上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
3月6日(水) 〜12日(火)
1969年(S44)/東宝/カラー/95分
©東宝
■監督:福田純/原作・脚本:藤本義一/撮影:逢沢譲/美術:育野重一/音楽:佐藤勝 ■出演:三木のり平、酒井和歌子、高橋紀子、吉行和子、田中邦衛、平田昭彦、寺田農、古今亭志ん朝、砂塚秀夫、菅原謙次
関西を荒らしまわるスリの名人・三木のり平と、彼を執拗に追う刑事・小林桂樹。追いつ追われつ、騙し騙され、しかし二人は戦友でもあるのでどこか心が通じている。藤本義一『ちりめんじゃこ』を映画化したペーソスあふれる人情劇。 ▲
上映スケジュール
1971年(S46)/東宝/カラー/86分
■監督:石田勝心/脚本:笠原良三/撮影:志賀邦一/美術:中古智/音楽:真鍋理一郎 ■出演:酒井和歌子、黒沢年男、松山省二、東野英治郎、加東大介、藤岡琢也、佐々木勝彦、司美智子、森るみ子、木村由貴子
『昭和ひとけた社長対ふたけた社員』の続篇。今度の小林桂樹社長は、新型ベッドの開発&セールス作戦に大はりきり!しかし死に別れた妻にそっくりなクラブのママを想って、彼の心は乱れるのであった──。 ▲
3月10日(日) 〜12日(火)
1960年(S35)/宝塚映画/カラー/94分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:松林宗恵/原作:白井喬二/脚本:岸松雄、新藤兼人/撮影:岡崎宏三/美術:加藤雅俊/音楽:宅孝二 ■出演:団令子、小泉博、島崎雪子、笠智衆、山茶花究、安部徹、石田茂樹、富士真奈美、環三千世、志村喬
道場の師匠から一人娘の婿にと頼まれた盤嶽青年、江戸で仕事を探そうと一人旅へ。しかし、世間知らずの彼は騙されてばかり──。山中貞雄『盤嶽の一生』(1933年)をリメイクした青春時代劇。笑いの要素に現代的感覚をプラス。 ▲
3月10日(日) 〜16日(土)
1966年(S41)/東宝/白黒/102分
■監督:成瀬巳喜男/原作:エドワード・アタイヤ/脚本:井手俊郎/撮影:福沢康道/美術:中古智/音楽:林光 ■出演:新珠三千代、三橋達也、若林映子、草笛光子、加東大介、長岡輝子、稲葉義男
情事の末に殺人を犯してしまった夫。それを知った妻が家庭の平和を守るため最後にくだす衝撃の決断とは──。E・アタイヤの『細い線』を翻案した心理サスペンス。成瀬巳喜男監督ならではの緻密で緊張感あふれる演出が秀逸。 ▲
3月13日(水) 〜19日(火)
1970年(S45)/東宝/カラー/133分
■監督:堀川弘通/脚本:笠原良三/撮影:山田一夫/美術:阿久根巌、育野重一/音楽:真鍋理一郎 ■出演:三船敏郎、加山雄三、黒沢年男、山村聰、藤田進、神山繁、三橋達也、中谷一郎、平田昭彦、佐原健二
二・二六事件を機に、軍部は政治介入を進め着々と国内統制を強化。やがて日本は戦禍にのみこまれていく──。東宝の戦記大作路線「八・一五」シリーズの一本。頭を剃りあげ東條英樹を熱演する小林桂樹。 ▲
3月17日(日) 〜23日(土)
1971年(S46)/東宝/カラー/88分
■監督:石田勝心/原作:松本則子/脚本:笠原良三/撮影:志賀邦一/美術:中古智/音楽:早川正昭 ■出演:吉沢京子、藤岡琢也、司葉子、吉行和子、佐々木勝彦、森るみ子、稲葉義男、十朱久雄、清水元
人里離れた療養所で闘病生活を送る少女の唯一の楽しみは、PSLの機関士である父が近くを通過する時に鳴らす汽笛の音──。実在した少女の詩集の映画化。ヒロイン吉沢京子の健気さ、父・小林桂樹の誠実な演技が涙を誘う。 ▲
1969年(S44)/東宝/カラー/92分
■監督・脚本:須川栄三/原作:リチャード・スティガー/撮影:逢沢譲/美術:本多好文/音楽:真鍋理一郎 ■出演:小沢昭一、高橋紀子、高橋長英、西村晃、加藤武、中北千枝子、細川俊夫、小山田宗徳
小心者のダメ社員が重役から押しつけられたのは愛人の後始末。出世のためと引き受けるも、やる事なす事すべてが裏目に──。サラリーマン縦社会の犠牲となる男の末路を描いた異色コメディ。小林桂樹は冷酷な上司を巧みに演じる。 ▲
3月20日(水) 〜23日(土)
1963年(S38)/東宝/白黒/102分
■監督:岡本喜八/原作:山口瞳/脚本:井手俊郎/撮影:村井博/美術:浜上兵衛/音楽:佐藤勝 ■出演:新珠三千代、江原達怡、田村奈巳、横山道代、太刀川寛、中丸忠雄、平田昭彦、東野英治郎
大手洋酒メーカーに勤める平凡な会社員・江分利満氏のささやかな日常生活──。山口瞳の直木賞受賞作を映画化。小林桂樹が原作者そっくりの扮装で、戦中派中年男の哀れさと可笑しさをほれぼれするほどみごとに演じきった。 ▲
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