上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
3月29日(水) 〜4月4日(火)
1965年(S40)/東宝/カラー/131分
©TOHO CO.,LTD.
■監督・脚本:松山善三/原作・音楽:團伊玖磨/撮影:中井朝一/美術:中古智 ■出演:加山雄三、久保明、児玉清、二瓶正也、真塩洋一、小林桂樹、佐藤允、加東大介、藤山陽子、張美瑶、森繁久彌
敗戦色の濃くなった時勢に陸軍戸山学校軍楽隊に入隊した若者たち。猛訓練の末、戦線に送りだされ熾烈な戦争を体験していく──。作曲家・團伊玖磨の随想『陸軍軍楽隊始末記』を下敷きに松山善三が脚色、演出したヒューマンドラマ。 ▲
上映スケジュール
4月2日(日) 〜8日(土)
1967年(S42)/東京映画/白黒/114分
■監督・脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:小野友滋/音楽:船村徹 ■出演:小林桂樹、北大路欣也、内藤洋子、田村亮、大空真弓、加東大介、原泉、乙羽信子、高峰秀子
社会的に大きな反響を呼びおこした『名もなく貧しく美しく』(1961年)の続篇。前作から十数年後──、大きく成長した息子を主人公に、就職や縁談等、聾唖者夫婦の間に生まれた子供が受ける様々な差別と苦悩、そして救済を描いている。 ▲
1966年(S41)/東宝/白黒/94分
■監督:成瀬巳喜男/脚本:松山善三/撮影:西垣六郎/美術:中古智/音楽:佐藤勝 ■出演:高峰秀子、司葉子、加東大介、黒沢年男、中山仁、賀原夏子、小沢栄太郎
交通事故で息子を失った女が、加害者の家に家政婦として潜りこみ復讐を果そうとする──というサスペンス風の悲劇。脚本は松山善三のオリジナルで、タイトル通り、激化する交通戦争問題をテーマに取りあげている。 ▲
4月5日(水) 〜11日(火)
1976年(S51)/映画「ふたりのイーダ」プロダクション/カラー/110分 ※16mm
©翼プロダクション
■監督・脚本:松山善三/原作:松谷みよ子/脚本協力:山田洋次/撮影:中川芳久/美術:村木忍/音楽:木下忠司 ■出演:上屋建一、原口祐子、倍賞千恵子、高峰秀子、森繁久彌、宇野重吉(声)
夏休みに広島の田舎町を訪れた兄妹が、持ち主だった少女“イーダ”の帰りを待ち続ける不思議なイスに遭遇する──。原爆の悲劇を語りつぐ松谷みよ子の児童文学の傑作を、松山善三監督が大胆かつ繊細に映画化。 ▲
1967年(S42)/東京映画/カラー/100分
■監督・脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:朝倉摂、広瀬五郎/音楽:船村徹 ■出演:舟木一夫、内藤洋子、山中康司、金子勝美、大木徹三、鈴木和夫、中里賢二郎、中野啓介、中野章三
北海道で出会った純朴な若い男女が、幸福な生活を求めて上京するも冷たい都会に翻弄される──。舟木一夫デビュー三周年記念の企画レコード『こころのステレオ その人は昔 —東京の空の下で』をモチーフにした音楽映画。 ▲
4月9日(日) 〜15日(土)
1955年(S30)/東宝/白黒/123分
■監督:成瀬巳喜男/原作:林芙美子/脚本:水木洋子/撮影:玉井正夫/美術:中古智/音楽:斎藤一郎 ■出演:高峰秀子、森雅之、岡田茉莉子、中北千枝子、木匠マユリ、山形勲、加東大介
戦時中、赴任先の仏印で愛人関係にあった男女が、引き揚げ後再会、くされ縁に結ばれて止めどなく堕ちていく様を深々と描ききった珠玉の名篇。結婚を控えた高峰秀子が「これが最後」と密かに引退を決意して臨んだという。 ▲
1973年(S48)/芸苑社/白黒/102分
■監督:豊田四郎/原作:有吉佐和子/脚本:松山善三/撮影:岡崎宏三/美術:小島基司/音楽:佐藤勝 ■出演:森繁久彌、高峰秀子、田村高廣、乙羽信子、杉葉子、篠ヒロコ、市川泉
誰もが迎える「老い」をみつめ、様々な問題を投げかけた有吉佐和子のベストセラーを映画化。認知症を発症し奇行を繰り返す老父と、彼の世話をする嫁。ふたりの日常を、介護問題を越えて、人間そのものの魂のふれあいとして描く。 ▲
4月12日(水) 〜15日(土)
1962年(S37)/東京映画/カラー/98分
■監督・脚本:松山善三/撮影:村井博/美術:村木忍/音楽:林光 ■出演:小林桂樹、高峰秀子、団令子、三木のり平、金子吉延、坂部尚子、桂小金治、西村晃、左卜全、市原悦子、八波むと志
南は九州をふりだしに、自由を求めて日本国中ぶらり旅に飛びだした主人公。二人の子供を道づれに、愉快な事件を巻きおこす──。松山善三監督の文明批判的風刺喜劇。遊び心たっぷりのオープニング、高峰秀子のコメディエンヌぶりも秀逸。 ▲
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