。それは新東宝映画や国映の映画製作の基本としてほぼ一貫してあったことですが、あるいはそれはピンク映画が80年代からゼロ年代にかけてのAVやVシネの興亡を横目で見ながら誕生後60年近くを生き延びてきた理由なのかもしれません。そしていまひとつの特徴が、女性という性の商品化を宿命とするジャンルであるため、多くの作品で主人公が女性であるということです。世に言われる「女性映画」とはほとんど真逆な(というか比較の対象にすらならない)ピンク映画ですが、にもかかわらず、「よくできたピンク映画」は必然的に「よくできた女性映画」となる——本来の女性映画が女性向けで、かたや男性向けという違いはありますが——牽強付会とも思えるこの逆説、嘘か誠か是非ご自身でお確かめあれ。これらのプログラムを通して、たとえばかつての「女性映画」の名手木下恵介や成瀬巳喜男の映画を連続して観るような……とまではいかずとも、銀幕のむこうの様々なヒロインの喜怒哀楽、そして官能のドラマに触れられることは間違いありません。つまりそれぞれがまぎれもなくひとつのシャシンなのです。