アウトサイダーのまなざし
〜国映/新東宝ピンク映画60周年記念特別上映会〜 Vol.2
2022年10月4日(火)〜12月21日(水)
レイトショー 連日21時スタート
ラピュタ阿佐ヶ谷
- 新妻本番 ぐしょ濡れ生下着
- 10.4[火]-8[土]
- 猥褻ストーカー 暗闇で抱いて!
- 10.9[日]-13[木]
- あぶない情事 獣のしたたり
- 10.14[金]-16[日]
- 悶熟!!未亡人サロン
- 10.17[月]-21[金]
- 濃密愛撫 とろける舌ざわり
- 10.22[土]-24[月]、26[水]-27[木]
- 痴漢ONANIE 覗き
- 10.28[金]-11.1[火]
- 痴漢バス バックもオーライ
- 11.2[水]-6[日]
- 未亡人旅館 2 女将は寝上手
- 11.7[月]-11[金]
- いくつになってもやりたい不倫
- 11.12[土]-16[水]
- アブノーマル体験 第六の性感
- 11.17[木]-21[月]
- 日本残虐女拷問
- 11.22[火]-26[土]
- 痴漢タクシー エクスタシードライバー
- 11.27[日]-12.1[木]
- 馬と女と犬
- 12.2[金]-6[火]
- 過激!!変態夫婦
- 12.7[水]-11[日]
- ブルーフィルムの女
- 12.12[月]-16[金]
- 痴漢電車 ちんちん発車
- 12.17[土]-21[水]
- 新妻本番 ぐしょ濡れ生下着
- 10.4[火]-8[土]
- 猥褻ストーカー 暗闇で抱いて!
- 10.9[日]-13[木]
- あぶない情事 獣のしたたり
- 10.14[金]-16[日]
- 悶熟!!未亡人サロン
- 10.17[月]-21[金]
- 濃密愛撫 とろける舌ざわり
- 10.22[土]-24[月]、26[水]-27[木]
- 痴漢ONANIE 覗き
- 10.28[金]-11.1[火]
- 痴漢バス バックもオーライ
- 11.2[水]-6[日]
- 未亡人旅館 2 女将は寝上手
- 11.7[月]-11[金]
- いくつになってもやりたい不倫
- 11.12[土]-16[水]
- アブノーマル体験 第六の性感
- 11.17[木]-21[月]
- 日本残虐女拷問
- 11.22[火]-26[土]
- 痴漢タクシー エクスタシードライバー
- 11.27[日]-12.1[木]
- 馬と女と犬
- 12.2[金]-6[火]
- 過激!!変態夫婦
- 12.7[水]-11[日]
- ブルーフィルムの女
- 12.12[月]-16[金]
- 痴漢電車 ちんちん発車
- 12.17[土]-21[水]
2022年10月4日(火)〜12月21日(水)
レイトショー 連日21時スタート
ラピュタ阿佐ヶ谷
●作品解説 1 / 2
●料金・インフォメーション
【イベント】
●11月27日(日)舞台挨拶
21:00『痴漢タクシー エクスタシードライバー』上映後
ゲスト:新里猛作監督、奈賀毬子さん、佐倉萌さん、稲葉凌一さん
●12月9日(金)舞台挨拶
21:00『過激!!変態夫婦』上映後
ゲスト:細山智明監督、池島ゆたかさん、しのざきさとみさん
●12月10日(土)舞台挨拶
21:00『過激!!変態夫婦』上映後
ゲスト:細山智明監督、清水大敬さん
●12月17日(土)舞台挨拶
21:00『痴漢電車 ちんちん発車』上映後
ゲスト:滝田洋二郎監督、竹村祐佳さん、螢雪次朗さん、池島ゆたかさん
【販売】
総合プログラム発売中 1,000円(税込)
【料金(当日)】
一般…1,300円 / シニア・学生…1,100円
会員…900円
※水曜サービスデー…1,100円均一
【インフォメーション】
- ●各回定員入れ替え制
- ●午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
- ●混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
- ●上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- ●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※10月25日(火)は休館いたします。
協力:スタンスカンパニー、国立映画アーカイブ
【重要なお知らせとお詫び】
12月7日(水)より予定しております『過激!!変態夫婦』はフィルム上映が困難なため素材を変更させていただきます。
●上映素材変更
12月7日(水)〜11日(日)
『過激!!変態夫婦』(1988年/細山智明監督)※35mm → DVD
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
【チラシ情報訂正のお知らせ】
11月22日(火)より上映の『日本残虐女拷問』(1977年/山本晋也監督) チラシ記載の情報に誤りがございました。
プリントタイトル
[誤]残虐女拷問 → [正]日本女拷問
ここに訂正してお詫び申し上げます。
ピンク映画は性を商品として扱う性質からのみでなく、成り立ちもまたどこか「アウトサイダー」的でした。それは戦後しばらくのあいだ娯楽の王者として経済界の第一線にいた映画産業がテレビの普及にともなって急速に凋落したとき、まるでそれに乗ずるような形で、あたかもある不可視の意図によって設置されでもしたように、高度経済成長の背後でうごめく欲望を回収する装置として稼働を始めたのでした。
しかしそういったピンク映画の作り手たちの多くは、他の独立系の製作者と同様あるいはそれ以上に、たとえパワフルであってもアウトロー(反社会的存在)ではありませんし、コリン・ウィルソンが述べたほどに深く預言者的・神秘主義的なアウトサイダーでなかったとしても、社会の周縁に寄り添いながらもその外部に存在し、常識や社会通念を越えて、配給会社や劇場への多少の忖度は容れつつも強力なスポンサーや様々な権力に従う理由も必要もない立場で、たとえささやかであってもこの世界に何らかの光をもたらそうと努め続けたのです。
今回上映する作品の多くが主人公たちが事件や犯罪、あるいは日常の様々な出来事を通じて社会通念や一般常識から逸脱し、葛藤し、あるいはそれらと闘う姿を描いているのは決して偶然ではありません。そんな登場人物たちを見つめる監督=アウトサイダーたちのまなざしは、意識的・無意識的を問わず、あらゆる真摯な創作に共通のあの基底的なメッセージを体現しているかのようです。「共同体(=社会一般通念)の外に出よ、孤独を恐れるなかれ、そして一人の人間たれ」——と。