上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
6月4日(土)〜8日(水)
1999年(H11)/国映、新東宝映画/カラー/68分
■監督:サトウトシキ/原案・脚本:小林政広/撮影:広中康人/助監督:女池充 ■出演:葉月螢、本多菊雄、沢田夏子、川瀬陽太、佐々木ユメカ、飯島大介
サトウトシキ=小林政広=葉月螢(現・ほたる)の最強タッグで秘められた過去を持つ女の悲しくも残酷な生きざまを描いた。層の厚い幅広い俳優陣のアンサンブルも素晴らしい。葉月が歌うオリジナル主題歌(!)がいざなう戦慄のクライマックスと驚愕のエンディング。 ▲
上映スケジュール
6月9日(木)〜13日(月)
1982年(S57)/新東宝映画/カラー/60分
■監督:渡辺護/脚本:小水ガイラ/撮影:鈴木史郎/編集:田中治 ■出演:花真衣、下元史朗、杉佳代子、山地美貴、亜希いずみ、鶴岡八郎
黎明期からピンク映画の「守護神」であった渡辺護監督が「復讐」をモチーフに凄惨な愛欲の闘争を描く。70年代後半からピンク映画をささえた下元史朗のほか刺青女優として有名だった花真衣をはじめ杉佳代子、山地美貴、亜希いずみら80年代に活躍した人気女優が熱演を見せる。 ▲
6月14日(火)〜18日(土)
2005年(H17)/国映、新東宝映画、Vパラダイス/カラー/65分
■監督・脚本:いまおかしんじ/撮影:前井一作/編集:酒井正次/助監督:伊藤一平 ■出演:向夏、平沢里菜子、吉岡睦雄、七瀬くるみ、佐藤宏
「ピンク七福神」の筆頭格いまおかしんじが下北沢を舞台にふたりの女子の友情と葛藤をリアルかつリリカルに描く。同監督らしいユーモアが随所に見られ、せつなくも希望に満ちた型破りのラストシーンは必見。ゼロ年代に注目された向夏、平沢里菜子ら若手女優陣の輝きが眩しい。 ▲
6月19日(日)〜23日(木)
1984年(S59)/新東宝映画/カラー/66分
■監督:滝田洋二郎/脚本:高木功/撮影:倉本和人/助監督:佐藤寿保 ■出演:螢雪次朗、竹村祐佳、真堂ありさ、青木祐子、池島ゆたか
忍者猿飛佐助と敵方のくノ一陽炎が大地震の影響でタイムスリップし、巨額の埋蔵金をめぐって現代の東京で激突する!滝田洋二郎監督&高木功脚本のコンビによる時代劇とSFの要素を盛り込んだ奇想天外な一篇。探偵シリーズでおなじみ螢雪次朗と竹村祐佳の演技合戦も楽しみ。 ▲
6月24日(金)〜28日(火)
1990年(H2)/新東宝映画/カラー/52分 (プリントタイトル『熟女 濃密な不倫』)
■監督・脚本:鈴木敬晴/撮影:稲吉雅志/編集:酒井正次/助監督:沖田晃 ■出演:小川真実、伊藤舞、竹二郎、杉浦峰夫、久須美欽一、池島ゆたか
小さな印刷所を経営している夫婦。借金に追われた夫は偽札作りに手を染めたあげくに失踪。残された妻に向かって若い工員の晃が愛を告白するが……。若松孝二や高橋伴明の助監督を務めた鈴木敬晴監督が運命に翻弄される人妻の愛欲模様をリアルに描いた良質の官能メロドラマ。 ▲
6月29日(水)〜7月3日(日)
2009年(H21)/国映、新東宝映画、Vパラダイス/カラー/61分
■監督:鎮西尚一/脚本:尾上史高/撮影:鈴木一博/編集:蛭田智子/助監督:坂本礼 ■出演:伊藤猛、速水今日子、ほたる、守屋文雄、立木ゆりあ
独創的な作品世界で熱狂的なファンを持つ鎮西尚一監督による15年ぶりのピンク映画。失業と離婚という人生の岐路に立たされた中年男と周囲の男女との関係を淡々と描いて忘れ難い印象を残す。沖島勲や内田高子も特別出演。国映製作による最後のフィルム撮り作品でもある。 ▲
7月4日(月)〜8日(金)
1999年(H11)/新東宝映画/カラー/57分 (プリントタイトル『したがる若女将 淫らな秘め事』)
■監督:深町章/脚本:福俵満/撮影:飯岡聖英/助監督:佐藤吏 ■出演:しのざきさとみ、かわさきひろゆき、相沢知美、佐々木基子、神戸顕一
温泉旅館を切り盛りする未亡人の雅子。夫の郁夫は成仏できずに幽霊となって時折この世にさまよい出てくるのだが……。多くの監督に「師匠」として慕われるベテラン深町章監督が田舎の温泉旅館で巻き起こるワイセツ騒動を描いた笑って泣ける艶笑ポルノのシリーズ第一作。 ▲
7月9日(土)〜13日(水)
2004年(H16)/国映、新東宝映画/カラー/61分 (プリントタイトル『蒼井そら 肉欲授業』)
■監督・脚本:髙原秀和/撮影:小山田勝治/音楽:野島健太郎/編集:酒井正次/助監督:坂本礼 ■出演:蒼井そら、那波隆史、小林智、坂町千代子
80年代、中村幻児監督率いる雄プロで廣木隆一や石川欣らとともに活躍した髙原秀和監督がAVアイドル蒼井そらを主演に迎え、人生に迷った中年教師との関係を繊細に且つ張り詰めた緊張感をもって描いた。2019年には後日談『濡れた愛情 ふしだらに暖めて』(オーピー映画)も製作。 ▲
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