上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
2月23日(日) 〜25日(火)
1955年(S30)/新東宝/白黒/98分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©国際放映
■監督・脚本:清水宏/原作:下村湖人/撮影:鈴木博/美術:鳥居塚誠一/音楽:斎藤一郎 ■出演:木暮実千代、望月優子、花井蘭子、竜崎一郎、池内淳子、中山昭二、大沢幸浩、市毛勝之、友山幸雄、渡辺四郎
里子にだされていた次郎は、生家に帰っても肉親になじめず衝突を繰りかえす──。下村湖人の長篇小説二度目の映画化で、乳母に望月優子、実母に花井蘭子、継母に木暮実千代。主人公の成長と母親たちとの絆が描かれる。 ▲
上映スケジュール
2月23日(日) 〜29日(土)
1961年(S36)/大映東京/カラー/93分 ※16mm
©KADOKAWA 1961
■監督・脚本:島耕二/脚本:松本昭典/撮影:小林節雄/美術:山口煕/音楽総指揮:山田耕筰/音楽:大森盛太郎 ■出演:渚まゆみ、前田賢一、和波孝禧、片山明彦、三宅邦子、目黒幸子、千田是也、清水昭
悪いことなら何でもやるというハイティーン娘が、盲学校生徒のコーラスを聞き今までの自分を反省、子どもたちに生の音楽を届けようと奔走する──。山田耕筰氏も本人役で出演。名曲『赤とんぼ』にのせて贈る感動の音楽映画。 ▲
2月26日(水) 〜29日(土)、3月4日(水) 〜7日(土)
1959年(S34)/松竹大船/カラー/94分
©1959 松竹株式会社
■監督・脚本:小津安二郎/脚本:野田高梧/撮影:厚田雄春/美術:浜田辰雄/音楽:黛敏郎 ■出演:佐田啓二、久我美子、笠智衆、杉村春子、三宅邦子、沢村貞子、設楽幸嗣、島津雅彦、泉京子、三好栄子
郊外の新興住宅地を舞台にした小市民喜劇。両親にテレビをねだるものの相手にされず、だんまりストを決行する幼い兄弟──。他愛のないいたずらや大人たちの日常会話を通して、庶民の生活がいきいきと浮かびあがる。 ▲
2月26日(水) 〜3月3日(火)
1961年(S36)/ニュー東映東京/カラー/146分
©東映
■監督:田坂具隆/原作:近藤健/脚本:成沢昌茂/撮影:飯村雅彦/美術:下沢敬悟/音楽:佐藤勝 ■出演:有馬稲子、伊藤敏孝、木暮実千代、三國連太郎、小宮光江、東野英治郎、神田隆、千秋実、織田政雄
寂しがり屋で暴れん坊だが、やさしさと勇気あふれる元太少年。最愛の母を病気で失いながらも、周囲の人々の激励のなか明るく元気に生きていく──。ひたむきな姿が笑いと涙を誘い胸をあたたかく包む、名匠・田坂具隆監督作品。 ▲
1957年(S32)/桜映画社/白黒/51分 ※16mm
©桜映画社
■監督:青山通春/原作:筒井敬介/脚本:片岡薫/撮影:木塚誠一/美術:山崎正夫/音楽:芥川也寸志、草川啓 ■出演:伊吹友木子、船津たかひで、田中よしのり、浦辺粂子、トニー谷、忍節子、伊東健
いたずら大好きなタッちゃんとお兄ちゃんが、お母さんの留守中にひきおこす色々な出来事。無邪気な幼い日々、子どものみがもつ溌剌さ、ユーモア。ベネチア国際映画祭児童映画展グランプリに輝いた初期桜映画を代表する一本。 ▲
3月1日(日) 〜3日(火)
1955年(S30)/芸研プロダクション/白黒/84分 ※16mm ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督・脚本:倉田文人/原作:石井桃子/脚本:村山節子/撮影:小原譲治/美術:山手健/音楽:飯田信夫 ■出演:鰐淵晴子、原節子、藤田進、徳川夢声、大泉滉、倉田マユミ、臼井正明、木崎豊、名古屋章
木登りの最中に池に落ちた小学生の女の子・ノンちゃんが、不思議な老人に導かれ「雲の上の世界」を体験する──。天才少女ヴァイオリニストと謳われた鰐淵晴子の銀幕デビュー作。その美貌で日本中の少年たちを魅了した。 ▲
3月1日(日) 〜7日(土)
1960年(S35)/大映東京/白黒/70分
©KADOKAWA 1960
■監督・脚本:井上芳夫/脚本:山崎謙太/撮影:小林節雄/美術:山口煕/音楽:大森盛太郎 ■出演:野添ひとみ、川崎敬三、葉山謙二、小野道子、町田博子、目黒幸子、愛川まゆみ、有川雄、新宮信子、森矢雄二
「ぼくのお父ちゃんがこの家にいます」──新婚家庭に転がりこんだ見知らぬ子どもと若妻の愛情物語。ヒロインに野添ひとみ、その夫に川崎敬三、子役には多くの志願者のなかから葉山謙二ちゃんが抜擢された。 ▲
3月4日(水) 〜10日(火)
1961年(S36)/東宝/パートカラー/102分
©東宝
■監督:稲垣浩/原作:宮口しづえ/脚本:井手俊郎、松山善三/撮影:山田一夫/美術:竹中和雄/音楽:團伊玖磨 ■出演:小柳徹、坂部尚子、三船敏郎、笠智衆、千秋実、夏木陽介、浜美枝、乙羽信子、飯田蝶子
貧乏寺の兄妹が父の再婚でばらばらに。里子にだされた兄のゲン少年は不動明王に語りかけることで孤独を癒す──。原作は第二回未明文学奨励賞を受けた宮口しづえの同名小説。不動明王・三船敏郎の怪演と円谷特撮がおたのしみ。 ▲
3月4日(水) 〜14日(土)
1963年(S38)/東京映画/カラー/94分
■監督:久松静児/原作:高瀬広居/脚本:井手俊郎/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎 ■出演:フランキー堺、池内淳子、松野泉、三木のり平、伴淳三郎、乙羽信子、木暮実千代、大空真弓
団地住まいの放送作家・フランキー堺は、やんちゃ盛りのお転婆娘に手を焼く毎日──。高瀬広居『パパの育児手帳』を原作に、小さな子どもと、その育児にふりまわされる若夫婦の姿を描いたほんわかホームドラマ。 ▲
見出し内写真:『お早よう』1959年/小津安二郎©1959 松竹株式会社
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