- 限りなき前進
- 8月20日(日)〜22日(火)
- 爆音
- 8月23日(水)〜26日(土)
8月30日(水)〜9月2日(土) - 暢気眼鏡[不完全]
- 第五列の恐怖
- 8月27日(日)〜29日(火)
- 才女気質
- 9月3日(日)、5日(火)〜9日(土)
- ハナ子さん
- 9月10日(日)〜12日(火)
- 春秋一刀流
- 9月13日(水)〜16日(土)
- 肉体の門
- 9月17日(日)〜19日(火)
- 続清水港
- 9月20日(水)〜23日(土)
9月27日(水)〜30日(土) - 青春怪談
- 9月24日(日)〜26日(火)
- 愛のお荷物
- 10月1日(日)〜7日(土)
- 銀座の女
- 10月8日(日)〜10日(火)
- 洲崎パラダイス 赤信号
- 10月11日(水)〜14日(土)
10月18日(水)〜21日(土) - 雑居家族
- 10月15日(日)〜17日(火)
●作品解説 1 / 2
●料金・インフォメーション
「昭和の銀幕に輝くヒロイン」シリーズに、
いよいよ轟夕起子が登場!
2017年、轟の生誕100年と没後50年にあたる記念の年に、豪華14作品を9週にわたり上映します。若き日の超絶美女ぶりは『限りなき前進』や『春秋一刀流』などでご堪能いただけます。また30代後半の円熟した演技は『青春怪談』や『洲崎パラダイス』で味わってください。これまで上映されることの少なかった『第五列の恐怖』と『銀座の女』のレア作品では、新たな魅力が発見できるでしょう。この機会をお見逃しなく。
2017年3月にはファンによる親睦団体「轟夕起子を愛する会」が結成されたり、全国各地で関連イベントが開催されるなど、その再評価はとどまるところを知りません。上映期間中は、熱狂的な轟夕起子ファンである山口博哉氏(映画史家)特製の轟夕起子冊子をもれなくプレゼント。展示やグッズ販売、ニュース紙発行など、さまざまな企画で特集上映を盛り上げます。
text by 山口博哉(映画史家)
轟夕起子 とどろき ゆきこ
本名、西山都留子(つるこ)。1917年9月11日、東京麻布の中流家庭に生まれる。31年に宝塚音楽歌劇学校へ入学し、翌32年の「春のをどり」が初舞台。「青春」(34)から人気が急上昇、娘役スターとして宝塚黄金時代の一翼を担った。37年、破格の契約金で日活に引抜かれ大ニュースとなる。映画初出演の『宮本武蔵』(37)が好評で、引続き『限りなき前進』(37)、『暢気眼鏡』(40)、黒澤明の監督第一作『姿三四郎』(43)などに出演し、映画スターとして人気を博す。戦後も人気は衰えず、高額所得者番付のトップとなる。抜群の美貌と演技力を誇り、とくに喜劇に才能を発揮した。映画にとどまらず、新劇、ラジオ、テレビ、レコードの分野でも活躍。生涯に157本の映画に出演し、62曲のレコードを吹込んだ。67年5月11日、閉塞性黄疸のため49歳で逝去。夫は映画監督のマキノ正博と島耕二。息子は沖縄アクターズスクール創設者として有名なマキノ正幸。
■料金[当日]
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円
※水曜サービスデー/1,000円均一
■インフォメーション
- 各回定員入れ替え制
- 午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
- 上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
- 作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※9月4日(月)はメンテナンスのため休館いたします。
協力:日活株式会社 東宝株式会社 東京国立近代美術館フィルムセンター