■作品解説 1 / 2 / 3
■上映スケジュール / 料金・インフォメーション
協力:東映株式会社、松竹株式会社、角川映画株式会社、株式会社マツダ映画社、プラネット映画資料図書館(神戸映画資料館)、東京国立近代美術館フィルムセンター
【イベントのお知らせ】
下記の日程でトークショーを開催いたします。
- ●10月6日(水) 5:00『唄祭り赤城山』上映後
品川隆二さん(予定) - ●10月17日(日) 3:10『十兵衛暗殺剣』上映後
目黒祐樹さん - ●10月24日(日) 12:50『祇園の暗殺者』上映後
北沢典子さん - ●10月31日(日) 3:00『悪坊主侠客伝』上映後
永田哲朗さん、縄田一男さん - ●11月6日(土) 7:00『忍者狩り』上映前
上野隆三さん(殺陣師)
※それに伴いまして、一部作品の上映開始時間を次の通り変更いたします。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
- 10月17日(日) 5:00『花笠道中』→ 5:20スタート
- 10月31日(日) 5:00『三匹の浪人』→ 5:20スタート
- 11月6日(土) レイトショー
9:00『仁義なき戦い 代理戦争』→ 9:05スタート
近衛十四郎(このえ じゅうしろう)
本名 目黒寅一、のち寅彦。1914年4月10日、新潟県長岡市生まれ。
市川右太衛門プロの研究生から日活を経て、34年に監督・白井戦太郎の勧めで近衛十四郎を名乗り、亜細亜映画『叫ぶ荒神山』で主役デビュー。翌年、大都映画に入社、スターの地位を確立する。36年応集、帰還後も主演を続けるが、大都映画は42年に大映に統合、近衛は舞台実演の地方巡業に走る。同年再応集、46年復員。51年、実演に見切りを付けて東映 『遊侠一代』で映画界復帰、翌年から新東宝で、斬られ役からの再スタートを切る。53年松竹へ、『お役者変化』『八州遊侠伝 白鷺三味線』等で高田浩吉の大敵役を演じてその剣技が認められ、55年『風雲日月双紙』で準主役に、『元禄名槍伝 豪快一代男』で単独主役にカムバックを遂げる。さらに『柳生旅日記 天地夢想剣』等に主演。60年東映に移り、『砂絵呪縛』『柳生武芸帳』『忍者狩り』『十兵衛暗殺剣』等多くの主演作で素晴らしい殺陣を披露する。65年、TVシリーズ『素浪人月影兵庫』の主役に迎えられ、一躍お茶の間の人気者に。原作者のクレームで69年に番組は『素浪人花山大吉』にリニューアル。しかしこの頃、すでに持病が近衛の体を蝕んでいた。約二年間の病気休養後、73年『素浪人天下太平』『いただき勘兵衛旅を行く』の両シリーズで主演するも、76年には芸能界を引退。77年5月24日死去。妻は女優・水川八重子、長男は俳優・松方弘樹、次男は俳優・目黒祐樹。