上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
2月25日(日)〜3月2日(土)
1961年(S36)/ニュー東映東京/白黒/88分
©東映
■監督:島津昇一/脚本:直居欽哉、横山保朗/撮影:仲沢半次郎/美術:中島敏夫/音楽:冨田勲 ■出演:高倉健、三田佳子、丹波哲郎、今井俊二、中山昭二、加藤嘉、富田仲次郎、小川虎之助
木曽深山開発の飯場で働くことになったトラック運転手・高倉健は、暴れん坊「インスタントの黒」と対立しつつも次第に意気投合。木材横流しで暴利を貪る悪玉一派を粉砕する。随所に喜劇タッチを盛りこんだ型破りな男性アクション。 ▲
上映スケジュール
1964年(S39)/東映東京/白黒/89分
■監督・脚本:渡辺祐介/原作:馬場当/撮影:星島一郎/美術:中村修一郎/音楽:木下忠司 ■出演:緑魔子、中村伸郎、菅佐原英一、久保菜穂子、ジェリー藤尾、佐々木功、小峰千代子
同世代の若い肉体では物足りず既婚者に恋した娘は、己の出生の秘密や父の愛人の出現に衝撃を受けながら愛の実体を掴もうとする。渡辺祐介監督『二匹の牝犬』『悪女』を経て主役に抜擢された緑魔子が強烈な個性でタブーに挑む。 ▲
2月28日(水)〜3月5日(火)
1964年(S39)/東映東京/カラー/89分
■監督:鷹森立一/脚本:須崎勝弥/撮影:西川庄衛/美術:北川弘/音楽:北原じゅん ■出演:西郷輝彦、本間千代子、長沢純、新井茂子、園まり、波島進、沢村貞子、笠置シヅ子、東野英治郎
旧家の一人息子と貧農の娘。大の仲良しであり成績を争うライバルでもある二人の人生は、ある誤解から大きく動きだす──。元祖御三家の一人・西郷輝彦と東映のアイドルスタア・本間千代子の初顔合わせでおくる青春歌謡篇。 ▲
1960年(S35)/東映東京/白黒/79分
■監督:村山新治/原作:高城高/脚本:佐治乾/撮影:三村明/美術:北川弘/音楽:松井八郎 ■出演:今井俊二、中原ひとみ、久保菜穂子、中山昭二、岡田英次、花澤徳衛、東野英治郎
消息を絶った友人を探し求めて、北海道の小さな漁港へとやってきた男。やがて密漁船沈没事件の裏に隠された悪徳の全貌が明るみにでる──。悪役俳優・今井健二、二枚目スタア時代の貴重な主演作。原作は高城高『淋しい草原に』。 ▲
3月3日(日)〜9日(土)
1963年(S38)/東映東京/白黒/91分
■監督:渡辺祐介/脚本:田坂啓/撮影:坪井誠/美術:中村修一郎/音楽:鏑木創 ■出演:高倉健、安井昌二、三田佳子、山形勲、加藤嘉、佐藤慶、小川守、三原葉子、小林裕子、坂本武、川合伸旺
暴力団幹部の高倉健は隅田川沿いのスラム街出身。サルベージを依頼された千六百万円分の手形を強奪して、生まれ故郷に逃げ帰る──。成りあがり者の哀れな末路が丁寧に描かれた、渡辺祐介監督によるノワールの佳篇。 ▲
1965年(S40)/東映東京/白黒/86分
■監督:村山新治/脚本:舟橋和郎/撮影:林七郎/美術:中村修一郎/音楽:冨田勲 ■出演:緑魔子、原知佐子、浦辺粂子、若水ヤエ子、春川ますみ、新井茂子、中北千枝子、荒木道子、梅宮辰夫
自分を騙し弄んだ男二人を殺傷、七年の刑を言い渡されたヒロインが、雑居房仲間や看守たちとの触れあいに、女の歓び、哀しみを知る──。緑魔子主演のヒューマンな女囚映画。浦辺粂子、若水ヤエ子ら同房の女たちも個性派揃い。 ▲
3月6日(水)〜12日(火)
1964年(S39)/東映東京/白黒/94分
■監督:小西通雄/原作:梶山季之/脚本:柳沢類寿、池田雄一/撮影:坪井誠/美術:近藤照男/音楽:菊池俊輔 ■出演:藤田まこと、三田佳子、曽我廼家明蝶、ハナ肇、ミヤコ蝶々、田中邦衛
米軍の放出物資で大損した若きブローカーが相場師に助けられ再起を誓う。ところが宿敵に一杯食わされ、一世一代の大博奕を打つハメに……。原作は梶山季之。赤いダイヤ=あずき相場で一獲千金を狙う人々を描いた風俗ドラマ。 ▲
1962年(S37)/東映東京/白黒/80分
■監督:飯塚増一/脚本:佐治乾/撮影:星島一郎/美術:藤田博/音楽:河辺公一 ■出演:丹波哲郎、高倉健、佐久間良子、筑波久子、曽根晴美、大村文武、春日俊二、神田隆、サイ・テーラー
不法入国のかどで外国人収容所に入れられた元米兵が、基地の火薬庫に隠した二百万ドルのダイヤを取り戻すため、一癖も二癖もある同房者たちに協力を仰ぐ。白・黒・黄色──さまざまな人種が入り乱れての熾烈な争奪戦が勃発! ▲
3月10日(日)〜16日(土)
1963年(S38)/東映東京/白黒/110分
■監督:沢島忠/脚本:鈴木尚之/撮影:藤井静/美術:北川弘/音楽:佐藤勝 ■出演:渥美清、三田佳子、南田洋子、清川虹子、佐藤慶、田中邦衛、石山健二郎、春風亭柳朝、十朱久雄、杉狂児
自ら「珍顔」を名乗り、戦後の落語界で爆発的な人気を誇った三代目三遊亭歌笑、その短い人生をおかしさと哀しさを交えて描いた人情ドラマ。渥美清「寅さん」以前の代表作のひとつともいえる。兄弟子・佐藤慶の存在も胸を打つ。 ▲
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