アウトサイダーのまなざし
〜国映/新東宝ピンク映画60周年記念特別上映会〜 Vol.1
2022年6月4日(土)〜8月22日(月)
レイトショー 連日21時スタート
ラピュタ阿佐ヶ谷
- 愛欲温泉 美肌のぬめり
- 6.4[土]- 8[水]
- 濡れ肌 刺青を縛る
- 6.9[木]- 13[月]
- 援助交際物語 したがるオンナたち
- 6.14[火]- 18[土]
- 痴漢電車 極秘本番
- 6.19[日]- 23[木]
- 熟女 濃密な前戯
- 6.24[金]- 28[火]
- 熟女 淫らに乱れて
- 6.29[水]- 7.3[日]
- 未亡人旅館 したがる若女将
- 7.4[月]- 8[金]
- 制服美少女 先生あたしを抱いて
- 7.9[土]- 13[水]
- 濃厚不倫 とられた女
- 7.14[木]- 18[月]
- 闇のまにまに
〜人妻・彩乃の不貞な妄想〜 - 7.19[火]- 23[土]
- 実録異常性犯罪 甘い罠
- 7.24[日]- 28[木]
- OL発情 奪う!
- 7.29[金]- 8.2[火]
- ハードレズビアン クイック&ディープ
- 8.3[水]- 7[日]
- 高級ソープテクニック4 悶絶秘戯
- 8.8[月]- 12[金]
- 覗かれた不倫妻 主人の目の前で
- 8.13[土]- 17[水]
- OLの愛汁 ラブジュース
- 8.18[木]- 22[月]
- 愛欲温泉 美肌のぬめり
- 6.4[土]- 8[水]
- 濡れ肌 刺青を縛る
- 6.9[木]- 13[月]
- 援助交際物語 したがるオンナたち
- 6.14[火]- 18[土]
- 痴漢電車 極秘本番
- 6.19[日]- 23[木]
- 熟女 濃密な前戯
- 6.24[金]- 28[火]
- 熟女 淫らに乱れて
- 6.29[水]- 7.3[日]
- 未亡人旅館 したがる若女将
- 7.4[月]- 8[金]
- 制服美少女 先生あたしを抱いて
- 7.9[土]- 13[水]
- 濃厚不倫 とられた女
- 7.14[木]- 18[月]
- 闇のまにまに
〜人妻・彩乃の不貞な妄想〜 - 7.19[火]- 23[土]
- 実録異常性犯罪 甘い罠
- 7.24[日]- 28[木]
- OL発情 奪う!
- 7.29[金]- 8.2[火]
- ハードレズビアン クイック&ディープ
- 8.3[水]- 7[日]
- 高級ソープテクニック4 悶絶秘戯
- 8.8[月]- 12[金]
- 覗かれた不倫妻 主人の目の前で
- 8.13[土]- 17[水]
- OLの愛汁 ラブジュース
- 8.18[木]- 22[月]
2022年6月4日(土)〜8月22日(月)
レイトショー 連日21時スタート
ラピュタ阿佐ヶ谷
●作品解説 1 / 2
●料金・インフォメーション
【販売】
総合プログラム発売中 1,000円(税込)
【料金(当日)】
一般…1,300円 / シニア・学生…1,100円
会員…900円
※水曜サービスデー…1,100円均一
【インフォメーション】
- ●各回定員入れ替え制
- ●午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
- ●混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
- ●上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- ●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
協力:国立映画アーカイブ、スタンスカンパニー
ピンク映画は性を商品として扱う性質からのみでなく、成り立ちもまたどこか「アウトサイダー」的でした。それは戦後しばらくのあいだ娯楽の王者として経済界の第一線にいた映画産業がテレビの普及にともなって急速に凋落したとき、まるでそれに乗ずるような形で、あたかもある不可視の意図によって設置されでもしたように、高度経済成長の背後でうごめく欲望を回収する装置として稼働を始めたのでした。しかしそういったピンク映画の作り手たちの多くは、他の独立系の製作者と同様あるいはそれ以上に、たとえパワフルであってもアウトロー(反社会的存在)ではありませんし、コリン・ウィルソンが述べたほどに深く預言者的・神秘主義的なアウトサイダーでなかったとしても、社会の周縁に寄り添いながらもその外部に存在し、常識や社会通念を越えて、配給会社や劇場への多少の忖度は容れつつも強力なスポンサーや様々な権力に従う理由も必要もない立場で、たとえささやかであってもこの世界に何らかの光をもたらそうと努め続けたのです。今回上映する作品の多くが主人公たちが事件や犯罪、あるいは日常の様々な出来事を通じて社会通念や一般常識から逸脱し、葛藤し、あるいはそれらと闘う姿を描いているのは決して偶然ではありません。そんな登場人物たちを見つめる監督=アウトサイダーたちのまなざしは、意識的・無意識的を問わず、あらゆる真摯な創作に共通のあの基底的なメッセージを体現しているかのようです。「共同体(=社会一般通念)の外に出よ、孤独を恐れるなかれ、そして一人の人間たれ」——と。最後になりましたが2017年から繰り返し開催してまいりました「ラスト・フィルム・ショー」に対し、当初よりご協力・ご尽力いただいた国立映画アーカイブ関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。