『女探偵物語 女性SOS』写真

(c)東宝

7月25日(水) 〜31日(火)

女探偵物語 女性SOS

1958年(S33)/東宝/白黒/58分

■監督:丸林久信/脚本:若尾徳平/原作:中山保江/撮影:山田一夫/美術:浜上兵衛/音楽:宅孝二
■出演:白川由美、佐原健二、峯京子、土屋嘉男、平田昭彦、中田康子、中丸忠雄、堺左千夫、小沢栄太郎

帝国秘密探偵社に勤務するベテラン女探偵は、とある富豪令嬢が熱をあげている男の素行調査を依頼され──。美女探偵・白川由美が、スケベ男の魔の手から女性を救うべく、体を張って大奮闘。相棒・佐原健二とのコンビネーションも◎。

7月29日(日) 〜8月4日(土)

お嬢さん社長

1953年(S28)/松竹大船/白黒/93分 ※16mm

■監督:川島雄三/脚本:富田義朗、柳沢類寿/撮影:西川亨/美術:梅田千代夫/音楽:万城目正
■出演:美空ひばり、佐田啓二、月丘夢路、大坂志郎、小園蓉子、坂本武、有島一郎、多々良純、市川小太夫、桂小金治

病気の祖父から製菓会社社長の座を譲られた孫娘は、一念発起、悪徳幹部を追い落とし、よい子のための日本一よい会社を目指す──。美空ひばりのハイカラなキャラクターを活かし、歌とレビューシーンをふんだんに盛り込んだ明朗喜劇。

『お姐ちゃんに任しとキ!』写真

(c)東宝

7月29日(日) 〜8月4日(土)

お姐ちゃんに任しとキ!

1960年(S35)/宝塚映画/カラー/90分

■監督:筧正典/脚本:笠原良三/撮影:完倉泰一/美術:浜上兵衛/音楽:神津善行
■出演:団令子、中島そのみ、重山規子、佐藤允、高島忠夫、神戸一郎、江原達怡、佐原健二、野辺小百合、長谷きよみ、黛光

パンチ・ピンチ・センチの三人娘。ピンチが自動車レースの出場権を獲得したのを幸いに、雑誌記者のパンチは取材、ダンサーのセンチはショーの仕事をみつけて東京を出発。西へと向かうお姐ちゃんトリオの珍道中を描いたシリーズ第五作。

『おヤエの身替り女中』写真

(c)日活

8月1日(水) 〜7日(火)

おヤエの身替り女中

1959年(S34)/日活/白黒/54分

■監督:春原政久/脚本:高橋二三/撮影:峰重義/美術:小池一美/音楽:鏑木創
■出演:若水ヤエ子、中村万寿子、藤村有弘、武智豊子、森川信、刈屋ヒデ子、岡村文子、渡辺篤、神戸瓢介、小泉郁之助、弘松三郎

商店街の福引きで温泉旅行をゲットしたおヤエさん。着いた旅館で昔なじみの女性と再会、彼女が故郷に戻る間、身替り女中をすることに──。団体客を呼び込んだり、泥棒を捕まえたりとスーパーマンそこのけの働きぶり、だったが…。

『おヤエのあんま天国』写真

(c)日活

8月1日(水) 〜7日(火)

おヤエのあんま天国

1959年(S34)/日活/白黒/57分

■監督:春原政久/脚本:高橋二三/撮影:峰重義/美術:小池一美/音楽:鏑木創
■出演:若水ヤエ子、柳沢真一、中村万寿子、藤野宏、森川信、小川虎之助、藤村有弘、岡村文子、渡辺篤、堺美紀子、鈴木三右衛門

シリーズ第四作では、可愛い弟の生活を支えるために、旅館の女中からあんまへ転業したおヤエさん。慣れない仕事に四苦八苦、お客もクセ者、てんやわんやの毎日で──。若水ヤエ子&藤村有弘の絶妙なかけあいに注目。

『B・G物語 易入門』写真

(c)角川映画

8月1日(水) 〜7日(火)

B・G物語 易入門

1962年(S37)/大映東京/白黒/79分

■監督:富本壮吉/脚本:桜井康裕、笠原良三/原作:黄小娥/撮影:村井博/美術:井上章/音楽:宇野誠一郎
■出演:田宮二郎、万里昌代、渋沢詩子、宮川和子、加茂良子、大瀬康一、竹村洋介、杉田康、三木裕子

十円玉の易占いにすっかりハマったB・Gたちの前に、独身のハンサム課長が現われ、さあ大変。燃える想いを硬貨に秘めて、現代B・Gは易で勝負する──!?一世を風靡した大ベストセラー、黄小娥の『易入門』を題材にした明朗恋愛篇。

『サラリーガール読本 むだ口 かげ口 へらず口』写真

(c)東宝

8月5日(日) 〜11日(土)

サラリーガール読本 むだ口 かげ口 へらず口

1960年(S35)/東宝/白黒/81分

■監督:岩城英二/脚本:若尾徳平/撮影:小泉福造/美術:小川一男/音楽:馬渡誠一
■出演:佐原健二、白川由美、太刀川洋一、柳川慶子、中島そのみ、野口ふみえ、横山道代、柳家金語楼、江川宇礼雄、森川信、江原達怡

東京駅近くの名門ホテルを舞台に、社長令息・佐原健二と、エレガントで気の利くホテル随一のメイド・白川由美の恋愛を描いたライトコメディ。脇を固める従業員も賑やかな顔ぶれ。なかでもメイドの問題児・中島そのみは抜群の存在感。

8月5日(日) 〜11日(土)

おしゃべりな真珠

1965年(S40)/松竹大船/白黒/87分

■監督:川頭義郎/脚本:馬場当/原作:今東光/撮影:荒野諒一/美術:梅田千代夫/音楽:いずみたく
■出演:伊東ゆかり、島かおり、香山美子、金子勝美、竹村ナナヱ、川津祐介、三上真一郎、早川保、池部良

スチュワーデス、ファッションモデル、雑誌記者、大学進学とそれぞれの夢を叶えた四人の女の子たちが、社会に出てぶつかった異性との問題、セックスの問題をコミカルに描いたもの。「週刊女性」に連載された今東光の同名小説を映画化。

『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』写真

(c)角川映画

8月8日(水) 〜14日(火)

あなたと私の合言葉 さようなら、今日は

1959年(S34)/大映東京/カラー/87分

■監督:市川崑/原作・脚本:久里子亭/脚本:舟橋和郎/撮影:小林節雄/美術:下河原友雄/音楽:塚原晢夫
■出演:若尾文子、京マチ子、野添ひとみ、川口浩、菅原謙二、船越英二、佐分利信、見明凡太朗、潮万太郎

男やもめの父と奔放な妹に挟まれ、なかなか結婚に踏みきれないヒロインは、大手自動車メーカーでバリバリ働くキャリアウーマン。家族関係、仕事と結婚、女性の自立──。若尾文子のメガネ姿も超キュート、爽やかでホロ苦い恋愛喜劇。