5月28日(日) 〜30日(火)
銀座二十四帖
1955年(S30)/日活/白黒/117分 ※16mm
■監督:川島雄三/脚本:柳沢類寿/原作:井上友一郎/撮影:横山実/美術:中村公彦/音楽:仁木他喜雄 ■出演:月丘夢路、三橋達也、河津清三郎、北原三枝、大坂志郎、浅丘ルリ子
美貌の夫人・和歌子は幼い頃、五郎という放浪画家に少女像を描いてもらった。彼との再会を夢みる彼女は、その絵を画廊に持ち込むが。当時の銀座の風景がふんだんにとらえられており、森繁の軽妙な“銀座解説”ナレーションも楽しい。
(c)日活
5月28日(日) 〜30日(火)
1955年(S30)/日活/白黒/117分 ※16mm
■監督:川島雄三/脚本:柳沢類寿/原作:井上友一郎/撮影:横山実/美術:中村公彦/音楽:仁木他喜雄 ■出演:月丘夢路、三橋達也、河津清三郎、北原三枝、大坂志郎、浅丘ルリ子
美貌の夫人・和歌子は幼い頃、五郎という放浪画家に少女像を描いてもらった。彼との再会を夢みる彼女は、その絵を画廊に持ち込むが。当時の銀座の風景がふんだんにとらえられており、森繁の軽妙な“銀座解説”ナレーションも楽しい。
(c)角川映画
5月28日(日) 〜6月3日(土)
1959年(S34)/大映東京/白黒/63分
■監督:阿部毅/脚本:星川清司/撮影:小林節雄/美術:山口煕/音楽:塚原哲夫 ■出演:仁木多鶴子、小林勝彦、金田一敦子、三宅邦子、市田ひろみ
洋裁店のお針子・京子は、人並みに着飾ってみたいという若い娘心から、客のコートをまとって東京タワーへ。そこで一人の青年と知りあうのだが…。完成したばかりの東京タワーを背景に乙女の恋の行方を描いたメロドラマ。
(c)東宝
5月28日(日) 〜6月3日(土)
1962年(S37)/東宝/カラー/95分
■監督・脚本:鈴木英夫/脚本:升田商二/撮影:逢沢譲/美術:竹中和雄/音楽:池野成 ■出演:司葉子、宝田明、水野久美、大塚道子、山崎努、北あけみ、柳川慶子
律子は「西銀広告」の営業ウーマン。製薬会社の新薬の広告予算を探るべく奮闘している最中、ライバル会社の強敵・坂井を知る…。広告代理店を舞台に、たくましく生きる女性の姿を描いた作品。銀座の風俗点出も秀逸。
(c)日活
5月31日(水) 〜 6月6日(火)
1955年(S30)/日活/白黒/115分
■監督:川島雄三/脚本:菊島隆三/原作:井上靖/撮影:高村倉太郎/美術:中村公彦/音楽:黛敏郎 ■出演:月丘夢路、三橋達也、山村聰、三國連太郎、新珠三千代
妻よりも登山が好きな男と、そんな夫に愛想を尽かした女…。冷えきった夫婦生活をおくる男女を軸に描かれる恋愛群像劇。当時の上流階級の生活ぶりが極めてモダンに描かれている。今はなき日活ホテルの姿も貴重。
(c)国際放映
5月31日(水) 〜 6月6日(火)
1961年(S36)/新東宝/白黒/82分
■監督・脚本:石井輝男/撮影:須藤登/美術:宇寿山武夫/音楽:平岡精二 ■出演:吉田輝雄、三原葉子、三条魔子、池内淳子、細川俊夫、沖竜次、鳴門洋二
恋人を殺されたうえに、その容疑者として追われる男。偶然出会った美しい女スリとともに真相究明に乗りだすが…。銀座、新橋周辺でロケされており、街を駆け抜ける吉田、三原の姿が風景にばっちりはまったサスペンス・アクション。
(c)東宝
6月4日(日) 〜10日(土)
1955年(S30)/東宝/白黒/84分
■監督:杉江敏男/脚本:八田尚之/撮影:完倉泰一/美術:村木忍/音楽:米山正夫 ■出演:美空ひばり、久保明、小泉博、藤原釜足、寿美花代、清川虹子、左卜全
美空ひばり主演の歌謡映画。顔に大きなホクロがあるほかは、スタア歌手・美空ひばりと瓜ふたつなトミコ。音痴と父の家出に悩む彼女だったが…。ヒロインは、東京の真中を走るバスの見習車掌。当時の風景が思う存分楽しめる。
(c)東宝
6月4日(日) 〜10日(土)
1955年(S30)/東宝/白黒/109分
■監督:丸山誠治/脚本:菊島隆三/撮影:玉井正夫/美術:小川一男/音楽:斎藤一郎 ■出演:志村喬、夏川静江、岡田茉莉子、加東大介、三船敏郎、藤木悠
家庭のことを一切顧みず、仕事一筋に生きるプロ野球監督・島村。そんな彼が一ヶ月の出場停止を命じられ…。井の頭線など登場するのも楽しいが、家族の様子や生活がこまやかに描写されているのもよい。
(c)東宝
6月7日(水) 〜 13日(火)
1962年(S37)/東宝/白黒/99分
■監督:久松静児/脚本:堀江史朗、樫村三平/原作:壺井栄/撮影:飯村正/美術:清水喜代志/音楽:斎藤一郎 ■出演:香川京子、白川由美、田村奈己、大沢健三郎、小泉博、津島恵子
都心から離れた郊外の早乙女家。両親はすでになく、長女初子が嫁いでからは、次女松子が母代わりをつとめているが、三女梅子、末娘の竹子は、ゆがんだ方向に走りがちな中学生の弟に心を痛めている…。