『盛り場流し唄 新宿の女』写真

(c)日活

11月4日(日) 〜6日(火)

盛り場流し唄 新宿の女

1970年/日活/カラー/86分

■監督:武田一成/脚本:山村英司、来栖三郎/原作:川内康範/撮影:萩原憲治/音楽:鏑木創
■出演:山本陽子、北林早苗、藤竜也、木村功、大信田礼子

大学生の沙知子は、父がつくった巨額の借金を返済するため、バー“ピロット”で働くことに――。夜の新宿ネオン街のホステス人生を、藤圭子の歌声とともに綴った風俗ロマン。藤自身も流しの歌手役で登場する。

『怪談累が渕』写真

(c)角川映画

11月4日(日) 〜10日(土)

怪談累が渕

1970年/大映京都/カラー/83分

■監督:安田公義/脚本:浅井昭三郎/撮影:牧浦地志/美術:内藤昭/音楽:鏑木創
■出演:石山律、北島マヤ、笠原玲子、石山健ニ郎、伊達三郎

金銭を巡るいざこざから、鍼灸医の宗悦が旗本・深見新左衛門に斬り殺される――。この事件を発端に次々と連鎖していく因果応報の怨念物語。六〇年にも同じ題材に取り組んだ安田公義監督が、再び、古典怪談『真景累ヶ淵』を映画化。

『反逆のメロディー』写真

(c)日活

11月4日(日) 〜10日(土)

反逆のメロディー

1970年/日活/カラー/84分

■監督:澤田幸弘/脚本:佐治乾、蘇武路夫/撮影:山崎善弘/美術:千葉和彦/音楽:玉木宏樹
■出演:原田芳雄、佐藤蛾次郎、藤竜也、梶芽衣子、地井武男

組が解散して一匹狼となった哲は、偶然出会ったフーテン・ゲバ作とともに、ある組の再建のため暴れまわる!衝動のまま破滅へと突き進んでいく若者達――。長髪、サングラスにジーンズ姿のヤクザ・原田芳雄のアナーキーな魅力が炸裂する。

『ボクは五才』写真

(c)角川映画

11月7日(水) 〜13日(火)

ボクは五才

1970年/大映京都/カラー/90分 ※16mm

■監督:湯浅憲明/脚本:高橋二三/撮影:森田富士郎/美術:上里忠男/音楽:菊池俊輔
■出演:岡本健、宇津井健、左卜全、北林谷栄、ミヤコ蝶々、八代順子、正司歌江

母をなくして祖父母と暮らす腕白坊や・太郎は、出稼ぎにでている父への想いをつのらせ、家出を決意。高知の田舎から大阪へ、五歳の子供の大冒険が始まった――。『ガメラ』シリーズでおなじみ湯浅憲明監督による児童映画の名作。

※上映素材変更のお知らせ
『ボクは五才』は、プリントが古く褪色しておりますため、16mmでの上映に変更とさせていただきます。ご了承ください。

『スパルタ教育 くたばれ親父』写真

(c)日活

11月7日(水) 〜13日(火)

スパルタ教育 くたばれ親父

1970年/日活/カラー/87分

■監督:舛田利雄/脚本:佐治乾、中野顕彰/原作:石原慎太郎/撮影:高村倉太郎/美術:千葉和彦
■出演:石原裕次郎、若尾文子、渡哲也、田崎潤、川地民夫

厳格なプロ野球審判の悠三は、家庭は妻にまかせきりで、五人の子供達とはすれ違いの生活。そのため子供達の不満はつのるばかりで…。石原慎太郎の教育論を素材に、日活スター・裕次郎と大映の看板女優・若尾文子が夢の共演。

『おんな牢秘図』写真

(c)角川映画

11月11日(日) 〜17日(土)

おんな牢秘図

1970年/大映京都/カラー/83分

■監督:国原俊明/脚本:浅井昭三郎/撮影:武田千吉郎/美術:太田誠一/音楽:鏑木創
■出演:北島マヤ、田村正和、笠原玲子、桜井浩子、花柳幻舟

絶海の孤島に流刑囚として閉じ込められた女、十三人。死の労働と監視役人によるいたぶり、女囚同士の凄惨なリンチ、そして蔓延する伝染病。果たして彼女達の運命は――。女囚専用の流刑島を舞台にした異色官能時代劇。

『いちどは行きたい女風呂』写真

(c)日活

11月11日(日) 〜17日(土)

いちどは行きたい女風呂

1970年/日活/カラー/80分

■監督:江崎実生/脚本:山崎巌/撮影:姫田真佐久/美術:横尾嘉良/音楽:坂田晃一
■出演:浜田光夫、前野霜一郎、沖雅也、岡崎二朗、長谷川照子、夏純子

万年浪人・里見と花咲に、受験を控えた風呂屋の息子・東雲。このぼんくらトリオ、精を出すのは勿論勉強!ではなく、ガールハントに明け暮れる毎日で…。大学はいつでも入れる、入るに入れぬ女風呂!?ハレンチ路線の青春ドタバタ・コメディ。

『ママいつまでも生きてね』写真

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11月14日(水) 〜20日(火)

ママいつまでも生きてね

1970年/大映東京/カラー/86分

■監督:池広一夫/脚本:石松愛弘/原作:杉山要吉/撮影:武田千吉郎/音楽:渡辺岳夫
■出演:中村光輝、小山田宗徳、月丘千秋、内藤武敏、福田豊土

肩への激痛から病院に連れていかれた少年・文夫。診断の結果、ガンであることが判明し、彼の闘病生活が始まった――。野球選手を夢みる明るい少年に、突如襲いかかった病魔。天才子役と謳われた中村光輝の熱演が涙をさそう。