上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
12月18日(日)〜20日(火)
1955年(S30)/日活/白黒/90分 ◯国立映画アーカイブ所蔵作品
©日活
■監督:マキノ雅弘/脚本:八木保太郎、毛利三四郎/撮影:横山実/音楽:松井八郎 ■出演:河津清三郎、北原三枝、森繁久彌、三島耕、田中春男
甲州の大親分・黒駒勝蔵を相手に、秋葉の火祭りの夜に大暴れ! ここに清水一家の誕生という痛快時代劇。東宝「次郎長三国志」シリーズ終了後、マキノ雅弘は日活で次郎長を復活させ『秋葉の火祭り』『天城鴉』の二本を。 ▲
上映スケジュール
12月18日(日)〜24日(土)
1946年(S21)/大映京都/白黒/72分
©1946 KADOKAWA
■監督:松田定次/脚本:小川記正/撮影:川崎新太郎/音楽:西梧郎 ■出演:阪東妻三郎、羅門光三郎、尾上菊太郎、飯塚敏子、原聖四郎、島田照夫
天保八年。上州国定村の忠治は、干ばつに苦しむ百姓たちの窮状をみかねて水門を開けようと尽力する。戦後すぐの阪妻版『國定忠治』は、GHQのチャンバラ禁止令の中、民衆の味方、農民解放のチャンピオンとして登場し大ヒットを記録。 ▲
1961年(S36)/大映京都/カラー/70分 ※16mm
©1961 KADOKAWA
■監督:西山正輝/脚本:浅井昭三郎/撮影:本田平三/音楽:大森盛太郎 ■出演:長谷川一夫、水原弘、三田村元、近藤美恵子、月丘夢路、宇治みさ子
関八州のあちこちに現れ、弱きを助け、悪を挫く正義の男“黒い三度笠”。利根の飯岡宿に彼を待っていたものは──。長谷川一夫が大前田英五郎に扮した股旅もの。水原弘のドスの利いた主題歌も印象的で、国定忠治役で出演も。 ▲
1963年(S38)/東映東京/カラー/94分
©東映
■監督:沢島忠/原作:尾崎士郎/脚本:直居欽哉/撮影:藤井静/音楽:佐藤勝 ■出演:鶴田浩二、高倉健、佐久間良子、梅宮辰夫、月形龍之介
尾崎士郎のベストセラー長篇『人生劇場』、残侠篇に登場する好漢やくざ・飛車角に焦点をあて映画化。主演は鶴田浩二、愛人おとよに佐久間良子、弟分宮川に高倉健という豪華キャストを配して大ヒット。東映任侠路線の嚆矢となった。 ▲
12月21日(水)〜27日(火)
1963年(S38)/東映東京/カラー/96分
■監督:沢島忠/原作:尾崎士郎/脚本:相井一抗撮影:藤井静/音楽:佐藤勝 ■出演:鶴田浩二、佐久間良子、梅宮辰夫、長門裕之、月形龍之介
『人生劇場 飛車角』の好調を受けてつくられた続篇。前作の物語から四年後、務めを終えて出所した飛車角が最愛の女おとよを探すうち、瓜二つの女性と出逢うことから新たなドラマが。佐久間良子が一人二役で熱演を披露。 ▲
12月25日(日)〜27日(火)
1955年(S30)/日活/白黒/96分 ◯国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:マキノ雅弘/脚本:八木保太郎/撮影:横山実/音楽:松井八郎 ■出演:河津清三郎、森繁久彌、北原三枝、水島道太郎、坂東好太郎、本郷秀雄
「次郎長遊侠傳」の第二作。秋葉を逃れた次郎長らは、伊豆の南端・石廊崎へ。島破りをした黒駒の身内・吃安をたたっ斬るか、救うか──。前作の女馬子役で野生的な魅力を発揮していた北原三枝が別人役で再登場、好演をみせる。 ▲
12月25日(日)〜30日(金)、1月2日(月)
1967年(S42)/大映京都/カラー/87分
©1967 KADOKAWA
■監督:三隅研次/原作:子母沢寛/脚本:笠原良三/撮影:牧浦地志/音楽:伊福部昭 ■出演:勝新太郎、近衛十四郎、高田美和、朝丘雪路、小沢栄太郎
盲目のやくざで居合斬りの達人という異色のヒーロー。勝新太郎一世一代の当たり役「座頭市」より、シリーズ後期の中でも出色の第十七作を。No.1剣豪スタア近衛十四郎扮する公儀隠密との宿命の対決に目を奪われる。 ▲
1966年(S41)/東宝、渡辺プロ/カラー/94分
©TOHO CO., LTD.
■監督:坪島孝/脚本:小国英雄/撮影:小泉福造/音楽:萩原哲晶、宮川泰 ■出演:植木等、谷啓、ハナ肇、団令子、浜美枝、高橋紀子、平田昭彦、田崎潤
次郎長ものに人気絶頂クレージーキャッツをあてこんだ爆笑喜劇。特技は縄抜け、ホラ吹き剣法。ギャンブル、宴会お手のもの。植木等扮するC調な追分三五郎が、谷啓の石松と意気投合。赤字続きの次郎長一家の救世主となるのだが……。 ▲
12月28日(水)〜30日(金)、1月2日(月)〜6日(金)
1963年(S38)/日活/カラー/96分
■監督:松尾昭典/脚本:甲斐久尊/撮影:岩佐一泉/音楽:鏑木創 ■出演:高橋英樹、和泉雅子、大坂志郎、石山健二郎、轟夕起子、井上昭文、近藤宏
やくざ稼業を嫌って医師になった二代目が、父の死により組を受け継ぎ、抗争の真っ只中に飛びこんでいく。東映『飛車角』と同年、日活では本作が登場。たちまちシリーズ化され、高橋英樹のスタアとしての地位を決定づけた。 ▲
1966年(S41)/東映東京/カラー/89分
■監督:佐伯清/脚本:山本英明、松本功/撮影:林七郎/音楽:菊池俊輔 ■出演:高倉健、三田佳子、池部良、津川雅彦、芦田伸介、菅原謙二、水島道太郎
東映任侠路線の中でも最強の興行力を誇った「昭和残侠伝」第二作。舞台は昭和初期の宇都宮。渡世の義理で斬ってしまった親分の妻とその幼子の苦境を、刑期を終えた主人公が救うというもの。高倉健&池部良、雪の相傘道行き。 ▲
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