上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
10月14日(日) 〜20日(土)
1965年(S40)/東映京都/カラー/97分
©東映
■監督:山下耕作/原作:火野葦平/脚本:田坂啓/撮影:古谷伸/美術:鈴木孝俊/音楽:三木稔 ■出演:中村錦之助、佐久間良子、淡路恵子、田村高廣、月形龍之介、宮園純子、三島ゆり子、小松方正、佐藤慶
沖仲仕から身をおこし、九州一帯を手中に収める男・玉井金五郎の豪快な生き様──。原作は火野葦平が実父をモデルに綴った同名小説。妻マン、女刺青師・蝶々牡丹のお京、実力者・吉田磯吉など、侠気と女の意気地がぶつかりあう。 ▲
上映スケジュール
10月17日(水) 〜23日(火)
1963年(S38)/東映京都/白黒/123分
■監督:今井正/原作:南條範夫/脚本:鈴木尚之、依田義賢/撮影:坪井誠/美術:川島泰三/音楽:黛敏郎 ■出演:中村錦之助、有馬稲子、三田佳子、丘さとみ、岸田今日子、江原真二郎、木村功、森雅之
藩主の落度をかぶって切腹した武士から、競争会社のスパイを命ぜられたサラリーマンまで、「忠義」という名の被虐の歴史を、江戸時代から現代までの七つのエピソードで描く。ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。中村錦之助の七役がみもの。 ▲
10月21日(日) 〜27日(土)
1966年(S41)/東映京都/カラー/92分
■監督:山下耕作/原作:火野葦平/脚本:田坂啓、中島貞夫/撮影:古谷伸/美術:鈴木孝俊/音楽:三木稔 ■出演:中村錦之助、佐久間良子、淡路恵子、田村高廣、月形龍之介、宮園純子、永井智雄、佐藤慶
『花と龍』の続篇。一家を構えた玉井金五郎は、沖仲仕の待遇改善のため組合結成を目指して、持ち前の度胸と根性で人々をまとめあげていく──。中村錦之助の名演技によって、野心に燃える青年の姿がロマンティックに描かれる。 ▲
1966年(S41)/東映京都/白黒/90分
■監督・脚本:成澤昌茂/原作:永井荷風/撮影:鈴木重平/美術:鈴木孝俊/音楽:伊部晴美 ■出演:三田佳子、田村高廣、露口茂、野川由美子、三島ゆり子、岡崎二朗、遠藤辰雄、木暮実千代、浦辺粂子、東野英治郎
永井荷風の『四畳半襖の下張』を成澤昌成が大胆に脚色。明治末期の待合「立花」を舞台に、薄倖の娼婦とスリに落ちぶれた男、二人の恋葛藤が描かれる。三田佳子が荷風好みの淪落のヒロインに扮し、艶やかな色香を漂わせて好演。 ▲
10月24日(水) 〜30日(火)
1965年(S40)/東映東京/白黒/183分
■監督:内田吐夢/原作:水上勉/脚本:鈴木尚之/撮影:仲沢半次郎/美術:森幹男/音楽:冨田勲 ■出演:三國連太郎、伴淳三郎、高倉健、左幸子、三井弘次、加藤嘉、山本麟一、風見章子、沢村貞子、藤田進
猛台風による青函連絡船転覆事故のどさくさに紛れて消えた兇悪犯、執念の捜査を続ける刑事。やがて十年、事件は思わぬ展開をみせる──。水上勉の長篇推理小説を、緊張感あふれる運命劇に仕あげた内田吐夢監督晩年の傑作。 ▲
10月28日(日) 〜11月3日(土)
1964年(S39)/東映東京/白黒/100分
■監督:小林恒夫/原作:岩下俊作/脚本:村尾昭/撮影:林七郎/美術:田辺達/音楽:木下忠司 ■出演:鶴田浩二、佐久間良子、天知茂、千葉真一、藤純子、加藤武、大村文武、山本礼三郎、柳永二郎、植村謙二郎
明治末期の北九州。発展のため鉄道建設を進める一家と、船頭衆の暮らしを守るため猛反発する一家。二つの組の対立が深まるなか、東京から流れ者のやくざ・鶴田浩二が現れる──。岩下俊作原作、東映任侠映画黎明期の一篇。 ▲
1965年(S40)/東映東京/白黒/97分
■監督:村山新治/原作:五味川純平/脚本:長谷川公之/撮影:坪井誠/美術:進藤誠吾/音楽:飯田三郎 ■出演:佐久間良子、天知茂、小林千登勢、岩崎加根子、大原麗子、木暮実千代、菅原謙二、梅宮辰夫
たった一人で全てを手に入れた男と、孤独で何一つ持たない娘が、互いの野望と復讐のため大胆な「賭け」に乗りだす──。男と女、金と愛欲を描ききった五味川純平の大長篇を映画化。佐久間良子が強烈な上昇志向のヒロインを好演している。 ▲
10月31日(水) 〜11月3日(土)
1967年(S42)/東映東京/カラー/107分
■監督:村山新治/原作:平岩弓枝/脚本:田中澄江/撮影:飯村雅彦/美術:森幹男/音楽:小杉太一郎 ■出演:佐久間良子、仲代達矢、小山明子、悠木千帆、宮園純子、木村功、鈴木やすし、原泉、伊志井寛
平岩弓枝原作、NHK朝の連続テレビ小説を映画化したもの。昭和初期の北海道を舞台に、若き鉄道員夫婦、仲代達矢と佐久間良子の、貧しくとも清らかな生活、限りない愛が描かれる。国鉄の協力のもとつくられた感動篇。 ▲
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