上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
(c)1957 角川映画
4月21日(日) 〜23日(火)
1957年(S32)/大映東京/カラー/98分
■監督:田中重雄/原作:三島由紀夫/脚本:白坂依志夫/撮影:渡辺公夫/美術:柴田篤二/音楽:古関裕而 ■出演:若尾文子、川口浩、船越英二、八潮悠子、北原義郎、川崎敬三、角梨枝子、見明凡太朗、沢村貞子
結婚までは純潔を誓った若いカップルの、婚約期間中の思わぬ波紋、青春の倫理課題を描いたもの。原作は「婦人倶楽部」連載の同名小説。三島由紀夫と藤井浩明を結びつけた作品であり、二人は親交を深めていく。 ▲
上映スケジュール
(c)1964 角川映画
4月21日(日) 〜27日(土)
1964年(S39)/大映京都/白黒/95分
■監督:三隅研次/原作:三島由紀夫/脚本:舟橋和郎/撮影:牧浦地志/美術:内藤昭/音楽:池野成 ■出演:市川雷蔵、川津祐介、長谷川明男、河野秋武、藤由紀子、稲葉義男、角梨枝子、紺野ユカ、小桜純子
剣の道を追い求め、全身全霊を打ち込む剣道部主将、純粋さゆえの悲劇──。市川雷蔵主演×三隅研次監督による「剣三部作」の第二作は三島文学に挑戦。ストイックな主人公・雷蔵と同級生・川津祐介、対照的な性格の絡み合いが面白い。 ▲
1964年(S39)/大映東京/白黒/90分
■監督:増村保造/脚本:藤本義一、沢村勉/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:山本直純 ■出演:船越英二、伊藤雄之助、丸井太郎、犬塚弘、曽我廼家明蝶、弓恵子、園佳也子、潮万太郎、見明凡太朗、上田吉二郎
舞台は大阪。舌先三寸で銭を儲ける騙し屋稼業の男たち──。次から次へと小気味良く繰り出される騙しのテクニックに、俳優陣の絶妙なコンビネーション!連続TVドラマ『C調紳士録』をもとに個性派キャストを揃えた、増村保造監督には珍しい喜劇。 ▲
(c)1963 角川映画
4月24日(水) 〜30日(火)
1963年(S38)/大映京都/カラー/114分
■監督:市川崑/原作:三上於菟吉/脚本:伊藤大輔、衣笠貞之助/シナリオ:和田夏十/撮影:小林節雄/美術:西岡善信/音楽:芥川也寸志 ■出演:長谷川一夫、山本富士子、若尾文子、市川雷蔵、勝新太郎、船越英二、中村鴈治郎
歌舞伎の女形・雪之丞が、父の仇を討つため花の大江戸へ。侠盗闇太郎の助けを借りて復讐を遂げる。長谷川一夫の三百本記念映画として製作された絢爛たる娯楽時代劇。市川崑の技巧の冴えと華やかな共演陣を得て、一人二役でいきいきと活躍。 ▲
1964年(S39)/大映東京/カラー/85分 ※16mm
■監督:弓削太郎/脚本:長谷川公之/撮影:石田博/美術:仲美喜雄/音楽:伊部晴美 ■出演:宇津井健、藤巻潤、藤由紀子、高松英郎、菅原謙二、大辻伺郎、螢雪太朗、江波杏子、紺野ユカ、成田三樹夫、星ひかる
大東京の暗黒街を舞台に、宿命のライバルとして君臨する二人の男の対決が、ダイヤと女をめぐって凄絶に繰り広げられる──。長谷川公之がオリジナル・シナリオを執筆、弓削太郎が監督した宇津井健主演のアクション・ドラマ。 ▲
(c)1958 角川映画
4月28日(日) 〜5月4日(土)
1958年(S33)/大映東京/カラー/104分
■監督・脚本:衣笠貞之助/原作:八住利雄/脚本:相良準/撮影:渡辺公夫/美術:柴田篤二/音楽:斎藤一郎 ■出演:京マチ子、船越英二、中村鴈治郎、高松英郎、山茶花究、角梨枝子、小野道子、芦乃家雁玉、林田十郎
大阪天王寺界隈の「芸人村」を舞台にした人情もの。底抜けに人のいいヒロイン・京マチ子と、そこに住む様々な上方芸人、噺家・漫才師たちの人間模様を描く。八住利雄の連続TVドラマ『女神誕生』を名匠・衣笠貞之助によって映画化。 ▲
(c)1967 角川映画
1967年(S42)/大映京都/カラー/82分
■監督:森一生/原作:藤原審爾/脚本:増村保造、石松愛弘/撮影:宮川一夫/美術:太田誠一/音楽:鏑木創 ■出演:市川雷蔵、野川由美子、成田三樹夫、小池朝雄、渚まゆみ、小林幸子、千波丈太郎、松下達夫
普段はしがない小料理屋の主人だが、実は名うての殺人請負人──。ニヒルなキャラクターにぴたりとはまった市川雷蔵の殺し屋ぶり!原作は藤原審爾の『前夜』。増村保造&石松愛弘の脚本を得て、森一生監督が腕を振るったハードボイルドの傑作。 ▲
5月1日(水) 〜7日(火)
1967年(S42)/大映東京/カラー/84分 ※16mm
■監督:島耕二/原作・脚本:花登筐/脚本:舟橋和郎/撮影:渡辺徹/美術:高橋康一/音楽:大森盛太郎 ■出演:フランキー堺、船越英二、丸井太郎、市村俊幸、人見きよし、三角八郎、高毬子、春川ますみ、渚まゆみ
海を渡ってやってきた恩人探しのラーメン大使・王さんが、行く先々で巻き起こす笑いと涙の珍騒動──。TVでも『王さん東遊記』として放映され人気を博した人情コメディ。とぼけた日本語を喋る素朴な中国人役はフランキー堺にぴったり! ▲
1967年(S42)/大映東京/白黒/86分
■監督:富本壮吉/原作:コーネル・ウールリッチ/脚本:舟橋和郎/撮影:小原譲治/美術:間野重雄/音楽:池野成 ■出演:若尾文子、船越英二、高橋昌也、南原宏治、成瀬昌彦、早川雄三、上野山功一、夏木章、伊東光一
殺人犯の汚名を着せられて入獄した夫を救おうと、ヒロインは真犯人の追求に乗り出す──。原作はコーネル・ウールリッチの推理小説『黒い天使』。ミステリ好きとして知られる若尾文子が、危険な探偵行為に身を投じる美貌の人妻を熱演している。 ▲