上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
(c)東映
10月24日(日) 〜30日(土)
1962年(S37)/東映京都/カラー/93分
■監督:佐々木康/脚本:結束信二/原作:五味康祐/撮影:鷲尾元也/美術:吉村晟 ■出演:市川右太衛門、松方弘樹、里見浩太郎、高田浩吉、若山富三郎、東千代之介
映画俳優としてのキャリアを、戦前の市川右太衛門プロ研究生としてスタートした近衛は、東映で共演を果たす。最後の決闘は右太衛門にとっても名場面となった。近衛は正義の旗本・高田左近の前に立ちふさがる剣鬼・蒲生鉄閑を演じる。 ▲
上映スケジュール
1958年(S33)/松竹京都/白黒/98分
■監督:倉橋良介/脚本:中沢信、田辺朝巳/撮影:広田彰三/美術:桑野春英 ■出演:森美樹、瑳峨三智子、市川寿海、川口のぶ、トニ−谷、榎本健一、沢村国太郎、河野秋武
忠臣蔵外伝の人気者、槍の名手・俵星玄蕃(近衛)を『元禄名槍伝 豪快一代男』に次いで再び演じる。この映画でも流れるようなフォームと、驚くべきスピードが素晴らしい。松竹時代劇の俊英だったが、夭折した森美樹が堀部安兵衛役。 ▲
10月27日(水) 〜11月2日(火)
■監督:福田晴一/脚本:鈴木兵吾/原作:柴田錬三郎/撮影:太田真一/音楽:池田正義 ■出演:北上弥太郎、名和宏、花菱アチャコ、瑳峨三智子、福田公子、清川虹子
父を無礼討ちされた庄吉の境遇に同情した浪人・梅津長門(近衛)は、仲間たちと敵の屋敷に乗り込むが、そこには将軍家の落胤・雪姫がいた。柴田錬三郎の原作を得て、近衛は反逆心と恋の間で揺れる無頼の浪人を演じる。 ▲
1964年(S39)/東映京都/白黒/86分
■監督・脚本:大西秀明/脚本:西村政治、河合勝巳/撮影:吉田貞次/美術:桂長四郎 ■出演:東千代之介、北条きく子、千原しのぶ、田中春男、植村謙二郎、三島雅夫、阿部九洲男
“逆手斬り”の元祖であった近衛が、盲目で居合いを使う破戒僧、という役どころで座頭市に逆挑戦した一作。明治を舞台に、やくざ者とかかわったばかりに目を失った南無法華の鉄心(近衛)が、居合いを身につけ復讐を誓う。 ▲
10月31日(日) 〜11月6日(土)
1964年(S39)/東映京都/白黒/85分
■監督:平山亨/脚本:岩上晃/撮影:森常次/美術:川島泰三/音楽:阿部皓哉 ■出演:進藤英太郎、高津住男、三島ゆり子、御影京子、千原しのぶ、吉田義夫、安部徹
東映特撮TVシリーズの名プロデューサー・平山亨の監督作。近衛はここでも豪快な浪人、十一谷孫十郎役。二組のやくざが対立する漁村に流れ着いた三人の浪人。船奉行もからんでの悪事に業を煮やした浪人たちは、村の娘を救う為に……。 ▲
(c)角川映画
1967年(S42)/大映京都/カラー/87分
■監督:三隅研次/脚本:笠原良三/原作:子母沢寛/撮影:牧浦地志/美術:下石坂成典 ■出演:勝新太郎、高田美和、朝丘雪路、中尾ミエ、坪内ミキ子、伊藤孝雄、小沢栄太郎
すでにTVを主戦場としていた近衛が、勝新太郎から懇望されて座頭市と対決。殺陣師を入れずに二人で手順を組んだというラストの剣戟は、勝にとっても近衛にとっても最高峰の出来となった。近衛の役どころは浪人・赤塚多十郎。 ▲
11月3日(水) 〜6日(土)
1964年(S39)/ 東映京都/白黒/87分
■監督:山内鉄也/脚本:高田宏治/撮影:赤塚滋/音楽:津島利章 ■出演:河原崎長一郎、山城新伍、佐藤慶、田村高廣、北条きく子、天津敏
残酷描写を避けない、東映の集団抗争時代劇の一篇。外様大名の取り潰しを狙って放たれた隠密・闇の蔵人に狙われた蒲生家は、和田倉五郎左衛門(近衛)ら浪人を雇い入れる。孤立無援の浪人たちは、死を賭して隠密に立ち向かう。 ▲