上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
11月24日(日)〜26日(火)
1976年(S51)/東映京都/カラー/85分
©東映
■監督・脚本:深作欣二/脚本:神波史男、田中陽造/撮影:中島徹/美術:富田治郎/音楽:津島利章 ■出演:杉本美樹、川谷拓三、室田日出男、小林稔侍、汐路章
銀行強盗・渡瀬恒彦逃走。それを警官・川谷拓三、因縁のある共犯者の兄・室田日出男が追跡……彼らの執念あふれる逃避行は通りすがりの一般車まで交え、混沌と狂乱の暴走パニックを引き起こす!!深作欣二監督&渡瀬の前代未聞の傑作。(佐藤) ▲
上映スケジュール
11月24日(日)〜30日(土)
1970年(S45)/東映東京/カラー/83分
■監督:鷹森立一/脚本:成澤昌茂/撮影:中島芳男/美術:北川弘/音楽:八木正生 ■出演:谷隼人、大原麗子、集三枝子、賀川雪絵、大信田礼子、辺見マリ
辺見マリの大ヒット曲をモチーフに、夜の世界に生きる男女の青春を描いた艶笑喜劇。渡瀬恒彦は後に伴侶となる大原麗子の彼氏役で、硬軟両面の演技を見せる。金子信雄、小松方正、太宰久雄らセクハラおやじ軍団の存在感が強烈すぎ。(山本) ▲
1972年(S47)/東映東京/カラー/85分
■監督:斎藤武市/脚本:中西隆三/撮影:山沢義一/美術:北川弘/音楽:小杉太一郎 ■出演:千葉真一、池玲子、藤竜也、深江章喜、内田良平、成田三樹夫
千葉真一主演「狼やくざ」シリーズ第二弾。悪辣な暴力組織を相手に、はぐれ者たちの集団が抗争を仕掛ける。千葉のバディ役は日活出身の藤竜也。渡瀬恒彦は三番手で、ピストル型ボウガンを操る永川鉄役。登場は遅いが最後まで活躍する。(山本) ▲
11月27日(水)〜12月3日(火)
1979年(S54)/角川春樹事務所/カラー/139分
©KADOKAWA 1979
■監督:斎藤光正/原作:半村良/脚本:鎌田敏夫/撮影:伊佐山巌/美術:植田寛、筒井増男/音楽監督:角川春樹/音楽:羽田健太郎 ■出演:千葉真一、夏木勲、竜雷太
突如、戦国時代にタイムスリップした二十一名の自衛隊員。戦乱の世から元の時代への帰還を望む者、一旗揚げようとする者。そんな中、反乱分子でもあった渡瀬恒彦は欲望のまま略奪と殺人を繰り返し、狂犬ぶりを炸裂させる!(佐藤) ▲
1971年(S46)/東映東京/カラー/86分
■監督・脚本:山口和彦/脚本:宮下教雄/撮影:仲沢半次郎/美術:藤田博/音楽:津島利章 ■出演:大信田礼子、橘ますみ、集三枝子、賀川雪絵、伴淳三郎
「ずべ公番長」シリーズ第四弾。出所し、仲間と再会する主人公・大信田礼子だが、ヤクザ組織の標的となり、その仲間や家族は理不尽な目に。怒りに立ち上がる礼子と渡瀬恒彦!ワイルド系映画の第一人者・山口和彦監督の演出が冴える!(佐藤) ▲
12月1日(日)〜6日(金)
1971年(S46)/東映京都/カラー/87分
■監督・脚本:鈴木則文/脚本:志村正浩/撮影:わし尾元也/美術:富田治郎/音楽:菊池俊輔 ■出演:菅原文太、野川由美子、梅宮辰夫、南利明、名和宏
菅原文太の人気シリーズ第四弾。「けんか」ではなく「ごろめん」と読む。渡瀬恒彦は不良グループ・東京孔雀団のメンバー、コンドルの鋭次役。文太のバディ・梅宮辰兄ぃが初対面の女性キャラに放つ「いずれ抱かせてもらうぜ」は名ゼリフだ。(山本) ▲
1971年(S46)/東映東京/カラー/89分
■監督:野田幸男/脚本:山本英明、松本功/撮影:稲田喜一/美術:江野慎一/音楽:八木正生 ■出演:梅宮辰夫、菅原文太、山城新伍、安岡力也、潮健児
シリーズ第十一弾。あの手この手でとにかく金を稼ごうとするカポネ団。冒頭から下衆、下品、下ネタ、不謹慎のフルスロットル!まさに山城新伍の劇中のセリフ通り、「活動写真の限界」に挑戦した作品。みんな番長を観て元気になろう!(山本) ▲
12月4日(水)〜10日(火)
1980年(S55)/松竹/カラー/114分
©1980 松竹株式会社
■監督:野村芳太郎/原作:三木卓/脚本:井手雅人/撮影:川又昻/美術:森田郷平/音楽:芥川也寸志 ■出演:十朱幸代、若命真裕子、宇野重吉、中野良子
当時は致死率も高かった難病・破傷風を患った幼い娘。彼女と両親・渡瀬恒彦&十朱幸代の苦闘を、ホラー映画かと見まがうショック演出を交えて描き、観客を恐怖の坩堝に叩き込む。憔悴する渡瀬らの姿に耐え、感動にむけ突っ走れ!(佐藤) ▲
text by 山本俊輔(作家・映画監督)、佐藤洋笑(ライター)
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