6月8日（日）〜14日（土）
天使が俺を追い駈ける
1961年（S36）／日活／白黒／69分
■監督：井田探／脚本：小野田勇／撮影：中尾利太郎／美術：松井敏行／音楽：山本直純
■出演：三木のり平、小園蓉子、嵯峨善兵、金子信雄、久邇恭子、八波むと志、西村晃、リー・スミス、冬木京三
自殺志願の男が殺人請負会社と契約。残された数日を愉快に過ごすうちに、ラッキーな出来事ばかりが舞い込んで…。撮影当時十五歳。初々しい吉永小百合が三木のり平に一目ぼれするという珍設定がみものの喜劇。
©日活
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6月15日（日）〜21日（土）
さようならの季節
1962年（S37）／日活／カラー／72分
■監督：滝沢英輔／脚本：三木克巳、才賀明／撮影：横山実／美術：松山崇／音楽：斎藤高順
■出演：浜田光夫、殿山泰司、三戸部スエ、香月美奈子、謝春国、武藤章生、松尾嘉代、東野英治郎、浜村純、初井言栄
ブラジル移住を数日後に控えた幸子（吉永）は幼馴染の高志（浜田）に再会。次第に心を通わせる二人だが、家族の事情で立ちはだかる壁は厚く…。海外移住をモチーフに、別離までの短い日々に託した青春を描く。
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6月22日（日）〜28日（土）
波浮の港
1963年（S38）／日活／カラー／96分
■監督：斎藤武市／脚本：才賀明／原作：小沢不二夫／撮影：横山実／美術：坂口武玄／音楽：小杉太一郎
■出演：浜田光夫、宇野重吉、奈良岡朋子、大坂志郎、沢本忠雄、松尾嘉代、高野由美
休暇で故郷に帰ってきた大学生が、許婚のある旅館の娘に一目ぼれ。家業のために恋人と結ばれなかった父に励まされ、恋に真っ直ぐ突き進む──。風光明媚な伊豆大島を舞台にした若い男女の純愛物語。
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6月29日（日）〜7月5日（土）
風と樹と空と
1964年（S39）／日活／カラー／86分
■監督：松尾昭典／脚本：三木克巳／原作：石坂洋次郎／撮影：萩原泉／美術：千葉和彦／音楽：池田正義
■出演：浜田光夫、川地民夫、和田浩治、田代みどり、十朱幸代、加藤治子、平山こはる、安田道代
集団就職で上京、お手伝いさんになった多喜子。同世代との交流のなかで、悩み、迷いながらも少しずつ成長していく──。原作は石坂洋次郎の同名小説。吉永小百合が純情な庶民派娘を好演する青春明朗篇。
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7月6日（日）〜12日（土）
未成年 続・キューポラのある街
1965年（S40）／日活／白黒／99分
■監督：野村孝／脚本：田村孟／原作：早船ちよ／撮影：横山実／美術：中村公彦／音楽：黛敏郎
■出演：浜田光夫、宮口精二、北林谷栄、野川由美子、笹森みち子、西尾三枝子、菅井きん、寺田誠、松原マモル、南風洋子
『キューポラのある街』から三年、大学進学を夢見るジュンは働きながら定時制高校に通っていた。ある日、北朝鮮に渡った友人から母探しを頼まれて…。吉永小百合が社会の矛盾にぶつかり、立ち向かう少女を力強く演じる。
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7月13日（日）・15日（火）〜19日（土）
こんにちわ20才
1964年（S39）／日活／カラー／87分
■監督：森永健次郎／脚本：井手俊郎／原作：石坂洋次郎／撮影：松橋梅夫／美術：小池一美／音楽：渡辺宙明
■出演：高橋英樹、轟夕起子、田代みどり、笹森礼子、桂小金治、賀原夏子、和田浩治、進千賀子、清水将夫
女手ひとつで五人の娘を育てた母が営む下宿屋。型破りなチャキチャキＢＧ・カナ子（吉永）は下宿人と結婚した姉たちに反発し、独身主義を貫こうとするが…。軽快な台詞がはずむ朗らかな恋愛ホームコメディ。
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7月20日（日）〜26日（土）
白鳥
1966年（S41）／日活／カラー／80分
■監督：西河克己／原作・脚本：松山善三／撮影：高村倉太郎／美術：佐谷晃能／音楽：林光
■出演：渡哲也、関口宏、清水将夫、新井麗子、下元勉、二木てるみ、夏川静江、久遠利三、榎木兵衛、村上和也
結婚を控えた娘が病気の妹を抱える貧しい青年と出会い、次第に惹かれていく──。吉永小百合が二人の男を愛するという役どころで、清純派からの脱皮を試みた意欲作。それまでのイメージとは全く違う顔をみせる。
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7月27日（日）〜8月2日（土）
花の恋人たち
1968年（S43）／日活／カラー／92分
■監督：斎藤武市／脚本：三木克巳、長谷川公之／原作：吉屋信子／撮影：山崎善弘／美術：坂口武玄／音楽：小杉太一郎
■出演：十朱幸代、和泉雅子、浜田光夫、山内賢、舟木一夫、伊藤るり子、山本陽子、浜川智子、川口恒
原作は吉屋信子の「女の教室」。女子医大に通うインターン生たちの恋と友情を描いた青春もの。吉永小百合は恋や遊びには目もくれず、勉学に励む苦学生として登場。裕福な家の娘・有為子（十朱）と学長賞を競うが…。
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8月3日（日）〜9日（土）
青春の風
1968年（S43）／日活／カラー／83分
■監督：西村昭五郎／脚本：才賀明／原作：京都伸夫／撮影：姫田真佐久／美術：横尾嘉良／音楽：林光
■出演：山本陽子、和泉雅子、浜田光夫、杉良太郎、川口恒、藤竜也、坪内美詠子、殿山泰司、橘和子
大学のフェンシング部に所属するピカちゃん（吉永）、ラブちゃん（和泉）、ネコちゃん（山本）の仲良し三人組。ラブちゃんの兄・浜田光夫をめぐっての三角関係が巻き起こす騒動を明るいタッチで綴った青春讃歌。
■料金
一般／1,200円 シニア・学生／1,000円 会員／800円 水曜日サービスデー／1,000円均一
※7月14日（月）は休館いたします。
トップ写真：『風と樹と空と』1964／松尾昭典 ©日活