第10回ラピュタアニメーションフェスティバル2010 世界の未知なるアニメーション作家たち

ベラルーシ作品集 DVcam上映/一部日本語字幕つき

ベラルーシ作品集
ベラルーシ作品集

ミハイル・トゥメリヤさんお勧めの
ベラルーシの作品たち

ノルシュテイン氏の愛弟子のベラルーシの作家、ミハイル・トゥメリヤさんのお勧め作品を集めました。日本で初めての紹介となるべラルーシの貴重な作品群。 トゥメリヤさんの新作『カットアウト・クリップアウト』は「トロイツァ」という楽団が演奏するベラルーシ民謡にのせた音楽童話。村の若者のお嫁さん探しをウサギが手伝う物語です。その他、カラフルに彩られた作品たちをお楽しみください。

むかしむかし、最後のちいさなハエがいました(原題:Once upon a time there was the last little fly) 1996/16分
監督:Vladimir Petkevich

ベラルーシのことわざ(原題:The Belarusian proverbs) 2008/6分51秒
監督:Mikhail Tumelya

人生、愛、その他の奇跡に関する古代の話(原題:The ancient story about life, love and other miracles) 2008/11分
監督:Irina Kodiukova

ミュージカル・トレジャー(原題:Musical Treasure)
子守唄(原題:Lullaby)
6分33秒
監督:Tatiana Kublitskaya

ペーパー・カッティング(原題:Paper Cutting) 2010/7分23秒
監督:Mikhail Tumelya

※当作品は4月の完成時にタイトルが『カットアウト・クリップアウト』より『ペーパー・カッティング』に変更となりました。

エストニア最新作品集 75分/DVcam上映

エストニアから直送、撹乱必至の作品たち

雨の中のダイバー

雨の中のダイバー 2009/23分/カラー
プリート・パルン、オルガ・パルン
日中のダイバーと真夜中の歯医者についての物語。彼らのキスはいつも別れのキス。愛と欲望の催眠的な黙想のなか、雨の中で大きな船はゆっくり沈んでゆく…。 パルン夫妻の注目の最新作!

キッチン・ディメンションズ

キッチン・ディメンションズ 2008/18分/カラー
プリート・テンダー
キッチンがダダイスム的な風景へと変型を繰り返していく──。エストニアの新鋭、プリート・テンダーが挑む新たな試み。予測不可能な展開はみもの。

クロコダイル

クロコダイル 2009/17分/カラー
カスパル・ヤンシス
ショッピングセンターの遊戯室でクロコダイルの格好で働く元オペラ歌手。溜まったフラストレーションがある日大爆発して──。随所に散りばめられたハレンチなユーモアが楽しい作品。

オラナス

オラナス 2009/17分/カラー
イリナ・ガリン、マリ・リース・ヴァソフスカヤ
毎日の退屈な夜にテレビをみている平凡な人間、アーカディの物語。次第に頭角を現すイリナ、マリの2人の女性監督。緻密で繊細なセットとグロテスクな演出に一層磨きがかかる。

エストニア作品集 66分/DVcam上映

やっぱりシュールでナンセンス!

ガブリエラ・フェッリなしの人生

ガブリエラ・フェッリなしの人生 2008/43分/カラー
プリート・パルン、オルガ・パルン
愛、鍵のかかったドア、顔のない泥棒、傷ついたコウノトリ、壊れたコンピューターとバーチャル娼婦、あらゆる人物が絶妙に交錯しながら描き出される人生の憂いと儚さ──。

ヴィオラ

ヴィオラ 1999/12分/カラー
プリート・テンダー
哀しみの海にある離れ小島での日常。「MAN」の形のヴァイオリニストはダンサーの妻と悲喜劇的なショーを演じる。その時、片手の椅子男はより慈悲深い未来へと歩み始める──。

ザ・へッドレス・ホースマン

ザ・へッドレス・ホースマン 2001/11分/カラー
ウロ・ピッコフ
グランドキャニオンに住む孤独で残忍な"ヘッドレス・ホースマン(頭のない騎手)"の物語。ある日、月を自分の頭にしようとするのだが──。ウロ・ピッコフのファンキーなグラフィックもみどころ。

ズデネック・ミレル作品集(チェコ) 73分/35mm上映/日本語字幕つき

コネコのいたずら
『コネコのいたずら』 提供:アットアームズ コオロギくんとめんどり
『コオロギくんとめんどり』 提供:アットアームズ

やさしく、そしてあたたかい

絵本、児童書を数多く手掛け、「もぐらのクルテク」でお馴染みのズデネック・ミレル。キャラクターの愛らしさとやさしさ溢れる作風で、どの作品もあたたかさに包まれる。ヴェネチア国際映画祭で特別賞受賞の初監督作品『おひさまを盗んだ億万長者』を含め、ミレルのしごとを幅広く紹介いたします。

あかずきん 1948/7分/カラー
月のおはなし 1958/14分/カラー
おひさまを盗んだ億万長者 1948/8分/白黒
知りたがりワンちゃんとハチミツ 1960/10分/カラー
コオロギくんとチューバ 1979/5分/カラー
コオロギくんとめんどり 1979/5分/カラー
コネコのいたずら 1959/11分/カラー
お父さんは12人 1959/13分/カラー

ふしぎな庭(チェコ) ブジェチスラフ・ポヤル/75分/35mm上映/日本語字幕つき

広がる霧
『広がる霧』 提供:アットアームズ クジラのラジク
『クジラのラジク』 提供:アットアームズ

ボーダーシャツのわんぱく4人組

男の子たちが登校途中にみつけたものはふしぎな庭だった──。ボーダーシャツの男の子たちに加え、ふしぎな庭に住むちょっといじわるなネコや頭の良いクジラなど、たくさんのキュートなキャラクターたちも楽しい。チェコの巨匠ブジェチスラフ・ポヤルが手掛けたファンタジックな雰囲気が素敵な作品。

動物がすきな男 1974/15分/カラー
広がる霧 1975/14分/カラー
トラを捕まえろ 1976/17分/カラー
銀紙に包まれたねずみの話 1977/15分/カラー
クジラのラジク 1977/14分/カラー

ユーリ−・ノルシュテイン作品集 71分/35mm上映/日本語字幕つき

キツネとウサギ
『キツネとウサギ』 霧の中のハリネズミ
『霧の中のハリネズミ』 話の話
『話の話』

ロシアの映像詩人 珠玉の5作品

25日 最初の日 1968/10分/カラー

1917年10月、ロシア革命最初の日。モノクロの静かな広場に民衆の怒りが赤い怒濤となって走り出す。

キツネとウサギ 1973/12分/カラー

ちいさな家をキツネにとられたウサギ。狼、熊、牡牛、雄鶏が助けにやって来るが…。

アオサギとツル 1974/10分/カラー

廃虚となった屋敷跡に住むアオサギとツル。本当は好きなのにわかってもらえず…。ちょっと淡く切ない恋の物語。

霧の中のハリネズミ 1975/10分/カラー

ハリネズミ君は仲良しのコグマ君の家に向かう途中、野原の霧の中で不思議な体験をする。美しい画面に溶け込む、詩的で幻想的な世界。

話の話 1979/29分/カラー

仔オオカミの唄う子守唄から次々に紡ぎ出される幻想的かつ強烈なリアリティー。世界アニメーション史に残る傑作。

(c)2004 Film By Jove Inc.in association with Soyuzmuitfilms studio

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