上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
(c)東宝
7月24日(日) 〜26日(火)
1957年(S32)/宝塚映画/カラー/114分
■監督:豊田四郎/脚本:八住利雄/撮影:安本淳/美術:伊藤熹朔/音楽:芥川也寸志 ■出演:若尾文子、淡島千景、池部良、志村喬、浪花千栄子、中田康子、多々良純、小沢栄太郎
留学帰りの娘・若尾文子と、彼女に打ち明けられない秘密をもつ母・淡島千景。名匠・豊田四郎が、一組の母娘のぶつかりあいを通して、女性の生きる道を鋭く追及した野心作。 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品 ▲
上映スケジュール
7月24日(日) 〜30日(土)
1956年(S31)/宝塚映画/白黒/108分
■監督・脚本:木村恵吾/脚本:渋谷天外/原作:長谷川幸延/撮影:三村明/美術:水谷浩 ■出演:森繁久彌、淡島千景、八千草薫、高峰三枝子、浪花千栄子、田村楽太、田中春男、横山エンタツ
上方落語界のスーパースター・桂春団治の破天荒な人生を三人の女──世話女房・淡島千景、妖艶な後家・高峰三枝子、純情京娘・八千草薫──を軸に描いた秀作。大阪の生んだ無頼の愛嬌者・春団治の映画化に、演芸界の人気者がこぞって出演。 ▲
7月27日(水) 〜30日(土)
1963年(S38)/宝塚映画/カラー/93分
■監督:青柳信雄/脚本:蓮池義雄、矢田良/原作:菊田一夫/撮影:安本淳/音楽:松井八郎 ■出演:榎本健一、三木のり平、八波むと志、フランキー堺、森川信、浜美枝、瑳峨三智子、清川虹子
雲の上団五郎一座、座長が事故で療養中との設定で、花形座員・のり平&むと志のおかしな恋のエピソード、劇場主母子の確執などが描かれる。エノケン右大腿部切断手術後の復帰の物語ということで、盟友・徳川夢声もゲスト出演して激励。 ▲
7月27日(水) 〜8月2日(火)
1959年(S34)/宝塚映画/白黒/99分
■監督:佐伯幸三/脚本:依田義賢/原作:長谷川幸延/撮影:岡崎宏三/美術:近藤司 ■出演:鶴田浩二、香川京子、花菱アチャコ、山田五十鈴、三橋達也、柳永二郎、曽我廼家五郎八、頭師孝雄
三味線に全てを託して芸道一筋に生きようとした男と、ひたすらに愛を捧げた女。二人が織りなす愛と感動の物語を、戦前戦後と移りゆく大阪法善寺界隈を背景に描いたもの。豊田組『花のれん』のセットを使ってもう一本、ということで企画された。 ▲
1963年(S38)/宝塚映画/白黒/104分
■監督:久松静児/脚本:藤本義一/原作:菊田一夫/撮影:黒田徳三/美術:加藤雅俊/音楽:広瀬健次郎 ■出演:司葉子、三益愛子、新珠三千代、森光子、中村鴈治郎、佐田啓二、浪花千栄子
繊維街・丼池で高利貸しを営む二人の女。大学出の才媛・司葉子VSがめつさNO.1の金貸し婆・三益愛子の対決を軸に、銭になるなら何でも…という商人たちの土性骨を描く。大阪ものを書かせたら天下一品、菊田一夫原作の舞台劇を映画化。 ▲
7月31日(日) 〜8月6日(土)
1963年(S38)/宝塚映画、三船プロ/白黒/98分
■監督:三船敏郎/脚本:菊島隆三/撮影:斎藤孝雄/美術:村木与四郎/音楽:佐藤勝 ■出演:三船敏郎、三橋達也、仲代達矢、山崎努、星由里子、浜美枝、堺左千夫、土屋嘉男
大戦末期に日本軍が隠した金貨“山下将軍の秘宝”を奪おうと、悪党たちがフィリピンのジャングルに入っていく。戦死者のためにも埋蔵金を祖国へと決心する元少佐、欲望の鬼となった男たち──。三船敏郎第一回監督のアクション・ドラマ。 ▲
1961年(S36)/宝塚映画/カラー/100分
■監督:久松静児/脚本:椎名龍治/原作:今東光/撮影:遠藤精一/音楽:広瀬健次郎 ■出演:森繁久彌、加東大介、山茶花究、浪花千栄子、藤木悠、船戸順、原知佐子、環三千世
人気作家でもある住職のもとへ、身の上相談を持ちこむ河内の人々の珍談奇話をコミカルに描いたもの。原作者の名をもじった今野東吾和尚・森繁を狂言廻しに、多彩な顔ぶれが揃い、色あり、欲あり、笑いありの役柄をたくみに披露する。 ▲
8月3日(水) 〜9日(火)
1965年(S40)/宝塚映画、黒澤プロ/白黒/158分
■監督:内川清一郎/脚本:黒澤明/原作:富田常雄/撮影:小泉福造/美術:水谷浩/音楽:佐藤勝 ■出演:加山雄三、三船敏郎、山崎努、岡田英次、伊藤雄之助、加東大介、九重佑三子、志村喬
黒澤明の監督デビュー作である柔道映画『姿三四郎』(1943年)を加山雄三主演でリメイク。波乱にとんだ姿三四郎の青年像を、凄絶な死闘、清純な恋などを織りまぜて描き、さらに恩師・三船敏郎との交流でたくましく成長する様を捉えている。 ▲