上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
11月10日(月)〜12日(水)
1994年(H6)/カラー/90分
©東映ビデオ
■監督:ショー・コスギ/原作・脚本:松本功/撮影:松村文雄 ■出演:ケイン・コスギ、西野妙子、サイモン・リー、スコット・ハーマン、天本英世、倉田保昭
あらゆるチャンピンたちが集結、曇天の沖縄で世界格闘技トーナメントが繰り広げられる。ショー・コスギが監督、ケイン・コスギが主演という親子アクション大作。倉田保昭に石橋雅史とアクション映画のベテランも集結。カタコトの日本語をしゃべるケインに萌えます。 ▲
上映スケジュール
11月13日(木)〜15日(土)
■監督:小沼勝/原作:花村萬月/脚本:高橋洋/撮影:仙元誠三/音楽:長内悟 ■出演:久野真紀子、ジョニー大倉、渡嘉敷勝男、風間舞子、清水?治
エロスとバイオレンスがダブルで襲いかかってくるシリーズ第2弾。教会で幼いころから殺し屋として育てられた久野真紀子、殺戮の現場をジョニー大倉に見られ、まさかの初恋へと発展する。Jホラーの旗手となる高橋洋とロマンポルノの小沼勝が組んだ血まみれの逃避行。 ▲
11月16日(日)〜18日(火)
1995年(H7)/カラー/92分
■監督:鹿島勤/原作:木村直巳/脚本:田部俊行/撮影:柳島克己/音楽:大内義昭 ■出演:伊原剛志、成清加奈子、宮崎光倫、三橋貴志、八名信夫
カラスと呼ばれる殺人マシーンがいた。抗争の裏に潜み、目撃者も容赦なく消す。そんな男が幼なじみの女と出会い、さらなる破滅に向かって駆け抜ける。東映Vシネマ25周年映画『25』の監督・鹿島勤による夜明けのハードボイルド。蒼きフィルムに伊原剛志の肉体がほとばしる。 ▲
11月19日(水)〜21日(金)
1995年(H7)/カラー/79分
■監督:伊崎健太郎/原作:宮本千代美/脚本:大川俊道、深谷浩平/撮影:飯沼栄治 ■出演:本田理沙、小沢なつき、嶋大輔、井上麻美、赤星昇一郎、菅田俊
伝説のレディース“麗慈怨怒”の総長だった絢子、いまは子連れの鳶職だ。暴力団が支配する小さな町に、しがらみなき流れ者が巻き込まれ型の革命を起こす。木刀を手にした国道沿いのヤンママ版緋牡丹博徒、ここに誕生。本田理沙と小沢なつき、元アイドルがぶっちぎりに熱い! ▲
11月22日(土)〜24日(月)
1996年(H8)/カラー/96分
■監督・原作・脚本:きうちかずひろ/撮影:仙元誠三/音楽:Fuji-Yama ■出演:宮崎光倫、白島靖代、木村慶太、酒井伸泰、斉木しげる、佐藤蛾次郎
漫画家きうちかずひろが『カルロス』に続いて監督したVシネマ。ヤクザとトラブルを起こしあっという間に追い詰められた男女が狂犬に。クライマックスの銃撃戦まで、鋭利なバイオレンスが疾走する。松田優作の遊戯シリーズなどを撮影した仙元誠三による画作りも絶品。 ▲
11月25日(火)〜27日(木)
1996年(H8)/カラー/72分
■監督:牧口雄二/脚本:井上誠吾/撮影:坂根省三 ■出演:大沢逸美、勝野洋、水原ゆう紀、六平直政、谷川みゆき、日向まりか、紅地秋、伊藤昌一、西田健
無法の宿場にやってきた女用心棒。観音の刺青を背に、男どもを斬り殺す。70年代に『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』などを手がけた東映京都の鬼才・牧口雄二による唯一のVシネマ。拷問、チン切り、大立ち回りと娯楽に徹したエロス時代劇だ。 ▲
11月28日(金)〜30日(日)
■監督:加藤彰/原作:佐伯一麦/脚本:荒井晴彦/撮影:米田実/音楽:遠藤浩二 ■出演:真弓倫子、金山一彦、徳永廣美、朝比奈順子
佐伯一麦の短篇小説「一輪」を元に、にっかつロマンポルノで活躍した荒井晴彦と加藤彰によって送り出された珠玉のエロス。狭い個室から始まった地味な女と男の恋……真弓倫子と金山一彦による、せつなくはかない物語に研ナオコの「花火」が流れて、またせつない。 ▲
12月1日(月)〜3日(水)
1996年(H8)/カラー/90分
■監督:富岡忠文/原作:山本さむ/脚本:斎藤久志/撮影:村石直人 ■出演:大竹一重、尾美としのり、三浦綺音、前田耕陽、草野康太
Vシネの女王・大竹一重がエレベーターガールに扮して、気高き官能を解き放つ。大林宣彦の映画から朝ドラまで大活躍の尾美としのりが痴漢に手を染める美術教師に。創作活動の延長としてお尻にタッチ。都会の片隅に生きる、不器用な男女の恋愛模様を描いた異色作。 ▲
text by 高鳥都 協力:藤木TDC、餓鬼だらく