上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
9月29日(日)〜10月1日(火)
1966年(S41)/創造社/白黒/99分
©1966 松竹株式会社
■監督:大島渚/原作:武田泰淳/脚本:田村孟/撮影:高田昭/美術:戸田重昌/音楽:林光 ■出演:佐藤慶、川口小枝、小山明子、戸浦六宏、殿山泰司、小松方正、渡辺文雄、川口秀子、観世栄夫
原作は実話をもとにした武田泰淳の短篇小説。ある山村の農民だった彼は、なぜ「白昼の通り魔」に変貌したのか──。その紐解きの過程を通して戦後民主主義の内実を問う、大島渚の実験的野心作。夥しいカット数も緊張感と凄みを生んで。 ▲
上映スケジュール
9月29日(日)〜10月5日(土)
1957年(S32)/日活/白黒/110分
©日活
■監督・脚本:川島雄三/脚本:田中啓一、今村昌平/撮影:高村倉太郎/美術:中村公彦、千葉一彦/音楽:黛敏郎 ■出演:フランキー堺、南田洋子、左幸子、石原裕次郎、小沢昭一、芦川いづみ
「居残り佐平次」「品川心中」など古典落語に材をとり、幕末の騒乱のなかを軽快に泳ぐ自由人・フランキー堺と、彼に関わる人々を描いた傑作時代劇コメディ。廓で繰り広げられるドタバタに、ふとみえ隠れするニヒリズムは川島雄三ならでは。 ▲
9月29日(日)〜10月5日(土)、11月17日(日)〜23日(土)
2006年(H18)/日本映画監督協会/カラー/88分 ※Blu-ray
提供:日本映画監督協会
■監督・脚本:伊藤俊也/撮影:長田勇市/音楽:宇崎竜童 ■出演:小泉今日子、佐野史郎、石川真希、原田芳雄、大島渚、小栗康平、崔洋一、阪本順治、鈴木清順、山田洋次、山本晋也、若松孝二
日本映画監督協会創立70周年を記念し、200名もの監督たちがキャスト・スタッフとして集結した世界初の「監督劇」。時代劇、再現ドラマ、インタビューなど様々な手法を交え、法によって奪われた監督の著作権を取り戻そうと訴える。 ▲
10月2日(水)〜8日(火)
1959年(S34)/東宝/白黒/108分
©TOHO CO.,LTD.
■監督・脚本:岡本喜八/撮影:逢沢譲/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝 ■出演:佐藤允、雪村いづみ、夏木陽介、上原美佐、江原達怡、南道郎、中谷一郎、中丸忠雄、ミッキー・カーチス、三船敏郎、鶴田浩二
終戦間近の北支戦線。ならず者の集まり「独立愚連隊」にやってきた従軍記者の目的とは──。魅力溢れるキャラクター、ダイナミックなアクション、ユーモアを交えた粋な演出。岡本喜八の名を一躍知らしめた西部劇タッチの戦争活劇。 ▲
1965年(S40)/東映東京/白黒/92分
©東映
■監督・脚本:石井輝男/原作:伊藤一/撮影:山沢義一/美術:藤田博/音楽:八木正生 ■出演:高倉健、丹波哲郎、南原宏治、嵐寛寿郎、安部徹、田中邦衛、待田京介、潮健児、沢彰謙、風見章子
北海道網走刑務所に服役中のヤクザ者が、囚人仲間と手錠につながれたまま脱獄。冬の大草原を彷徨い続ける──。シリーズ第10作『吹雪の斗争』まではすべて石井輝男が監督し、独特の流れ者アクションのスタイルを築きあげた。 ▲
10月6日(日)〜12日(土)
1963年(S38)/日活/白黒/123分
■監督・脚本:今村昌平/脚本:長谷部慶次/撮影:姫田真佐久/美術:中村公彦/音楽:黛敏郎 ■出演:左幸子、吉村実子、長門裕之、小沢昭一、岸輝子、春川ますみ、炎加世子、河津清三郎、殿山泰司
東北の貧農の娘・左幸子は、世間の荒波にもまれながらも逞しさを身につけ、やがてコールガール組織の元締めに──。生命力溢れる女の半生を日本の近代史と対比させ昆虫観察のような視線で捉えた、今村昌平の代表作。 ▲
1984年(S59)/角川春樹事務所/カラー/108分
©KADOKAWA 1984
■監督・脚本:澤井信一郎/原作:夏樹静子/脚本:荒井晴彦/撮影:仙元誠三/美術:桑名忠之/音楽:久石譲 ■出演:薬師丸ひろ子、三田佳子、世良公則、三田村邦彦、蜷川幸雄、清水紘治、仲谷昇
舞台女優をめざす劇団研究生が、花形スタアのスキャンダルをかぶることによって大役のチャンスを掴む──。澤井信一郎が師匠マキノ雅弘監督ゆずりのきめ細やかな演出を施し、薬師丸ひろ子の新たな魅力をひきだすのに成功している。 ▲
10月9日(水)〜15日(火)
1994年(H6)/東映東京/カラー/107分
■監督:梶間俊一/原作:江波戸哲夫/脚本:野沢尚/撮影:鈴木達夫/美術:桑名忠之/音楽:小玉和文 ■出演:柴田恭兵、中村敦夫、津川雅彦、高島礼子、萬田久子、小坂一也、河原崎建三、湯江健幸
日本企業の本質をリアルに捉えた江波戸哲夫の同名原作を野沢尚が脚色、ジャーナリスト経験のある梶間俊一がシャープな視点で映像化。明日なきリストラ社員50名が、自らの存在意義と名誉を賭けて一発逆転の案件に挑む。 ▲
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