上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
©TOHO CO.,LTD.
1月20日(水) 〜26日(火)
1958年(S33)/東宝/カラー/100分
■監督:杉江敏男/脚本:井手俊郎/撮影:完倉泰一/美術:村木忍/音楽:神津善行 ■出演:司葉子、宝田明、白川由美、草笛光子、小泉博、淡路恵子、団令子、河津清三郎、浪花千栄子、柳永二郎
バーの女給と金持ちのプレイボーイが恋に落ちるが、二人の前に大きな壁が立ちはだかる。司葉子&宝田明による哀愁メロドラマ。「ニコライ堂映画」といえるほど、駿河台の大聖堂が度々登場する。 ▲
上映スケジュール
©KADOKAWA 1951
1月24日(日) 〜26日(火)
1951年(S26)/大映東京/白黒/104分 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
■監督:吉村公三郎/原作:獅子文六/脚本:新藤兼人/撮影:中井朝一/美術:今井高一/音楽:仁木他喜雄 ■出演:小野文春、木暮実千代、京マチ子、大泉滉、徳川夢声、英百合子、山村聰、藤原釜足
仕事を辞め、家庭も飛びだしたロマンチスト中年・五百助が探し得た自由の世界とは──。御茶ノ水橋下のホームレス集落をとりあげた獅子文六の大ヒット新聞小説の映画化、今回は大映版を上映。 ▲
©1952 松竹株式会社
1月24日(日) 〜30日(土)
1952年(S27)/松竹大船/白黒/90分 ※16mm
■監督:川島雄三/原作:宮崎博史、北町一郎、鹿島孝二/脚本:柳沢類寿/撮影:西川亨/美術:中村公彦/音楽:木下忠司 ■出演:日守新一、英百合子、井川邦子、幾野道子、紙京子、高橋貞二
八人の子どもを抱える真面目一筋の会計課長が、給料遅配に立ち向かうサラリーマン喜劇。昭和八年開店のデパート、日本橋高島屋が登場するのも興味深い。屋上で飼われていた象の「高子」も映される。 ▲
©日活
1960年(S35)/日活/カラー/83分
■監督:牛原陽一/脚本:熊井啓/撮影:姫田真佐久/美術:大鶴泰弘/音楽:小杉太一郎 ■出演:赤木圭一郎、清水まゆみ、葉山良二、渡辺美佐子、金子信雄、近藤宏、内田良平、待田京介、清水将夫
赤木圭一郎がGメンに扮し、国際密輸団に単身潜入、麻薬ルートを粉砕するという日活お得意の暗黒街活劇。羽田空港、東京ステーションホテル、浜離宮恩賜庭園など様々な場所で撮影が行われている。 ▲
©1955 松竹株式会社
1月27日(水) 〜2月2日(火)
1955年(S30)/シネマ・プロデウス・サークル、にんじんくらぶ/白黒/108分
■監督・脚本:家城巳代治/原作:高見順/脚本:椎名利夫/撮影:木塚誠一/美術:平川透徹/音楽:木下忠司 ■出演:有馬稲子、大木実、富田浩太郎、久我美子、水戸光子、山本和子、加東大介、原保美
原作に惚れこんだ有馬稲子が映画化を切望、にんじんくらぶがCPCの協力を得て放った第一回自主作品。浅草のストリップ小屋で働く若い踊子が、真実の愛と健全な生活を求めてさまよい歩く──。 ▲
1964年(S39)/日活/カラー/79分
■監督:森永健次郎/脚本:才賀明/撮影:松橋梅夫/美術:西亥一郎/音楽:渡辺宙明、脇野光司 ■出演:山内賢、和泉雅子、舟木一夫、小高雄二、平田大三郎、木下雅弘、二本柳寛、菅井一郎、東野英治郎
大学のボート部員・山内賢、玩具工場に勤める元不良少女の和泉雅子、幼なじみの青年・舟木一夫。魅力的なキャストによって、青春の多感なドラマが瑞々しく展開される。荒川に架かる戸田橋が何度も登場。 ▲
©国際放映
1月31日(日) 〜2月2日(火)
1953年(S28)/新東宝/白黒/93分 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
■監督・脚本:清水宏/原作:尾崎一雄/脚本:吉村公三郎/撮影:鈴木博/美術:鳥居塚誠一/音楽:大森盛太郎、小沢秀夫 ■出演:佐野周二、島崎雪子、日守新一、宇野重吉、森繁久彌、若山セツ子、千秋実
駆けだし作家と新妻、下落合は通称「もぐら横丁」での貧しくも愉しい日々──。尾崎一雄の『もぐら横丁』『なめくじ横丁』『芳兵衛物語』等一連の私小説を映画化。夫婦と文士仲間、町内の人々が織りなす日常をいきいきと描く。 ▲
1月31日(日) 〜2月6日(土)
1957年(S32)/東宝/白黒/61分
■監督:丸山誠治/原作:石坂洋次郎/脚本:橋本忍/撮影:西垣六郎/美術:浜上兵衛/音楽:伊福部昭 ■出演:藤原釜足、安西郷子、小泉博、宮口精二、中田康子、東野英治郎、千石規子
娘からの仕送りを貯めて上京した田舎の雑貨商。東京見物をして親子水入らずの楽しい日々を過ごした最後の夜、残酷な出来事が二人を待ち受ける──。小品ながら名作の多い東宝ダイヤモンド・シリーズの一本。 ▲
2月3日(水) 〜6日(土)、2月10日(水) 〜13日(土)
1960年(S35)/東京映画/白黒/120分
■監督:豊田四郎/原作:永井荷風/脚本:八住利雄/撮影:玉井正夫/美術:伊藤熹朔/音楽:團伊玖磨 ■出演:山本富士子、芥川比呂志、新珠三千代、乙羽信子、淡路恵子、東野英治郎、宮口精二
隅田川の東、玉の井と呼ばれる赤線地帯で、学校教師の男は娼婦・お雪と出逢う。名作『?東綺譚』を軸に『失踪』『荷風日記』を織りまぜて描いた文芸大作。私娼窟のセットは舞台美術界の巨匠・伊藤熹朔によるもの。 ▲
1 / 2 / 3 / 4