上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
2月6日(水) 〜12日(火)
1961年(S36)/東宝/カラー/100分
©東宝
■監督・脚本:堀川弘通/原作:田宮虎彦/脚本:松山善三、井手俊郎/撮影:中井朝一/美術:中古智/音楽:芥川也寸志 ■出演:司葉子、高島忠夫、児玉清、芥川比呂志、田中絹代、細川ちか子、河津清三郎
昭和初期から太平洋戦争にいたる激動の時代。前科者の父をもち、母にも捨てられた娘が、厳しい宿命にさらわれながら真実の愛を求めて生きる──。田宮虎彦『愛情について』を司葉子主演で。彼女を大きな愛で包む朝鮮人に小林桂樹。 ▲
上映スケジュール
1959年(S34)/東宝/白黒/91分
■監督:筧正典/原作:源氏鶏太/脚本:沢村勉/撮影:遠藤精一/美術:小川一男/音楽:馬渡誠一 ■出演:森繁久彌、新珠三千代、加東大介、雪村いづみ、草笛光子、浪花千栄子、藤木悠、横山道代、柳川慶子
取引先社長の浮気の手伝いから、令嬢の就職の世話まで汗水たらして駆けずりまわる“三等重役”の悲哀をユーモラスに描くもの。「社長」シリーズで人気を獲得していた森繁久彌、加東大介、小林桂樹の黄金トリオがここでも大活躍。 ▲
2月10日(日) 〜12日(火)
1952年(S27)/東宝/白黒/83分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:市川崑/原作:源氏鶏太/脚本:猪俣勝人/撮影:飯村正/美術:安倍輝明/音楽:古関裕而 ■出演:小泉博、島崎雪子、杉葉子、河村黎吉、沢村貞子、斎藤達雄、千石規子、伊藤雄之助、小川虎之助、井上大助
源氏鶏太の小説『ホープさん』『三等重役』の二作がベース。庶務課から秘書課に抜擢された“ラッキーさん”小林桂樹を主人公に、サラリーマンの哀歓を、ほどよいユーモアとしゃれた描写でサラリとみせる。 ▲
2月10日(日) 〜16日(土)
1967年(S42)/東京映画/白黒/114分
■監督・脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:小野友滋/音楽:船村徹 ■出演:北大路欣也、内藤洋子、田村亮、加東大介、乙羽信子、大空真弓、原泉、高峰秀子、稲葉義男、当銀長太郎、丸山謙一郎
社会的に大きな反響を呼びおこした『名もなく貧しく美しく』の続篇。前作から十数年後──、大きく成長した息子を主人公に、就職や縁談など、聾唖者夫婦の間に生まれた子が受ける様々な差別と苦悩、そして救済を描いている。 ▲
2月13日(水) 〜19日(火)
1961年(S36)/東宝/カラー/86分
■監督:筧正典/脚本:長瀬喜伴/撮影:小泉一/美術:村木忍/音楽:松井八郎 ■出演:宝田明、高島忠夫、白川由美、水野久美、中島そのみ、中真千子、藤間紫、東郷晴子、有島一郎、柳家金語楼、藤木悠
和尚の小林桂樹、お坊の宝田明、お嬢の高島忠夫のサラリーマン三人組は、大学時代からのよき先輩後輩の間柄。しかし一人の美女の登場で、必死の抜け駆け工作が始まった──!主役トリオを「三人吉三」風に組ませたコメディ篇。 ▲
2月13日(水) 〜23日(土)
1958年(S33)/東宝/カラー/93分
■監督:堀川弘通/脚本:水木洋子/撮影:中井朝一/美術:河東安英/音楽:黛敏郎 ■出演:加東大介、三益愛子、団令子、青山京子、中田康子、沢村貞子、有島一郎、三木のり平、坂本武、柳家金語楼、東野英治郎
実在の天才画家・山下清の放浪の日々を描いた傑作人情喜劇。太平洋戦争突入から敗戦直後までの日本の世相が 清一流のみかたでユーモラスに捉えられている。小林桂樹のなりきりぶりも実にみごとな、彼の代表作のひとつ。 ▲
2月17日(日) 〜19日(火)
1955年(S30)/新東宝/白黒/85分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©国際放映
■監督:千葉泰樹/原作:岡部冬彦/脚本:笠原良三/撮影:西垣六郎/美術:朝生治男/音楽:三木鶏郎 ■出演:上原謙、花井蘭子、森繁久彌、久保菜穂子、三原葉子、相馬千恵子、江見渉、細川俊夫、小峰千代子
昔気質のうるさ型、販売課長の上原謙と、お調子者で図々しい新入課員・小林桂樹。全くタイプの違う二人は対立しながらも会社を盛りたてていく──。岡部冬彦の漫画『アツカマ氏』『オヤカマ氏』をもとにしたサラリーマン奮闘喜劇。 ▲
2月17日(日) 〜23日(土)
1963年(S38)/東京映画/白黒/113分
■監督:堀川弘通/脚本:橋本忍/撮影:村井博/美術:水谷浩/音楽:武満徹 ■出演:仲代達矢、淡島千景、乙羽信子、大空真弓、西村晃、井川比佐志、山茶花究、千田是也、三島雅夫、小沢栄太郎、東野英治郎
有名弁護士の妻が殺され、まもなく自供によって犯人は逮捕された。しかし違和感を覚えた検事・小林桂樹は補充捜査を決意、徹底的に事件を洗い始める──。二転三転するストーリー、白熱の演技合戦。緻密で重厚な社会派サスペンス。 ▲
1 / 2 / 3 / 4