上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
2月5日(日)〜11日(土)
1971年(S46)/東映京都/カラー/90分
©東映
■監督:小沢茂弘/脚本:本田達男/撮影:古谷伸/音楽:渡辺岳夫 ■出演:藤純子、鶴田浩二、木暮実千代、遠藤辰雄、芦屋雁之助、水森亜土、北村英三
ビッグスタアとなった藤純子の「緋牡丹博徒」にかわる新シリーズ。時は大正、舞台は信州。生き別れの母を探しながら、渡世修行の旅を続ける“妻恋いお駒”が、ひなびた温泉街の乗っ取りを企む悪玉一味と闘う。助っ人は鶴田浩二。 ▲
上映スケジュール
1971年(S46)/日活/カラー/86分
©日活
■監督:小澤啓一/脚本:棚田吾郎、小椋正彦/撮影:安藤庄平/音楽:小杉太一郎 ■出演:渡哲也、丘みつ子、沖雅也、今井健二、南原宏治、水島道太郎
揺らぎつつあった日活の屋台骨を支えたのが、渡哲也主演の日活ニューアクション。本作は「無頼」「前科」「大幹部」を経て発表された「関東」シリーズの第一作。白黒写真によるオープニング、渋い主題歌『関東流れ唄』もいい。 ▲
2月8日(水)〜14日(火)
1969年(S44)/日活/カラー/88分
■監督:斎藤武市/原作:藤田五郎/脚本:青山剛/撮影:萩原憲治/音楽:小杉太一郎 ■出演:扇ひろ子、小林旭、江原真二郎、葉山良二、内田良平
原作は「無頼」シリーズの藤田五郎。跡目をめぐる争いで亭主を殺されたヒロインが、耐えて忍んだ末にドスを抱えて殴りこむ。大映の江波杏子、東映の藤純子に続いて、日活からは扇ひろ子が女侠スタアとして登場。 ▲
1971年(S46)/東映京都/カラー/87分
■監督:中島貞夫/脚本:高田宏治/撮影:赤塚滋/音楽:菊池俊輔 ■出演:菅原文太、川地民夫、佐藤友美、三島ゆり子、葉山良二、天津敏、安藤昇
菅原文太と川地民夫のズッコケやくざが、義理にも人情にも縛られず、縦横無尽に暴れまくる。やや落ち目になってきた東映正統派任侠映画のパターンを打ち破るようにしてでてきた新シリーズ。第一作は高田宏治脚本、中島貞夫監督。 ▲
2月12日(日)〜18日(土)
1971年(S46)/東映京都/カラー/103分
■監督:山下耕作/脚本:笠原和夫/撮影:山岸長樹/音楽:渡辺岳夫 ■出演:藤純子、菅原文太、三益愛子、島田正吾、待田京介、遠藤辰雄、金子信雄
一匹狼の女渡世人“上州小政”は、賭場で殺された青年の借金取立てを引き受けるとともに、憐みもあって彼の故郷・宇野へと向かう。菅原文太とのお堀端での会話、三益愛子との一時の親子愛……。名場面多数の、実に美しい一篇。 ▲
1968年(S43)/東映京都/カラー/106分
■監督:マキノ雅弘/脚本:棚田吾郎/撮影:鈴木重平/音楽:木下忠司 ■出演:高倉健、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子、大木実、長門裕之、菅原謙二
賭博禁止令に揺れる明治四十年。罠に陥り刃傷沙汰に及んだ親分は非業の死を遂げ、一家は壊滅状態。残された者たちは雌伏一年、力をあわせて仇を討ちとる……という任侠版「忠臣蔵」。高倉健、鶴田浩二、若山富三郎ほか、堂々たる顔ぶれ。 ▲
2月15日(水)〜21日(火)
1971年(S46)/東京映画/カラー/131分
©TOHO CO., LTD.
■監督・脚本:五社英雄/脚本:田坂啓/撮影:岡崎宏三/音楽:佐藤勝 ■出演:仲代達矢、安藤昇、黒沢年男、栗原小巻、江波杏子、夏八木勲、丹波哲郎
大正天皇崩御、昭和天皇即位と二度に渡る特赦、減刑の大恩典により、四人のやくざ者が出所。鉄道利権をめぐって争う二大組織の抗争に翻弄される。「明るく楽しい東宝映画」が豪華キャストを配して取り組んだ初の任侠映画。 ▲
2月19日(日)〜25日(土)
1972年(S47)/東映京都/カラー/101分
■監督:マキノ雅弘/脚本:笠原和夫/撮影:わし尾元也/音楽:木下忠司 ■出演:藤純子、高倉健、鶴田浩二、若山富三郎、菅原文太、藤山寛美、片岡千恵蔵
美貌と侠気とで評判を集めていた柳橋の鉄火芸者が、父の遺志を継ぎ、火消し「に組」の副組頭に。縄張りを広げようとする悪徳一家に颯爽と立ち向かう。任侠の花・藤純子の引退を記念してつくられたオールスタア大作。 ▲
1971年(S46)/東映京都/カラー/106分
■監督:山下耕作/脚本:笠原和夫/撮影:吉田貞次/音楽:木下忠司 ■出演:鶴田浩二、安田道代、渡瀬恒彦、若山富三郎、水島道太郎、遠藤辰雄、天津敏
かつて深く愛しあった女が、大恩ある親分の妻になるという運命のいたずら。『総長賭博』の名コンビ、山下耕作監督、笠原和夫脚本による任侠映画の愛の名篇。傷ついたヒロインを抱えながら渡っていく血の海の花道、凄絶美。 ▲
2月22日(水)〜25日(土)
1965年(S40)/東映京都/カラー/90分
■監督:加藤泰/原作:紙屋五平/脚本:村尾昭、鈴木則文/撮影:わし尾元也/音楽:菊池俊輔 ■出演:鶴田浩二、藤純子、津川雅彦、丹波哲郎、嵐寛寿郎
やくざ一家の三代目を継ぎ、渡世の掟と、明治の近代化の波の間で苦悩する男。『飛車角』以来、ヒットを飛ばし続けていた鶴田浩二を主演に迎えて、加藤泰が任侠映画に初挑戦。男女の情念をみごとに織りこみ、様式美はさらに磨かれる。 ▲
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