上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
(c)国際放映
1月7日(水) 〜13日(火)
1961年(S36) /新東宝/白黒/88分
■監督:中川信夫/脚本:館岡謙之助/原作:豊田正子/撮影:平野好美/美術:黒沢治安 ■出演:伊藤雄之助、望月優子、宇津井健、田崎潤、二木てるみ、北沢典子
夜逃げするほど貧しくても、皆の心は太陽のように明るい――。東京下町の片隅で、貧乏長屋のブリキ屋一家がたくましく生きていく姿を描いた感動篇。伊藤雄之助と望月優子が扮する夫婦のやりとりは、みごたえたっぷり。 ▲
上映スケジュール
(c)日活
1965年(S40) /日活/カラー/90分
■監督:西河克己/脚本:三木克巳/原作:源氏鶏太/撮影:岩佐一泉/音楽:池田正義 ■出演:吉永小百合、芦川いづみ、和泉雅子、十朱幸代、笠智衆、浜田光夫、藤竜也、横山道代、白木マリ
吉村公三郎が映画化した源氏鶏太原作『家庭の事情』を、吉永小百合、芦川いづみ、和泉雅子、十朱幸代の四女優共演でリメイク。定年退職を迎えた父が、四人の娘たちに退職金を分配したことから始まる騒動を明るく描く。 ▲
1月11日(日) 〜17日(土)
1941年(S16) /松竹大船/白黒/105分
■監督・脚本:小津安二郎/脚本:池田忠雄/撮影:厚田雄治/美術:浜田辰雄/音楽:伊藤宣二 ■出演:佐分利信、高峰三枝子、坪内美子、三宅邦子、斎藤達雄、河村黎吉、吉川満子、葛城文子、桑野通子
当主の死をきっかけに解体していく大家族を、大船スタア総出演で描きだした傑作。残された妻や子どもたちとそれぞれの家族が、右往左往しながら父の一周忌を迎えるまでの経緯を端正な映像で綴る。 ▲
(c)東宝
1960年(S35)/宝塚映画/カラー/86分
■監督:青柳信雄/脚本:笠原良三、蓮池義雄/原作:長谷川町子/撮影:西垣六郎/美術:北猛夫/音楽:神津善行 ■出演:江利チエミ、小泉博、白川由美、藤原釜足、清川虹子、江原達怡
「サザエさん」シリーズの一篇。本作では、タラちゃんの誕生を中心としたストーリーが展開される。出産をめぐるドタバタや命名のエピソードなど、底抜けに明るいサザエさんを中心に、一家のほほえましい日常が描かれる。 ▲
1月14日(水) 〜20日(火)
1963年(S38)/東京映画/カラー/94分
■監督:久松静児/脚本:井手俊郎/原作:高瀬広居/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎 ■出演:フランキー堺、三木のり平、伴淳三郎、乙羽信子、池内淳子、木暮実千代
団地住まいの放送作家・広瀬の子どもは、やんちゃ盛りのお転婆娘――。高瀬広居の『パパの育児手帳』を原作に、育児に振りまわされる若夫婦の姿を、周囲の人々の家庭事情も交えて描いたホームドラマ。 ▲
1962年(S37)/東宝/カラー/116分
■監督:千葉泰樹/脚本:井手俊郎/原作:石坂洋次郎/撮影:西垣六郎/美術:河東安英/音楽:黛敏郎 ■出演:加山雄三、星由里子、淡島千景、草笛光子、加東大介、山村聰、池内淳子、乙羽信子、沢村貞子、桜井浩子
美しいママと会社社長の優しいパパ、利口な弟とそろって、女子大生のたね子は幸せそのもの。ある日、彼女は両親の過去の秘密を知り、大きなショックを受ける…。石坂洋次郎の同名小説を映画化。加山×星のラブシーンも話題に。 ▲
1月18日(日) 〜24日(土)
1959年(S34)/松竹大船/白黒/70分
■監督:生駒千里/脚本:馬場当/原作:中村八朗/撮影:篠村荘三郎/美術:平高主計/音楽:鏑木創 ■出演:杉田弘子、十朱幸代、九条映子、東山千栄子、日守新一、沢村貞子、田浦正巳、三上真一郎、高野真二
内気なバスガイドの長女、恋にちょっぴり目覚めた次女、色気より食い気の三女――。養子縁組を主張するガンコな祖母の独裁に、三人姉妹がレジスタンスを試みる。中村八朗の同名小説を映画化したもの。 ▲
1959年(S34)/松竹大船/カラー/100分
■監督:中村登/脚本:柳井隆雄、沢村勉/撮影:厚田雄春/美術:芳野尹孝/音楽:武満徹 ■出演:佐分利信、佐田啓二、有馬稲子、岡田茉莉子、高千穂ひづる、高橋貞二、田村高廣、桑野みゆき、山本豊三
老政治家が参議院選挙に立候補したことから、彼の家庭に広がる波紋を描いた作品。応援に駆けつけた子どもたちそれぞれの問題や、選挙をめぐる我欲の争い…。豪華キャストでおくる秀作人間ドラマ。 ▲
(c)角川映画
1月21日(水) 〜27日(火)
1955年(S30)/大映京都/白黒/85分 ※16mm
■監督:斎藤寅次郎/脚本:伏見晁/原作:長沖一/撮影:本多省三/美術:中村能久 ■出演:花菱アチャコ、浪花千栄子、堺駿二、益田喜頓、阿井美千子、峰幸子、中村玉緒
NHKラジオの人気連続放送劇を映画化。大阪・天下茶屋で果物屋をしている藤本阿茶太郎一家は、なんと十三人の子どもがいる大家族。気の弱い父としっかり者の母。ユーモラスなドタバタがテンポよく展開される人情喜劇。 ▲